「物理」タグアーカイブ

邪宗の学者ぞ彷徨へる

通勤無しの日々となると,フレックどころか完全に時差生活です。たまに朝からネット会議が入りそうになるのですが,

あ〜,その時間,別の会議入ってるんだよね〜」

と適当なことを言って午後を指定。罪悪感も薄れつつある日々ですが,困るのは生活全体が夜型シフトしてしまうこと。

普段から夜型ながらも,一応1時には就寝するようにしていました。それが昨今は2,3時になることもしばしば。もちろん仮想遅刻は極力避けておりますが。ちなみに仕事で夜ふかしですよ。念の為。

でも仕事しつつとは言え,昼間モードとは全く違うのも事実。YouTubeをチラ見しつつ,CD聴きつつ,ワイン飲みつつなので,生産性さほど高くはない。

クラシックの曲は,演奏に大体が30分から1時間かかります。そこそこ長そうですが,これが仕事中となると意外と中途半端。ちょっと集中してたらいつの間にか終わっていて,次の曲を探すために仕事中断せざるを得ません。

勢い選曲はMahler, Brucknerらの巨大戦艦モノが多くなるのですが,もっと便利な曲があります。それは,

J.S. Bach,マタイ受難曲

3時間ものあいだ,流しっぱなしにできます。マタイをBGMに深夜の酒飲み,なんと罰当たりなことでしょう。ま,「宗教は物理」といつも答えておりますし,そもそも罰が当たるのは仏教でしょう。

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さっぱりわかんねえ

Amazon Primeで,何故か大昔の「ルパン三世」を視聴できます。なんとなく懐かしく,深夜寝る前にちょっとずつ見る日々になってしまいました。子供の頃は全く気にも止めませんでしたが,やっぱこれかなり大人路線。

で,その第9話「殺し屋はブルースを歌う」に出てきた秘密のノート。次元大介が「さっぱりわかんねえ」と言って一瞬画面に映るのですが,一瞬でピンと来ました。巻き戻して画面キャプチャ。

グラフは物理の教科書に出てくる原子核の束縛エネルギーの図。式も物理関係のものです。で,そこに書かれた文字

したがってサンマ一匹のネダンは

こんな一瞬のコマで,よくまあこういうネタを仕込むもんだ。

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なんの先生?

友人らと町中の小さなカフェでランチしていたときのこと。突然全く知らないおじさんがテーブルへとやってきて,僕に話しかけてきました。

「お前は物理を教えてるの?それとも音楽?」

友人らとの会話が物理関連だったと思うので,それを聞いてそっち関係のグループと思ったんだろうとは思います。でも何で音楽?

大学じゃないから教えはしないけど物理だよ,と答えたら,なんか市民講座的な質問をちらほらされた後に,おじさん,去って行きました。

で,何で音楽?

隣の友人に「音楽って言ったよね。なんでだろ」と聞いてみるも,彼も首をかしげています。彼が言うに,僕がどっかでピアノを弾いてたのを見てたんじゃないかと。でも知らない人の前で弾くことって全く無いんですよね。もしかしてうちの近所の人だったのかな。

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突然の高速英会話

「やっとドアが開いてた」

と,学生風お兄ちゃんがオフィスに入ってきました。なんでも僕の部屋のドアはいつも閉まっていて,不在がちなんだとか。会議に行ってることはありますが,ドアは大概開けっぱなしだけどなあ。

それはともかく,彼,自分は○大学の△で,□教授の学生で … と矢継ぎ早に自己紹介,それも超早口です。□の部分はなんとか聞き取ったものの,油断してたものだから,大学と名前はさっぱり。

聞き返すのも何だし,□先生の部分から○大学は推測,名前はこっそりと名札を見ました。

どうやら夏季研修で来ている博士課程の学生のようです。僕に用事があるとは思えなかったのですが,ほんとうに僕のところへ挨拶にきたっぽい。自分の仕事について超早口で語り始めたのでたまらない。

こういうときは,こちらがゆっくり話すことでスピードダウンを誘導できます。でも物理を熱く語り始めたら止まらないタイプには通用しなかった。

しばしば議論に付き合った後,「いまから会議あるから」とお引取り願いました。で,会議に行くふりして,ドアをぴっちりと閉める。

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あそこの教授なら全員知ってる

もうずいぶん昔にリタイアされた物理学者から,ちょっとした用件で電話がありました.この人,Honoluluでリタイア生活を満喫してる癖に,何故か未だにちょこちょことうちの職場で見かける不思議な人.

この日の電話はCaliforniaから.旅費はどっから出てるんだろうと気になりますが,とにかく普段からテンションが高い人です.この日もだ〜〜〜〜〜っと一方的に話が進み,さて電話を切ろうと思ったら唐突に,

「そうそう,お前んとこの息子,ハワイにいるんだって?

何処でそんな話を聞いたのやら.

「そうですよ.HonoluluのHawaii大学に通ってますよ」

「誰んとこで勉強してるんだ? 俺はあそこの物理の教授は全員知ってる」

「いやうちの息子,物理やってないんだけど」

・・・・

なんか気まずい空気のまま,電話が切れましたとさ.

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何でもできる人なんていないです

物理学者ってのは少々横柄なところがあって,「物理ができる人間は何でもできる」と平然と嘯いてるのもおります.物理学者に語学やスポーツや料理がダメダメな人だっている状況をどう説明するんだって言ったら,

「やればできるんだよ.やろうとしない人がいるてっだけ」

いやそんなこと言ってたら,なんでもありじゃん.僕だって料理は,やればできるんです.

今日の会議でも,半ば冗談ではありますが,

「せまーい分野の専門家より,新しいことにチャレンジできる人の方が良いんだ.ま,俺は物理学者だから何でもできるけどな」

さらに,その場に居た化学に向かって,

「ま,化学者もだいたいのことはできるね」

その隣の数学に「数学しかできないな」とはさすがに言わなかった.

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