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乗り継ぎダッシュを眺めながら

昨日の続きと言うのか,その前から。

CDG空港でのチェックインカウンターでのこと。なんとビジネスクラスへアップグレードしてくれると言うのです。でもその手続にすごく時間がかかり,さらに保安検査場で長時間,結局朝食をろくに食べる間もなく搭乗となりました。

そして乗客の乗り間違いの混乱,それからメカニカルトラブルで出発は大幅に遅れます。幸いビジネスクラス,のんびり待っていたものの,離陸しなけりゃ食事もでない。ついに耐えきれず客室乗務員さんに「なんか食べ物ない?」

こっそり持ってきてくれたのが,ポテチとチョコ。でも飲み物は水のみ。

大幅に遅れてSalt Lake City に到着。入国審査はすぐに終わったものの,その後の保安検査場でまた行列です。

僕は乗り継ぎ時間に4時間の余裕を持っていたので心配はなかったのですが,他の乗客は乗り遅れると半パニック。

誰かが

「もう搭乗始まってるんだ。先に行かせてくれ」

と嘆願するも,「みんな同じだよ」とつれない返事。

結局30分ほどかかったでしょうか。通過した人のなかには,即猛ダッシュしてた人もおりましたが,果たして間に合ったのか。

僕のほうはまだ1時間ほど時間あったので,ラウンジへ行き,ちょっと休憩してからゲートへ。長時間待つのは億劫ですが,乗り継ぎダッシュするよりはましです。

先週ありえないことを体験した話

すでに一週間経過しておりますが,パリからの帰国でのトラブルの話。

帰国便搭乗時間となり,普通に流れに乗ってボーディング・ブリッジに向かってたら,後ろから係員さんが追いかけてきて

「そっちじゃない」

え? と引き返すと,何故か搭乗ゲートから2つのブリッジが伸びてます。僕が乗る機体は右なのに,左に進んでたわけ。そんな変な状況,一度も体験したことないですが,それ以上に僕の前を歩いてた人々はどうなったんだろう。

ブリッジからバスへ乗り換え,そこからSalt Lake行きDelta便へ搭乗。その後,変なアナウンス。

「この機体はSeattle行きではありません。間違って乗った人はすぐに申し出てください」

間違って乗った??

なんとアメリカ行き2便の乗客がごちゃごちゃに混じってしまったらしい。そんなのって有り得ますか。普通,搭乗ゲートで確実に乗客確認してるはずなのに。

おかげで出発が大幅に遅れです。その後の話はまた後日。

10月のパリから,ハリケーンやら工事やら

唐突ですがパリに来ています。先週慌ただしく年度末の報告書やらをすませ,土曜日に出発。気兼ねだったハリケーン Ian もAtlantaを少し逸れたようで,その区間は問題なし。でも次の中継地 JFK で余波を受けました。

ハリケーンそのものはもっと西側に移動して弱まっていたものの,天候不順です。離陸できない飛行機でJFKのゲートが埋まり,こちらが駐機できません。

30分くらい待ってようやく降り,乗り継ぎがちとやばいとゲート間を走ったら,パリ行きも遅れてました。

出発遅れること1時間以上太平洋を横断してやっとパリ。

こっから先は慣れたものです。駅に行ってフランス版スイカにチャージし,..とやってみたらなんと使用開始が月曜日。改めてパリ市内までのチケットを別途購入。

と,駅員さんが,ターミナル2Fへ行けと。電車ここから出てるのに?と聞いたら,今日は電車がないからバス乗れって。先に行ってよもう。そうと知ってたらタクシー使ったのに。

