「海外」タグアーカイブ

混ぜこぜコインが増える理由

コインいろいろ
コインいろいろ

パソコンに取り込まれたスマホの写真を眺めていると,どうしてこんな写真を撮ったのか,よく覚えていないものがよくあります.これもそんな一枚.多分海外出張前に,現地通貨を探してたときのもの.

几帳面な人なら通貨毎に小分けするんんでしょうが,僕は「凡帳面」ですので,ごちゃ混ぜ.コインだけをきちんと選り分けているところは,まあまあかも.

日本円,ユーロ,ポンド,人民元,あと何が入ってるんだっけ.海外出張での支払いはカードで事足りるのですが,やはり現金,それもコインが少しあったほうが安心です.特に日本出張.成田から電車やバスに乗り継ぐ前に,自販機で緑茶.

最近はユーロコインにもすっかり慣れましたが,海外の硬貨ってとっさに思った金額を出すのが難しい.特に日本には無い2とか20の使い方.45cent出すのに,20cent硬貨を2枚と5centを一つ,こういうのが咄嗟にできないんです.

結果,50centとか1euro硬貨出して,お釣りを貰う.そしてこの硬貨瓶の中が増殖していくわけです.

海外ツアーでのありえない出来事

million dollar bar
million dollar bar

最近は滅多に遭遇しなくなりましたが,ごく稀にパッケージツアーの団体と遭遇することがあります.ホテルロビーに大量のスーツケースが並んでいるので,すぐにそれと分かります.色とりどりの高級スーツケースから,日本の団体と分かります.そんな団体と袖振り合うも多生の縁.

ドイツのとある観光地のホテルで朝食を取っていた時のこと.周りで日本人新婚旅行団体様もお食事されています.おそらくは新婚旅行,他人がつけいる隙間なぞ1mmも無い状況です.

さてそのホテルの従業員さん,制服がちょっと可愛い民族衣装風です.ウェイトレスさんと一緒に記念撮影したいと思ったのか,一人の男性が勇気を振り絞ってウェイトレスに声をかけたまではよかった.

でも,その先が続かない...

片言の英語でなんとか「写真撮らせてください」と言いたいのは,見ていて痛いほど分かったのですが,ウェイトレスのおねえさん,頭に?を浮かべて戸惑った笑いを浮かべるのみ.

新婦の前でかっこいいところ見せようと思ったのか,なんとか英会話しようと頑張っていたようですが,結局話が通じずに諦めてしまいました.

ドイツ語通訳してあげようかとも思ったんですが,やめておきました.だってねー,新婚早々旦那さんのプライドを傷つけちゃいそうで.

JTBの友人から聞いた都市伝説.

新婚旅行のツアーで,途中で体調が悪くなってしまった新婦さんが出たらしい.添乗員が現地の病院に連れていってあげたら,なんとオメデタだったそうです.

添乗員さん,にこにこしながら夫さんに「おめでとうございます.赤ちゃんですよ」と伝えたら,

「え!? それは絶対にありえない!

カナダ人らしさってなんだろう

old bottles

カナダ生まれ,現在はアメリカ国籍のとある大学教授と雑談していた時の話.

彼はカナダ人とアメリカ人の違いが分かると言います.ある研究者の名前を挙げ,「彼は実にカナダ人っぽい」なんて言うんですが,僕にはさっぱりわかりません.

調べてみると,カナダの特徴にこんなのがあるそうです.

  • 救急車よりもピザ宅配が先に到着する
  • スケート場の正面にハンディキャップ用駐車スペースがある
  • 処方箋を受け取るのに病人を店の裏まで歩かせ,健康な人は店正面でタバコが買える
  • ダブルチーズバーガーとLサイズのポテト,それにダイエットコークを注文する
  • 銀行のドアは開けっ放しなのに,カウンターのペンは鎖で繋がれている
  • 価値ある車は野外に放置し,車庫にはガラクタ
  • 留守電を使って,電話に出るかどうかを決める
  • ホットドック用ソーセージは12本入り,でもパンは8本入りで買う
  • Politicsとは,Poli(ラテン語でたくさんの意味)+tics(吸血動物)
  • ドライブスルーのATMに点字が書かれている

よく考えるとジワジワくるのがいくつかあります.でもアメリカの特徴って言っても良さそうなものもありますな.

