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ご自由にお持ち帰り,ではなかった

ようやく,ですよ。新芽が伸び始め,街路樹の花が咲いて春。今年の冬の長かったこと。天気さえよければTシャツで外を歩けるようになってきました。

でも出勤にはまだジャケット一枚羽織って行きます。おまけに夜の気温が低いこともあり,コタツは出したまま。あと2週間くらいは使うかも。

Santa Feの町中を歩いてると,ふとよい香りが。

歩道に無造作に置かれた古い椅子に巻物。5月なのでやっぱりチマキか,ってことはなくて,どうやらポプリをブーケのようにしてるみたい。何か名前あるんですかね。

もしかしてこれ,ご自由にお持ち帰りくださいなのかな。勝手に持って行っていいのかなとあたりを見回したら,路地に停めたトラックの荷台でおっちゃんがせっせと作成中でした。

開店前だったか,あるいは展示即売なのか,うっかり持って行ったら万引になっちゃうところでした。

10月のパリから,夕方の散歩

まだパリねた,続きます。なんせ写真はあるものの,現地では毎日慌ただしくて写真アップする暇がなかったもので。

とは言え,仕事後ホテルへ戻っても,まだ少し日があります。夕方7時くらいに,近所を散歩したときの写真。

もう何年も同じホテルに泊まってますので,近所の風景は見慣れたもの。でもセーヌ川沿いの散歩コースはお気に入りです。

距離にして3kmほど,小一時間の散歩。ほどほど運動しておかないと,また重たいフレンチディナーが待っております。いや軽く済ませればいいんだけど,なかなかそうもいかず。

10月のパリから,秋の色

例によって(?)食べ物の写真ばかり出してますが,少しだけホテル近くを歩く時間もありました。秋色に染まったパリの写真を幾つかご紹介。

到着初日こそ雨が降ったものの,あとは快晴続き。暑くもなく寒くもない,ほどよい季節のパリ訪問となりました。朝晩は冷え込みましたが,パリにくるならこの時期か5月くらいがベストかも。

コロナ後ようやく再開された,このパリ出張シリーズ,一応隔年ということになっています。回を追う毎に,元気良い若手研究者の比率も増えてきて,今回は僕が最年長だったかも。世代ギャップが気になっております。

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歴史探訪してきました

近所にある国定公園Bandelier National Monument,この日は入場料無料とのことだったので,久しぶりに散策してきました。前回は渡米してすぐだったかも。

こういう崖の縁を歩きます。もちろん手摺なんてありません。ここはアメリカ,なんでも自己責任。

岩の台地の斜面に先住民の遺跡があります。そんなに古いものではなく,鎌倉時代よりも新しいくらい。

オープンタイプの博物館という感じでしょうか。こんな洞窟が住居跡で,自由に中に入れます。中は空っぽですが,何かに使ったのか,壁に穴があったり,暖炉か竈のような跡があったり。

岩の上に無造作に置かれた焼き物の破片。落ちていたものを,誰かが目立つように岩の上に並べたんでしょうか。あるいは管理事務所かも。

国定公園ですので,全ての物は保護されており,持ち出し禁止です。これは珍しいとポケットに入れちゃったらお縄。

台地の上へは,こんな梯子がかけられています。勿論これは現代のもの。ここを登ると360度パノラマが広がるのですが,そんな写真を撮り忘れてしまいました。

代わりに撮ってのが,これ。

ちょっといつもと違う岩肌の色

昨日から雨が降り続いています。今週もずっと天気予報に雨マーク。最低気温も15℃くらいで,少々肌寒い。

午後,雨があがったようで,ちょっとだけ散歩してこようと外に出たら,まだちょっとだけぽつん,ぽつん。

谷から霧が上ってくるのは,雨があがった証拠。

と言いたいところですが,この直後,雨がぱらぱらと降り始めました。傘を持たずに出たので,慌てて家へ戻りました。こりゃしばらくはジョギングもできそうにありません。家で腹筋運動でもするか。

水分はもうすぐやってきます

先週末より少しずつ雨が降り始め,ようやくトレイル散歩が解禁となりました。日曜午後,久しぶりにメサの上の岩場を歩いてみました。

かなり柔らかい堆積岩。カルデラの外輪山に広がった岩が侵食され,こんな不思議な形を見せています。

ゴツゴツ岩が小さな山になったところ。ちょっと怖いけれど,ここをよじ登ります。その向こう側はまた平らな台地。遠くSanta Feの山々を望む。

背後にはPajaritoの山々。あちらから次第に雲が広がってきています。雨になる前に早々撤退。

それにしてもこのトレイル,昨晩雨が降ったはずなのに,その痕跡は全くありません。またたく間に染み込んだのか,谷へと流れてしまったのか。午後の雨が降るのをここで眺めているのもおもしろいかも。谷に降りなければ,水に溺れることもないでしょう。