
まだパリねた,続きます。なんせ写真はあるものの,現地では毎日慌ただしくて写真アップする暇がなかったもので。
とは言え,仕事後ホテルへ戻っても,まだ少し日があります。夕方7時くらいに,近所を散歩したときの写真。

もう何年も同じホテルに泊まってますので,近所の風景は見慣れたもの。でもセーヌ川沿いの散歩コースはお気に入りです。



距離にして3kmほど,小一時間の散歩。ほどほど運動しておかないと,また重たいフレンチディナーが待っております。いや軽く済ませればいいんだけど,なかなかそうもいかず。
例によって(?)食べ物の写真ばかり出してますが,少しだけホテル近くを歩く時間もありました。秋色に染まったパリの写真を幾つかご紹介。
到着初日こそ雨が降ったものの,あとは快晴続き。暑くもなく寒くもない,ほどよい季節のパリ訪問となりました。朝晩は冷え込みましたが,パリにくるならこの時期か5月くらいがベストかも。
コロナ後ようやく再開された,このパリ出張シリーズ,一応隔年ということになっています。回を追う毎に,元気良い若手研究者の比率も増えてきて,今回は僕が最年長だったかも。世代ギャップが気になっております。
近所にある国定公園Bandelier National Monument,この日は入場料無料とのことだったので,久しぶりに散策してきました。前回は渡米してすぐだったかも。
こういう崖の縁を歩きます。もちろん手摺なんてありません。ここはアメリカ,なんでも自己責任。
岩の台地の斜面に先住民の遺跡があります。そんなに古いものではなく,鎌倉時代よりも新しいくらい。
オープンタイプの博物館という感じでしょうか。こんな洞窟が住居跡で,自由に中に入れます。中は空っぽですが,何かに使ったのか,壁に穴があったり,暖炉か竈のような跡があったり。
岩の上に無造作に置かれた焼き物の破片。落ちていたものを,誰かが目立つように岩の上に並べたんでしょうか。あるいは管理事務所かも。
国定公園ですので,全ての物は保護されており,持ち出し禁止です。これは珍しいとポケットに入れちゃったらお縄。
台地の上へは,こんな梯子がかけられています。勿論これは現代のもの。ここを登ると360度パノラマが広がるのですが,そんな写真を撮り忘れてしまいました。
代わりに撮ってのが,これ。
先週末より少しずつ雨が降り始め,ようやくトレイル散歩が解禁となりました。日曜午後,久しぶりにメサの上の岩場を歩いてみました。
かなり柔らかい堆積岩。カルデラの外輪山に広がった岩が侵食され,こんな不思議な形を見せています。
ゴツゴツ岩が小さな山になったところ。ちょっと怖いけれど,ここをよじ登ります。その向こう側はまた平らな台地。遠くSanta Feの山々を望む。
背後にはPajaritoの山々。あちらから次第に雲が広がってきています。雨になる前に早々撤退。
それにしてもこのトレイル,昨晩雨が降ったはずなのに,その痕跡は全くありません。またたく間に染み込んだのか,谷へと流れてしまったのか。午後の雨が降るのをここで眺めているのもおもしろいかも。谷に降りなければ,水に溺れることもないでしょう。