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倍々だけど半々

年に2回開催される会議と,隔年で開催される会議,その2つが同時進行で同僚と話題になってます。隔週の会議は biweekly meeting,隔月出版だとbimonthly publication。なら隔年は biannual。

biは2とか複とかの意味の接頭語です。車輪が2つあるからbicycle,遠近両用はbifocal。そこまでは単純です。でも biweeklyと来ると,週に2回なのか2週に1回なのかはっきりせず,実際biweeklyには両方の意味があるのです。普通は「隔週」の意味で使われると思うのですが。

そしてbiannual,これまた半年毎なのか隔年なのかはっきりしません。同時に話題になってる2つの会議,隔年と半年毎の両方に使えて楽そうですが,そりゃ混乱します。間違ったら倍々で4倍ですよ。

混乱回避の方法,半年ごとにはsemiannualを使えば確実です。そして隔年はbiennial。アニュアルではなくてエニアル。

ennialという英単語は多分ありません。でもこの単語,実はイタリア語としておなじみの「ビエンナーレ」。隔年開催の美術展。ちなみに三年毎に開催されるのはトリエンナーレ。

とは言え,「来年,またビエンナーレやるからさぁ」なんていう芸術の香り高い言葉は,我々の会話では出てきません。every other yearという身も蓋もない表現を使っております。

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BYOBとCorkage

会議開催時,酒類を出すことは許されません。そりゃビール飲みながらの会議なんて普通はないですが(やったことは何度かありますが),問題はディナー時。ワインの出ないディナーなんて,こちらでは考えられないということです。

そういう場合の一般的なworkaround(解決策)は,キャッシュバーを用意してもらうこと。飲みたい人だけ,そこで自分で買ってくる方式です。

別の解決策,それはBYOB, Bring Your Own Booze,最後のBはBottlesでもBeverageでもBeerでも良いんですが,要するに酒の持ち込み。最近,安いワインを10本ほど貰ったので,それを来週のSanta Feのディナーへと持ち込もうと企んでおりました。

ホテル側からOKを貰っていたのです。但しその場合,Corkageを取られるとか。コルケージ,何と訳せばよいのか分かりませんが,抜栓料?

もちろんこれも会議予算からは捻出できませんので,自腹で払うつもりでいたら,昨日ディナー会場から連絡。BYOBはやっぱり不可だって。ホテル側がワインを正規に購入して,それを提供する必要があるんだとか。

実は同じホテルで,かつてBYOBをやったことがあるのです。なのでできるはずと思ったのですが,あの時はちょっと裏技を使ったのを思い出しました。ディナー会場に, ホテル最上階のペントハウスを使ったのです。客室で客が勝手に飲んでるわけだから,何のお咎めなし。

今回は通常のディナー。残念ながら裏技無し。手持ちの安ワインは数ヶ月かけて,僕が美味しく頂くことにします。

え?数ヶ月じゃなくて,数週間?

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よく考えたら変だった

ウィーン中心に聳えるStephan大聖堂,そのすぐ裏側にあるお茶・コーヒー店Haas&Haas で時々ウィーン土産を買います。今回買ったのはウィスキー入りマーマレードという,ちょっと変わったものです。飲兵衛にぴったりなウィスキー風味,厚切りオレンジタイプも好物です。

早速頂きましたが,味は大体予想通り。ほろ苦いマーマレードにウィスキー味がきいており,これぞ大人の味です。

それにしてもウィーンでウィスキーとは珍しいと,ラベルをしげしげと眺めていると,ふつふつと湧き上がる違和感。

これ,英語ですよね。

なんでドイツ語じゃないんだ。

裏のラベルを見ると,しっかりと Made in Great Britain の文字が。

なんてこったい。ウィーンで英国製品をお土産に買ってしまいました。ま,でも美味しいからいいか。

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どこの舌がそれを言う

飛行機の予約に関してオンラインではできないことがあり,仕方なく予約係に電話。この電話会話がどれだけ楽なものか,苦痛になるか,それは相手次第です。

係員が対応できるまで少しお待ち下さい,の定番アナウンスの後,いかにもハッピーなサポートさんに繋がりました。

はっろ〜,I’m Mike (仮名) from Texas. How can I help you?

顧客対応がこのノリなのはもう慣れました。問題はその英語。電話対応なんだからすっきり明瞭発音のはずなんていう常識は通用しません。このMike(仮名)氏,

おもいっきり,巻き舌!

どこのマイクがそれを言う,みたいな。本人はテキサスって言いましたけど,てっきりジャマイカあたりに電話が繋がったんじゃないかと。

なんとかこちらの要件を伝え,あちらの返事はこちらがリピートして「だよね?」と確認をとりました。いつも不思議に思うんですが,ああいう英語に苦労するのは自分の英語力の問題? それとも他の人たちも困ってるんでしょうか。

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簡潔すぎるのも問題とのこと

ただでさえ他人の名前や顔を覚えるのが苦手なのに,最近面識の無い人とメールすることが続いています。それも100名ほど。

メールの送受信結果を見れば誰と連絡を取ったかは分かるのですが,ここまでくると混乱します。似たような名前もちらほら見かけるし,あちらから馴れ馴れしく「は〜い」と来たりしようもんなら,誰だっけこの人? 実際全く初対面の人でもこのノリ。

以前だったら,なんだかよく知らない人に連絡するのは躊躇したもんですが,今じゃそんなことは言ってられません。こっちも「はーい」なノリでメールを出しまくっております。

ただそんな座学ならぬ座通信を続けていると,本来の横着さがむくむくとなってきて,次第に通信文が短くなってくるようです。「かくかくしかじか,こういうことでミーティングやりたいんだけど,この週は空いてる?」とメンドクサそうなメールが同僚から送られてきました。でもたまたまその週は出張なのでそう返事しておきました。

nope

それがあまりに簡潔すぎてムカついたらしく,同僚氏,それをあちこちで言いふらしてるそうな。

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謎の言語で英会話

夏場,ここの職場に滞在する訪問客が増えます。夏休みに集中的に仕事する大学関係の研究者や学生がやってきて,駐車スペースの取り合いになるのがこの季節。夏でも涼しいというのも,人を引き付ける理由かもしれません。あちこちの州のナンバープレートが駐車場に並びます。

国内のみならず,海外からの訪問者も増えます。建物内で迷子になる人もおり,先日も突然僕のオフィスに見知らぬ人が入ってきたかと思うと,中国語っぽい英語で,

Dr.○○の部屋はどこ?

同じ部門の人らしいのですが,さすがに他分野の人は知りません。専門分野を聞いて,それならあっちの建物に入って聞いてみ,と伝えました。よくよく考えたら,その名前でディレクトリ検索すりゃ,建物とオフィス番号は分かったんですけどね。

さて夕方,駐車場へと歩いて戻っていたときのこと。すぐ隣を歩く数人は,どうやら学生グループらしい。なんやら話しているのですが,全く聞き覚えのない言語です。

何語だろうと気になり,ついつい耳をそばだてるのですが,分かりません。フランス,イタリア,ドイツ,スペイン,ロシア,そういうのなら分かるのですが,全く違うっぽい。聴覚感度を最大限に上げ,一番良く喋ってる女の子の声に注目,いや注耳したら,

あれ? 何喋ってるのか,なんとなく分かる。

知ってる言語? いや,これは …

英語だ!

すんげえなまった英語でした。何訛りとかそんなんじゃなくて,多分元々そんな喋り方。彼女が一人ずっと喋ってる理由が分かりました。おそらく他の学生ら,彼女の会話を理解してない。

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