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冠禍の日本を脱出して禍の国へ到着

福岡空港から成田へ。まずこのチェックインで躓きました。ANAとDeltaは提携していないので,元々通しのチェックインはできないのですが,スーツケースだけはAlbuquerqueまで預けられるはずです。それがうまくいかない。

成田でスーツケースを一旦受け取って再度預けなおす余裕はありません。ANAの職員さんもDeltaに電話をかけるまでしてくれて,なんとかそこはパスしました。

この時期の成田行き,当然ながらガラガラです。この非常事態に海外に飛ぼうなんて人は,あちらへ這々の体で帰国する人くらいなもんです。

成田第一ターミナルの南ウィング,Star Alliance側。全くの無人です。

そして北ウィングSkyteam側も,地上係員が暇そう。不幸中の幸いというのか,いとも簡単にチェックインできました。福岡で預けたスーツケースもちゃんと確認してもらえ,安心してSeattle行きへと乗ることができます。

国際線もご覧の通り,キャンセルだらけです。そんな中,Seattle行き便を飛ばしてくれたDeltaに感謝。乗客はおそらく2割以下だったので,大赤字の筈です。

ところでこのSeattle便が,最後の成田発Delta便だったようです。今後は全て羽田発着になります(そしてその羽田発をキャンセルされた)。

搭乗直前,パイロットさんが搭乗口に現れて最後のスピーチを行いました。今日は記念すべき日であることを伝え,成田の地上係員へ感謝を述べました。機体がボーディング・ブリッジを離れるときは,成田の係員もちょっとばかり感傷的になっていたように思います。

SeattleからSalt Lake City,そしてAlbuquerqueと,キャンセルも無く順調に飛びました。乗客は極端に少なく,機内サービスもありません。でも帰りついただけでも幸運です。

ABQでのレンタカーオフィスに誰もおらず,ちょっと焦ったのが最後のイベント。なんとレンタカー数社の対応をたった一人でやっておりました。それほどまで旅行者がいないということ。まさに異常事態です。

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冠禍での日本滞在,脱出できるか

犬も歩けば棒にあたるくらいなので,人も歩けば黒いものにあたります。なんでこんな所に落ちているのか。なぜここで脱ぐ必要があったのか,どうして黒なのか,妄想は尽きません。

でも妄想している暇はありません。Delta航空から不吉なメール。LAXからABQのフライトがキャンセルになったらしい。でもまあアメリカ国内ならなんとかなります。どこか別の空港を経由する便に自動的に変更になるだろうと,深く考えませんでした。

そして昨日のこと。フライトスケジュールがなんだか変です。土曜日に羽田発だったはずなのに,いつの間にか日曜日の便に変わっています。しかもアメリカ国内便は全く未定。これはひょっとしてやばいんじゃないかと,Deltaに電話しました。

どうやら羽田便はもう無理。急遽成田発に変更してもらい,それに合わせて福岡から成田への便も確保。

成田での乗り継ぎ時間が少ないのですが,贅沢は言ってられません。取り敢えずこのフライトなら家まで戻れそうですが,どうなることやら。

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冠禍での日本滞在,ガラガラのフライト

数日開いてしまいましたが,無事日本へとたどり着いております。なぜブログ更新しなかったのかの理由はおいおい白状するとして,まずはその道中。

コロナウイルスが次第にアメリカにも広まりつつあり,ABQからLAXへのDelta便は驚くほどのガラガラ。小さな機体ながらも,おそらくは1/3程度の乗客。こんなに空席のあるフライトは初めてです。LAX到着後もターミナル内は閑散としております。普段なら国際便乗客でごった返しているのに。

ブランドショップも閑古鳥。店員さんも暇そうです。

羽田行き便を待つ乗客もすごく少なく,これはもしかするとビジネスクラスへのアップグレードできるんじゃないか。実はクーポンを持っていたのですが,当日ぎりぎりに予約したチケットには期待しておりませんでした。

