「英語」タグアーカイブ

今どきの国際会議の風景

小規模な国際会議では,参加者全員が議論に参加することを求められます。当然ながらそこでの戦いは語学力に左右されます。限られた語彙を駆使して大声で主張する人もおられますが,やはりアメリカからの参加者が有利なのは悔しいところ。

僕がそんな会議に参加し始めた当初,皆さん,なんて活発に議論するんだと怖気づいたものですが,慣れて横着さが表に出てくるようになると,参加者を観察する余裕も出てきます。

まず気づいたのが,少ない単語を組み合わせて会話を成立させるタイプ。たくさん喋っているように聞こえて,実は同じ言い回しの繰り返しだったりするのが面白い。一度そういう人の使う単語をノートに書き続けてみたことがありますが,ほぼ20パターン程度で全てだったので驚きです。

ヒアリングは完璧なのに,意見を言う口が重いタイプ。典型的な日本人参加者がこのタイプ。自分の発音を聞き取って貰えないのではないかという躊躇いと,元々主張しない国民性の相互作用。

ヒアリングが覚束ないのに,マシンガンのように英語で発表するタイプ。旧共産圏の方で時たま見かけます。スライドを大量の文字と数式で埋め,息継ぎをしているのかどうかすら分からない速度で喋り続けます。質問に対しては,ねじれの位置関係の回答。

そして最近よく見るパターン。それは議論に参加してるのかどうか,さっぱり分からないタイプ。英会話を聞き取れているのかも分からず,意見も言わない。たまに話題を振られたときは,何か答えるので,聞いてはいるっぽい。でもそれ以外はずっとスマホをいじっております。

興味無いなら会議に出てこなくてもいいのにと思うのですが,そういう愚痴が出てしまうのは,自分がオジサンになった証拠かも。

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ヴ難に発音しておこう

地名の表記に「ヴ」を使わなくなるというニュースを見ました。ヴェネツィアはベネチア,ヴァンクーヴァーはバンクーバー,ヴァージニア州はバージニア。バンクーバーあたりは「うに点々」より普通かも。

「風の谷のナウシカ」にヴ王ってのが出てきますが,あれをブ王に書き換えると,なんだかブサイクなイメージ。

確かに地名のカタカナ表記って難しく,僕はもっぱらアルファベット表記を使います。それでも英語綴と現地語綴が異なる場合も多くて困ります。典型的なのがViennaとWien。

ヴィエンナは英語ですが,ウィーンは言ってみりゃドイツ語表記を英語読みしたようなもの。普通に書くとヴィーン。もしヴを使わないとなると,ビーンで,豆?ってなっちゃう。

逆にWを含む日本の固有名詞は,ドイツ系の人にヴになりがちです。川崎のバイクなんて,きっとカヴァサ〜キでしょう。お互い様ってことで。



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ドライフルーツ,ウェット練習

どうもこの手の写真を撮るのが下手っぴです。もっと美味しそうに撮影できたらいいんですが,テーブルの上に置いてiPhoneでピッと撮るだけですからねえ。

ドライフルーツなんて昔はレーズンくらいしか意識してなかったのですが,まあ色々とあること。こちらはドライマンゴー。見た目,数の子みたいですけど。

オレンジを輪切りにしたのも好きなんですが,あれって一袋食べてもミカン一個分くらいだし,ちょっと割高感あります。あとミックスナッツの中にたま〜に入ってるドライジンジャー,ついついあれだけ選り分けて食べたり。

ところでdryという単語は乾燥という意味の他に辛口があるのは,某ビール名ですっかり広まりました。でもちょっと変わった用法に dry run というのがあります。予行演習みたいな意味ですが,ドライと付くようになったのは,一説では昔,消防会社が「水なし」でコンテストしたからとか。当然,水ありは wet runとなります。

でもウェットランってまず聞きません。全く無い訳ではないようですが,本番という意味ともちょっと違う。実際に「モノ」使った演習って状況が限られますね。

学生の学会発表練習を内輪でやるのはドライランですが,会議室にサクラを大量に入れて練習するのがウェットランでしょうか。テレビ局だったら,台本もってやるだけがドライランで,カメリハ(?)がウェットなのかな。一人夜中にプロポーズの言葉を練習するのがドライランで,彼女を前に立たせて「これ練習なんだからね」とプロポーズするのがウェットラン。その場で振られそうです。

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大量にみすぼらしい英単語

今日は3月14日のπ day。だからと言って3.14159265358979323846… を元にネタを考えてるわけではありません。ほんとは考えてたんだけど。

先日英文メールを書いていて,「見た目あんまり良くないんだけど」という意味で shabby と書いたんですが,本来はどっちかというと服装がよれよれとか,古い建物とかのイメージの単語です。

不思議なことに「みすぼらしい」という意味の英単語は大量にあります。言語は文化を表す。表現が多いというのは,英語はみすぼらしさに特別な感情でもあるのか。

口語ですが,cheesy とか ratty があります。「ネズミっぽい」はともかく,チーズっぽいのは安っぽいという意味。

seedy,直訳は「種が多い」ですが,これも何故か,みすぼらしい。どっちかというと「あやしげな」のほうかも。

ぼろぼろの意味では ragged をよく見かけます。頭ぼさぼさもこれ。他にも,scruffy, poky, tatty, mangy, dowdy … などなど。

それにしても,種がどうして「怪しげ」になるのか,その繋がりが分かりません。seedyっていうとザクロをイメージするんですが。

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いつもの連中

The Usual Suspectsという最後どんでん返しの映画があります。邦題もそのままユージュアル・サスペクツだったようですが,実際に日本語で言うと何になるかなと気になりました。別に映画の話をしていた訳ではなく,単にこの単語が仕事上の会話で出てきたから。

普通の意味は「思い当たる連中」。いつものやつらとかそんな感じ。映画の中では,いつもの容疑者みたいな意味で使われています。

なんかすっきりした和訳がないかなあと,あれこれ辞書をみていて,おぉ!と膝をぽんと叩きたくなるものを見つけました。

ふだつき

膝,叩いたことありませんけど。

札が付いてるのは,大体悪い方の評判です。良い方は折り紙付き。折り鶴がくっついてるわけではなく,こちらは鑑定書付き。

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単語を知らなきゃ検索できない

もち吉,日本から届きました。おやつを食べる前には手を洗いましょう。という訳でってなんの訳なのかよくわかりませんが,手を清潔にする話。

職場の事務員さんがHand Sanitizerを持ってきました。インフルエンザ防止に使ってね〜,と丸ごと一本。全職員に一本ずつ配ってるのかな。税金の無駄遣いの心配もさることながら,別の心配は指のアトピーです。

痒みが出始めるこの季節,これを使って消毒したらアトピーが酷くならないかと心配で,ネットで検索してみるとこにしました。勿論よわっちい野郎ですので,日本語検索です。

えっと,Hand Sanitizerだから,日本語で. . .

ん? 日本語でなんて言うんだ?

手消毒剤とかじゃないですよね。手の消毒で検索するとマキロンとか出てきます。ビオレは手指の消毒液,これもなんかストレートすぎ。

しゃあないと「ハンドサニタイザー」そのままカタカナで検索してみるとあれこれヒット。そのまんまかい。

でもホントに日本での商品名もハンドサニタイザーですか? 日本語化の努力を放棄してませんか。

ちなみに成分はほぼエチルアルコール。

えっと,つまりアレですよね。酒。しかもかなり度数高そう。一発で酔えるとか考える人,いるんじゃないかと。ふと気づいたら「ハンドサニタイザー + 酔う」とか検索してました。アトピーはどこにいったんだ。


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