バスで路線途中の駅まで移動し,そこから電車に乗り換える臨時システムらしい。いつもより余計に時間かけてやっといつものホテル着。

ここに泊まるのはもう4,5回目だと思いますが,残念ながら今回は眺めの全く無いビル内側向き部屋です。もっとも外向きでも,向かいの建物しか見えませんけどね。

シャワーで旅の疲れを流し,ふとここでまた重要なことに気づきました。こっちのホテルってシャンプー・リンスなかったんだ。

いつもなら小さな容器に入れたリンスを出張に持ってくるのに,すっかり忘れていました。おまけに今日は日曜日,店は閉まってます。

一日くらい髪洗わなくてもいいかと思ったものの,やっぱりなんか痒くなりそう。ついにボディーソープでごしごしやってしまいました。

乾くとどんだけゴワゴワ爆発するのか,現在様子を観察中。

もう初夏の日本へ,労力最小の法則

アメリカ帰国のためには搭乗24時間以内にCOVID検査をしておく必要があります。かなり湿度が高く不快な日です。極力外を移動したくないし,スーツケースを持ち歩く距離は最短にしたい。

国際ターミナルでコロナ検査すればいいのですが,あそこの会場の検査はバカ高い。おまけに国際ターミナルの飲食店はほぼ閉店してるので昼食できない。

おまけに陰性結果が出るまでは,チェックインしてスーツケースを預けることはできません。頭のなかで,羽田空港出発の日のシミュレーションを繰り返しました。

最初に考えたのは,まず国際ターミナルへ行き,そこでスーツケースを一時預かり。手ぶらで第1ターミナルに行ってCOVID検査し,結果を待って国際へ戻る。これならスーツケースの移動はありません。

でも残念ながら国際ターミナルの一時預かりは営業中止中。コインロッカーもありますが,満杯だったら元も子もない。

第二案,真っ先に第1ターミナルまで行き,そこで一旦手荷物預かり。コロナ検査してランチして結果を待つ。陰性もらったら手荷物を受け取って国際へえっちらおっちらバスで移動。コインロッカーの空席状況の心配もありません。

手荷物係へ行き,これ預かってくださいとスーツケースを2つ指差したら,

「そっちにあるコインロッカーのほうが安いですよ」

じゃああなたの存在理由はなに?

近くなって遠くなった日本

今月,やり残したことを片付けにもう一度帰国します。幸い入国はかなり楽になっているようで,もう自主隔離の必要も無いし,羽田から公共交通機関も使えます。入国そのものもファストトラックというのを利用すれば簡略化されるようです。どれくらい時間が短縮されるのか,全く分かりませんけど。

東京-福岡間の移動はさておき,まずは国際線フライトをネット予約。ところが,これがうまくいかないのです。

どうやら毎日は飛んでないっぽい。海外からの入国をまだ日本が制限してるので,乗客は少ないんでしょう。これは仕方ない。

さらに困ったのが乗り継ぎ。どう足掻いてもその日のうちに国際便に乗ることはできず,国内一泊を余儀なくされます。ここを夕方出発し,Seattleに深夜着。そこで一泊して翌朝の羽田行き。

空港内で夜を明かすのは可能らしい。でも座席で寝てたら風邪ひきそう。かと言って空港周辺のホテルに泊まれば,翌日再び面倒なセキュリティチェック。どっちにするか悩み中。長いフライトの前です。やっぱりホテルでしっかりと寝ておくかなあ。

Santa Fe空港で一日一善

長男を迎えにSanta Fe空港へ行ってきました。Los Alamosから車で1時間の荒野にぽつんとある極小空港です。Santa Fe町中まではシャトルがあります。でもLos Alamosへはレンタカーしか手段がありません。レンタカーオフィスも一応ありますが,予約してないと車は厳しいよう。

そんなレンタカー予約のトラブルに遭遇した女性が途方にくれていました。レンタカー屋に問い合わせるも空きは無い。漏れ聞こえてくる会話から行き先はどうやらLos Alamosらしい。

どうせそこへ帰るんです。乗ってく?

案の定,僕の職場へ出張で来てる人でした。1時間かけてLos Alamosまで戻ってきて,彼女のホテルへと案内すると,お金払うから,と。

冗談じゃない,こちとら帰り道です。戸締まり用心火の用心,一日一善。