「本」タグアーカイブ

旅をするMajorana

旅をする本

ことの発端は,ある学会誌に掲載された「マヨラナ 消えた天才物理学者を追う」の書評.これは是非とも読みたいと焚き付けられ,書評の著者に… とまあボカして書くこともなくてGonneko先生に,次回帰国したら絶対にこの本を買って帰りますとメールしました.

もともとも英語の本を和訳したものなので,原文で読んでも良いのですが,そこほら,やっぱ日本語で読む方が楽.

そしたら,帰国したときに差し上げます,とのびっくりの返事が来たのです.ありがたく本を東京で受け取り,春のCaliforniaのバーで読みつつ,先週この本はウィーンへと旅立っていきました.

日本→アメリカ→ヨーロッパ,次はまた日本の物理関係の誰かに手渡されるのかもしれません.そうなると世界一周した本,まさに旅をする本なので,ウィーンへのお土産には「旅をする木」も添えておきました.

ところで他にも数冊文庫本や新書を持参したのですが,その中の一冊だけ,

これは家に持って帰れません!

と,職場オフィスに隠している本があるようです.なんかやばい本でも入ってたのかな.

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さらなる学者・研究者相手の新ビジネス

クゥ,顔が保護色
クゥ,顔が保護色

以前,学術業界の欲望に切り込む新商売の話を書きました.楽々論文が出版できますよとか,国際会議にご招待しますよとか(その代わり,お金払ってね).そして最近舞い込んで来るSpamに,新たなる商売を見ました.それは専門書を執筆しないかというもの.

なるほど,学者の栄光と言えば,超有名な雑誌に論文が掲載されること,大きな国際会議に招待されて多くの聴衆の前で喋ること,そして専門書を出版すること.人によっては,テレビに出ることってのもありますかね.

もっとも本の出版は面倒くさいし,時間もかかるので,数はずっと限られます.そこを上手く突いたというのか,そのSpamに書かれていたのは(ハイすんません,読んじゃいました),一つの章だけを分担で執筆しないかというもの.なるほどこれなら負担は少ない.

ただ全く不思議なのが,そもそも何の本なのかさっぱり分からないし,何を僕に期待してるのかも分からない.それどころか,章まるごとあげるから何を書くかを提案してくれというもの.相手選ばずメール出しまくってるのがミエミエ.

おまけに,出版には手数料がかかりますって言うんだから笑います.それって要するに自費出版だよ.

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紙派? 電子ブック派?

ブックエンド
ブックエンド

出張時,バーで読んでいた本に同僚が興味を示しました.僕のは勿論日本語ですが,原本は英語ですので,Amazonにあるんじゃない?と言うと,早速スマホで探していました.

あったあったと言うので,そりゃ良かったねとテキトーに返事しつつ読書続けてると(友人が横に居たって気にしない),

「あ,こっちの方が安い!

ん? どっか他のオンラインショップを見てるのかと思ったら,同じAmazonです.なんのこっちゃと思ったら,

「Kindleより,ハードカバー本の方が$1安い.でも本は全部Kindleで集めてるんだ」

電子ブックの方が嵩張らないので,紙の媒体に郷愁を感じない世代には合理的なんでしょう.でも,たった$1の差に悩むってのはどうなのよ.

ちなみに僕は古いタイプなので,紙の本の方が好きです.iPhoneに青空文庫から古典小説をダウンロードしてバスや飛行機の中で読むこともありますが,何だか読書してる気分にならないんですよね.

 

追記:パソコン画面で楽譜を「読んでる」ことはよくありますんません.

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インタビューは本棚の前

あまおうチロリアン
あまおうチロリアン

学者あるいは識者と呼ばれる人達がテレビでインタビューを受けている時,背景の定番は本棚です.これが昔から気になって仕方ない.

専門書がずらりと並ぶ本棚を前に語る姿には,何とも言えぬ威厳が備わります.文化系の人の場合は大判の古典文学全集があったり,古ぼけた表紙の本が並んでたり.

書類バインダーが雑然と並んでたりするとちょっとガッカリですが,たまに観光ガイドブック(海外出張用に買ったのか)とか一般雑誌が画面に映ったりして,それはそれで人間味あっていいです.

でも学者さんだからと言って,大量に蔵書があるわけじゃないんですよね.理系だったら学会誌のバックナンバーがずらりと並んでるだけだったりするので,そういう場合はパソコンの前で語ってたりしますね.もちろんそんな時はパソコン画面を注視します.あ,この人,こんなソフト入れてる,いけないんだ〜,みたいな.

そんな理系先生の本棚に,つい失笑なものが並んでることがあります.それは講談社のブルーバックスシリーズ.一般の人に科学を分かりやすく伝える有名な新書シリーズですが,大学教授が本棚に並べてちゃだめですよねえ.ちゃんと隠しておかないと.

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スマホで本を読む,天気輪の柱

景品は紙コップ
景品は紙コップ

ふと古典作品を読みたくなることがあり,そんな時に重宝するのが青空文庫.主に著作権の切れた作品を自由に読むことができます.iPhoneで青空文庫の作品を読むアプリもあります.スマホだと読書時間が細切れになりがちですが,短い作品ならさほど苦労もありません.

新しいスマホにして最初にダウンロードしたのが,宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」.本も持ってるんですが,短い作品だし,手始めに読んでみるには丁度良い.

何度も読んだ作品ながら,昔からよく分からなかったのが,天気輪の柱というもの.

勝手妄想しながら読み進めるのですが,何となく山の稜線に立つ通信用の電波塔か,マウナケア山のすばる望遠鏡のイメージを持っていました.

今日になってようやく天気輪を調べてみたら,想像とはまるで違います.マニ車みたいなのかな.

でもこれが宮沢賢治の言う天気輪の柱かどうかは定かでは無いようです.だったら別にジョバンニが丘の上の電波望遠鏡の袂に寝転がっていたと思ってても,間違いじゃないんだ.

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Amazon Marketplaceで買った専門書が届きました

old book

Amazon Marketplaceでvery goodと太鼓判を押された専門書が,今日配達されました.恐る恐るパッケージを破いてみたら,見た目本当に綺麗です(なんでこんなにぴっちりとビニールで封印してるんだ,まるで往年のビニ....).

40年以上前に出版された本なので,装丁はさすがに古くなっています.背に入った金文字も少々読みづらい.



from library

小口には図書館の蔵書印.どうやらUniversity of California, San Diego, UCSDにあったものらしい.きっと図書館の本を万引きして古本屋に....

とかじゃないですよ.ちゃんと払い下げのスタンプが押されています.



inside

本の中はこのとおり.まるで買ってきたばかりの新刊のようにピカピカです.



book card

それもその筈.裏表紙に残った図書カードを見ると,たったの2回しか借りられていません.

きっと UCSDの学生はこの本を懇切丁寧に扱いつつ館内にて拝読されていたのでしょう.きっとそうでしょう.

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古書を再発見

石表面

昨日Amazonで見ていた古書なんですが,一晩考えた後,コンディションがGoodと書かれた$50のものを買う決断し,再びAmazonを訪れました.

そしたらなんと,GoodとVery Goodが消滅しております.かなり特殊な専門書なのに,一瞬の差で売れてしまったんでしょうか.ショック…

残っているのは例のAcceptableのみ.これを買う度胸は無いなあ.

がっくりしていたら,また残部が増えています.2冊あり,その一方のコンディションはVery Good,おまけに$10ですよ.

迷わずポチりました.また一晩考えてたら消滅するかもしれません.こんなニッチな分野の本を,世の中の人が求めてるなんて.投資目的か?

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