次は,カナダ人の判別方法.

  • 調味料と言えば,塩コショウ,それにケチャップしか知らない
  • ハロウィン衣装を,防寒着の上に着られるようにデザイン
  • クリスマスシーズンのおもちゃ屋よりも,毎週土曜日のタイヤショップの方が混んでいる
  • 吹雪の中で trick-or-treat
  • 冬場の運転の方が楽(道路の穴が雪で埋まるので)
  • ボタンが8つも付いたネグリジェにソックス姿をセクシーだと思う
  • ローカル新聞は,国内国際ニュースに2ページを割き,ホッケーに6ページ充てる
  • どの葉っぱがトイレットペーパーとして使えるか知ってる
  • -40℃はちょっと寒い
  • 車のトランクを冷凍庫として利用
  • 公式行事には最高の服,高価な宝飾品,それに防寒靴で参加
  • ラバットブルー(カナダのビール)のCMが分かる
  • Hockey Night in Canadaのテーマ曲を聞くと浮足立つ

気温とホッケーのネタばかり.結局カナダ人らしさってのが分からないまま.

郷に入っても郷には従わない

Brusselsにあるとはいえ,そこはアメリカのチェーンホテルMarriott,エレベーターに乗った瞬間に飛び込んで来たのがこのポスターです.

海外に出た日本人が,ふらふらと吸い寄せられるように日本食レストラン入ってしまうのと変わりませんね.フレンチ料理に飽きたアメリカ人も,ベーコンチーズバーガーを食べたいんです.

ちなみにこの写真を見て,一瞬心が揺らいでしまった自分がおります.

将来の夢は公務員?

雲

帰国時,友人との会話で就活の話題が出ました.新卒の就活では無くて転職活動なので,転活とでも言うのかな.

と,ここまで書いて念の為に検索してみたら,転活という言葉は既にあるんですね.老後を如何にすごすかの老活なる言葉も作られているようです.音楽活動なら音活,地域活動なら地活,日々の活動なら日活...これは違うか.

実際,転活は老活まで見据えて考える必要があるようです.国内で転職すれば退職金は減るし,年金もどうなることやら.僕のように海外に出てしまうと尚更ややこしい話になります.国際機関は給与が非課税の所があって実質収入2割り増し,しかも年金がそれなりに付いてくるので,そんな職場を夢見る人もいます.

僕はこういう話題にはさほど興味も無く,国際機関職員がどれくらいの収入を得ているのか等には疎かったのですが,オランダ人の友人にとんでもなく詳しいのがいるんです.さすがオランダ人,お金にうるさい.国際公務員の場合,給与体系は基本的に公開されているようです.

以前,日本の学生さん達の就活の話題で,その公務員人気に驚かされたことがあります.シニア世代になって国際機関への転活も似たような話なのかもしれません.定年前の倒産の心配はありませんからね.

大慌てで出張手続き

クゥの足

7月に予定している海外の会合,まだ先の話だし旅費が予算的に厳しそうだし,出席をずっと保留していました.ところが秘書さんが突然,

「あなた,この会議,出るんでしょう.書類を今日の正午までに出して!」

そんな事言われても,海外出張です,全部すぐに決めるなんて無理.そもそも正式な会合の案内もまだ届いていません.友人からの簡単なメールがあるのみです.

正式な出張申請は後でやるからと,日程と必要経費の大雑把な見積だけを伝え,その場を乗り切りました.

そして友人へ,正式な会議案内はいつ来るのかと問い合わせていたら,とりあえず今はこれしかないと,書類のコピーをスキャンしたものが送られてきました.それがなんとアメリカ大使館への書類.「New Mexicoに生息するLiLAなるものを,会合に出席させてはくれまいか」と外交筋から来てるわけだからびっくりです.

こんな書類のコピー,もらってもいいのかな.と言うか,そんな話をブログに書いてもいいんかいな.ま,日本語だからいっか.