でもダメ元です。ゲート係員に「アップグレード証書を持ってるんだけど」と掛け合ってみたら,

「24時間以上前じゃないと受け付けません。そういうポリシーだから

とけんもほろろ。でもそんなことではへこたれない。だってビジネスクラスキャビンを見たら,本当にガラガラですよ。

搭乗後にチーフパーサーに相談すると,自分は座席変更はできないが何とかしてみようと言われ,掛け合ってくれました。そして …

やってくれましたよ! 24時間前じゃないと駄目だなんて言っといて,やればできるんじゃん。ゴリ押しかもしれないけど。

順調に羽田へと飛び,その後,福岡空港へ。冠ウィルスにピリピリとする羽田に比べると,博多でのマスク率は低めなようで,ちょっと安心しました。

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空から空へと綱渡り

昨晩というより深夜出張先から自宅へ戻ってきましたが,明日朝再び空港へと車を走らせます。いったいいつ仕事をしているのか,いやしてないだろう。

国内便はまだ普通に飛んでいますが,明日は日本帰国便。こちらもDelta航空はまだ大丈夫ですが,Unitedだったらやばかった。

職場では海外出張並びに海外からの訪問客を全てキャンセルするようにという通達が出ました。でも明日の帰国は私用なので問題無し。ただ,一旦あっちに戻ったが最後,アメリカに帰国できない可能性も無きにしもあらず。よしんば戻れたとしても,2週間の自宅待機命令が待ってたりして。

この状況,いったいいつまで続くのやら。4月以後に計画されているあの会議やらこの会議やら,全部キャンセルになるかもしれません。それはそれで仕事が楽になっていいという不謹慎極まりない気分でもあるのですが。

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三段跳びでParis到着

今週月曜日,早朝6時の便でAtlantaへと飛び,そこからさらにWashingtonへ飛んで会議に出てきました。今朝は全く同じ便でAtlantaへ飛び,そこからまずはJFKです。

New Yorkで仕事があったわけではなく,JFKまでは小さなステップ。さらにParisへとジャンプ。

パリ出張はたしか2年ぶりだったはず。その時は新人若手を一人連れて来たのですが,今回は別の新人。ポスドクを終えたばかりの女の子です。Atlantaまでは同じフライトだったものの,そこから彼女は直行でパリ。僕はもう一段階増やして大西洋便搭乗時間を少し減らしました。

直行に乗らなかった理由はそれだけではなくて,パリ到着時間を遅らせる目的も。直行便がパリ到着するのは朝の6時です。そこから日曜朝のパリを放浪したくはありません。もっとも一段階増やしたところで朝8時なので,大して変わりは無いのですが。

CDGで彼女と待ち合わせ,そこから電車で市内へ。まだ朝9時なのでチェックインは無理だろうから,取り敢えず荷物だけ預かってもらおうと思っていたら,なんと入れてくれました。

2年前に泊まったホテルと同じところで,Sorbonneのすぐ近く。ベッドが部屋の70%くらいを占拠していますが,そこはまあパリ,こんなもんです。

ところで電車を降りて駅を出るとき,自動改札機が切符を受け付けてくれません。近くに係員もいなかったので,丁度改札を出ようとしていたご婦人に「ちょっと助けてくれない?」と彼女が出た後について脱出しました。後輩新人は心配そうに眺めておりましたが,

そこはまあパリ,なんでもあり

こういうのを英語でpiggy backと呼びます。どうでもいいけど。

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頼み事されやすい人

世の中には頼み事をしやすい人,しにくい人がおります。別に僕がどっちだという話では無くて,昨日飛行機内で見かけたおじさんのこと。

僕の右隣,通路側に座っておられた初老の男性,年配の御婦人に,スーツケースを上に上げてくれと頼まれました。すでにシートベルトをしていたにも関わらず,嫌な顔ひとつせずに女性を手伝い,再び席についたその男性に,おばあちゃん

「縦じゃなくて,横向きにして」

ちょっと変だったのは,この女性,すぐ近くに座っていた人には頼まず,わざわざちょっと離れてた僕の隣の人に頼んだこと。たまたま目があったのか分かりませんが,瞬間的にこの人なら助けてくれると判断されたんでしょう。

その後フライトの途中,客室乗務員が「何か飲み物は?」と聞かれて,僕の注文を先にするよう促したり,持ってきたグラスを中継してくれたり。なるほど,ご婦人の洞察力に狂いはなかったようです。

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