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知らない人からの国際電話には何か理由がある

J. Strauss
J. Strauss

週末の早朝,枕元に置いていたiPhoneが鳴り始めました.寝ぼけ眼で画面を見たら,見慣れない番号.それどころか,国番号から始まる国際電話です.+43はAustria.

なんだこれ,間違い電話か.でも国際電話で間違い電話はかけないだろうなと,起き抜け声でしぶしぶ返事しました.

「はろ〜〜」
「ハロー,誰がかけてるのか,分かる?」

なんだって? おちょくってんのか.しらねーよと返事したら,

「公園で携帯,拾ったんだ.この番号,誰のか分かる?」

連絡先に入れてある番号なら,持ち主の名前が出ます.でもその時は番号だけ.連絡先に入って無いんだから,知らない番号だよと伝えて,電話を切りました.

休日だというのに早朝から電話で叩き起こされ,まったくなんだよもーっと不機嫌なままベッドから起きだし,顔を洗ってたら,ふと思い出した.

ウィーン在住で僕の携帯番号を知ってる人は,2人しかいません.その中で連絡先に入ってない人.と言うか,つい先日番号を聞いてたものの,連絡先に整理してなかったのが一人.

即座にさっきの電話にこちらからかけ直し,多分その携帯の持ち主わかるから待っててと伝え,今度は持ち主であろう彼の自宅に電話しました.

「もしもし,あのさ,携帯,落としたろ」
「え?携帯ですか? もしかしたら落としたかもしれませんねぇ」

もしかしたらじゃないから.公園で拾った人が居るから,すぐに自分の携帯に電話してみろと伝えて電話を切りました.おかげですっかり目がさめちゃった.

なんで僕にかかってきたんだろうと不思議に思ったんですが,あれって「リダイヤル」ですね.リダイヤルしてみりゃ,誰か知り合いにかかるだろうから,落し物の持ち主が分かるだろうと.それがたまたま僕の番号だったわけ.スマホだったらパスワード入れないと使えないから,こういう手は使えない.

それはそうと,彼が僕に電話をかけたのは,携帯紛失事件の10日前です.それってつまり,10日間全く携帯は使って無かったってことか.携帯,要らないじゃん.

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踏まないように避けつつ歩くこと

F. Schubert
F. Schubert

道路に埋め込まれたこういうプレート,Hollywood の Walk of Fameでも有名ですが,ウィーンの名声は何と言っても音楽家.楽友協会付近にあるプレートの名前を確認しつつコンサートに向かえば,気分も高揚してくるというもの.

...なーんてね.ハリウッドほどたくさんのプレートは無いので,どっちかと言えば探しながら歩くという感じかも.

ところで日本的あるいは儒教的な感覚なのかもしれませんが,こういう物が地面にあると,ずかずかと上を歩いたり跨いだりするのに躊躇します.シューベルトの名前を踏みつけるなんて,恐れ多くてできません.踏み絵じゃないんだけど.

教会の擦り切れた石の床が,よく見たら墓だったりすることもあります.人を踏んでる訳じゃないけど,その存在を連想させるものの上を人が歩くという感覚には馴染めません.文化の違いなんですかね.

名声の歩道,日本のどこかにもあるのかもしれませんが,夏目漱石だの坂本龍馬だの書かれていたら,避けながら歩くのが大変そうです.

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ビールにはやっぱりBrezel

Brezel
Brezel

ビールのお供の定番,Brezel ブレーツェル,めの字に結んだ形が特徴的ですが,種類はあれこれあって,柔らかい普通のパンっぽいものから,硬いスナックのようなものまで.岩塩がたっぷりかかったもの,さほど塩辛くないもの,色々あります.

ドイツのBaden地方では岩塩の産地が近いせいか,とびっきり塩が効いているのが普通でした.でもウィーンのは塩分控えめっぽい.

めの字パン
めの字パン

こちらは細くてやや硬めタイプ.僕はもうちょっとどっしりした方が好みですが,これはこれで美味しい.

日本のパン屋さんでも稀に見かけますが,何かと嫌われ者の塩分たっぷり,物足りないものが多いです.ドイツで売られている岩塩たっぷりタイプは塩辛すぎるので,ぱたぱたと塩粒を落としたりします.

それにしても,こんな写真ばかり並べてると,毎晩居酒屋で飲んでたように見えてしまって困ります.

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なんでウィーンで焼き肉なんだ

ウィーン出張最後の晩餐に選ばれたのが,韓国料理.なんでウィーンまで来て韓国料理なんだと思われるでしょうが,これがなかなか本格的で美味しいのです.何度か来たことがあるソウルという小さなレストランです.日本人4人の他に,韓国人の友人ちょう(字不明)さんを誘い,焼き肉してきました.

まずはこれ,いわゆるチヂミだと思うのですが,名前が全然違います.パジョンだっけ.ちょうさんは「チヂミなんて食べ物,韓国では聞いたことない」と言っておりますので,なんか混乱してるのかも.

ちぢみ
ちぢみ

さて焼き肉のほうは豚バラに続いて牛のプルコギです.タレにしっかりと漬かった焼き肉が食欲をそそること.白ご飯も出てきて最高です.

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さてさて問題です.この大きな肉は当然切り分けないといけないけど,それは焼く前でしょうか,後でしょうか.

カルビ
カルビ

正解は,焼き上がったらハサミで切る.焼く前に切るんなら,調理場でやってますよね.これは本当に美味しくて,肉を追加しようという僕の提案に反対する人は誰もいませんでした.

ハサミで切る
ハサミで切る

しっかし,ウィーンくんだりまでやってきて韓国料理を食べるの日本人の図は,ちょっと変かも.

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ウィーンで音楽のひととき

楽友協会
楽友協会

ウィーン出張での楽しみと言えばコンサート.ウィーン交響楽団の公演が出張中にあったので,出掛けてきました.

指揮者はLeonidas Kavakos,レオニダス・カヴァコスと読むのでしょうか.名前からしてギリシャの人のようですが,レオニダスと言うと甘ったるいチョコレートを思い出してしまいます.そのせいか,演奏もやや甘い系.

楽友協会
楽友協会

演目はMozartのViolin協奏曲を指揮者自ら弾き振り,BrahmsのHaydnの主題による変奏曲,そして同じくBrahmsの交響曲第4番.魅力的なプログラムです.

このBrahmsの二曲,演奏中に思い出したのですが,ちょっと変わった共通点があります.それは最終楽章がPassacaglia パッサカリアという古臭い形式で書かれていることと,珍しくトライアングルが使われていること.トライアングルが活躍するのは曲の一部だけなので,それ以外はずーっと暇そうにしている打楽器奏者が見どころです.

寝酒
寝酒

コンサート後の飲み会を終えてホテルに戻ってきたのはもう深夜.ちょっと飲み足りないと,営業終了直後のバーへ行ってウィスキーをもらい,部屋に持って帰ってきました.仕事もあと一日.さて,もうひと頑張り.

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健康的な幸運のサラダ

Lucky Salad
Lucky Salad

そういう名前のレシピがあるんでしょうか.ウィーンのレストランのメニューで見かけた Lucky Salad という名前に惹かれて注文してみました.肉食系ディナーが増えがちなヨーロッパ出張で,ちょっと体に優しい食事です.

サイコロ状のものは焼き豆腐.その上に大量のキヌアが散りばめられた,日本と南米のコラボーレーション.サラダがメインコースという,ウィーンではちょっと珍しい健康志向のレストランです.

サラダとは言え量はそれなり.これに大量の白ワインで,とっても健康的な夜を過ごしたのでした.健康的なディナーだったはずなのに,翌朝朦朧として目覚めたのが不思議です.

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ドナウ川の日の出

Donau, sunrise
Donau, sunrise

ウィーンではいつも決まったホテルに投宿していたのですが,そこが突然の値上がり.なので昨年からウィーンの定宿を変えています.夜遊びには少々不便ですが,郊外のホテルに泊まるようになりました.Donau川沿いにあるHiltonのチェーンの一つで,運良く川側の部屋に当たれば,向こう岸から登る日の出を見ることができます.

郊外と言っても,市の中心までは地下鉄で20分もあれば到着します.空港から直行バスがあるので,到着したその日に苦労すること無くチェックインできるのも利点.何と言っても静かな環境が良いです.ジョギングシューズを持ってくれば良かったとちょっと後悔.

ただしアメリカの有名チェーンですので,ウィーンらしくないのが難点といえば難点かも.なんだかアメリカ国内出張してる気分になります.お値段も,普通に泊まったらそこそこいたします(ハイ,普通に泊まってませんから).

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