「学会」タグアーカイブ

8ヶ月遅れの雑誌

仕事柄,学会なるものに入っています。日米合わせて3つも入っているので,年会費もそれなりに。日本の方はもう辞めてもよいとは思うのですが,何となく義理で続けています。

学会に入っていると,何か良いことがあるのかと言われると,たいしたことはありません。研究会参加費が割引になるとか,毎月学会誌が送られてくるとか。でもこの学会誌が少々困りものなのです。

何でもオンラインで読める時代になってるのに,未だに日本から印刷物を送ってきます。それも船便なので,届くのは2ヶ月遅れです。おまけに海外発送の追加料金を取られます。学会誌不要というオプションは無いらしく,已む無く毎年少々高い会費を納入。

昨日,職場のメールボックスを見ると,そんな学会誌が届いていました。タイミング的に昨年の11月号が届いたのかなと思ったら,なんと昨年の4月号!?

ぱらぱら眺めて見ましたが,どの記事にも見覚えありません。いくらここが田舎だからって,さすがに郵便が8ヶ月もかかることは無いでしょう。送り忘れてたのを,今になって事務局が気づいたんでしょうか。

でもそれが届いてないことに自分も気づかなかったってことは,要するに真面目に読んで無いってこと。面白い記事でも載ってれば,しっかり読むんですけどね。


Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

忍耐をありがとう

航空機内WiFiを使おうとiPhoneのブラウザを開き,表示されたパスコードを入力すると,この表示.

おそらくは,Thank you for your patience を訳してるんでしょうが,ちょっと変.普通に「しばらくお待ちください」で良さそうなもんですが,それでは「感謝」してないということなんでしょうか.

Thank you for your patient listening (hearing) は講演最後のスライドで見ることがあります.日本語なら「ご清聴ありがとうございました」.もう一回英語に戻すと,Thank you for your attention. まあなんでも良いんですが,研究講演会でこの手のスライドを見ると,なんとなく堅苦しい結婚式のスピーチのようです.

自分は講演最後に何と言って締めくくってるんだろう.あまり記憶にありません.何か言わないと司会の人へバトンを渡せないので,何か一言あるはず.

思うに,英語だと That’s all,日本語なら「以上です」で締めてるっぽい.学会デビュー初々しい学生さんだと「以上で発表を終わります」とか,「以上,○○について□□大学の△△が報告させて頂きました」なんてクドいのも聞きますね.

いやクドいなんて言っちゃいけないか.丁寧な講演です.でもその後に「ご清聴ありがとうございました」まで付けちゃうと,聞いてるこっちにも忍耐をありがとうして欲しいです.

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

せめてスライドくらいは英語で

先日,国際色豊かな職場環境にちょっと触れましたが,今日もそんな話.

最近パリからやってきた新人ポスドク君,パソコンにかじりついて発表用スライドをひたすら修正しています.理由はそれがフランス語で作られていたから.こっちでそれを見せられても理解できる人は少ないので,英訳作業です.

勿論いまどき「スライド」は使いません.コンピュータでのプレゼンですが,まあそこは慣用としてスライド.

日本の学会に参加するときいつも思うのは,やっぱりスライドは日本語なんだなというと.そりゃ観客はほぼ全員日本人です.でも海外の人もぽつぽつといることもあるし,せめてスライドくらいは英語で作っといたほうが親切だと僕は昔から言っておるのです.

そんな話をずっと昔,日本の大学の某右傾センセイに言ったときのこと.子曰わく,英語を世界共通語と考えるのは英米の傲慢である.日本人の研究成果を理解したいなら,日本語を勉強するのが常識である.

まあ日本の学会ならそうかもだけど,最初から英語でスライド作っておけば,国際会議に参加したときに,再利用できるんだけどな.科学技術界隈では実質的に英語中心になってるんだから仕方ない.あのセンセイだったら,海外での発表でも日本語を貫き通すかもだけど.

「頑張って英語でスライドを用意しても,英語が間違ってたら恥ずかしい」なんて言う人もいました.間違ったら恥ずかしい.なんか典型的な...って感じもしますが,スライドに書かれた日本語が間違ってることだってざらにあるのに.

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

おまえ,なんでここにいるんだ

つい先日,大学の後輩(女性)がたまたまこちらの職場を訪問しており,しばし日本語での昔話に花を咲かせておりました.それでふと思い出した案件.

彼女とは10年程前にもSanta Feの学会で会ったことがあります.丁度その時,こちらの別の女性と話していたこともあり,じゃあ三人で晩飯でも食いに行くかという話になりました.一応こちらは地元なので,どっかレストランに案内してやるよ,みたいなノリです.両手に花(?)ってのも悪くない.

さて今夜は何を食べようかなと算段していた時のこと.ふと気がついたら座敷童子が紛れ込んでおります.この業界では珍しくスーツをちょっと崩して着こなし,Jean Renoみたいな無精髭はやした,いかにもなオーラ全開のCalifornia野郎.

知り合いだけど,せいぜい挨拶する程度,一緒に食事するほどの仲ではない.それが,なんでおまえ,ここにいるんだ?しかもいつからいたんだ?

まあ別に悪い奴じゃないし話も面白いので,そのまま4人で食事に行きましたけど,このナンパ野郎,いつもそういうことやってるんでしょうか.物理学会でやるのは効率悪いと思うんですが.

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

勝手に割り当てておいて連絡しない作戦

秋の空
秋の空

とある会合のchairman,つまり座長をやってくれというメールが来ていました.Politically Correct的に,最近ではchairpersonと呼ぶ方が多いかも.やっていいよと二つ返事で返信したのですが,こういう風に事前に問い合わせてくれるのは助かります.と言うのも,事前連絡無しに決められてることが時々あるのです.

小さい会議ならその場でへぇへぇと適当にこなすのですが,大きな会議で事前連絡無しは流石に厳しい.

数百人規模の国際会議に出ていた時のこと.今日は自分の発表も無いしと,いつものラフな格好でホテル内をぷらぷら歩いてたら,友人が,

「そんな格好で座長やるの?」
「ん? 座長? おれ,座長?」
「うん,次のセッショの座長,おまえの名前になってるよ」

プログラムを見せられてびっくり.しっかり自分の名前が印刷されてます.聞いてないよ

大慌てでホテルの部屋に戻り,着替えてネクタイ締めて出てきました.やばかったです.あそこで教えて貰わなかったら,最悪すっぽかしてたかも.これはもしかして,土壇場であたふたする僕を見て笑ってやろうという作戦だったのかも.

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

態度でかい人だったらしい

真っ赤な葉っぱ
真っ赤な葉っぱ

先日New Yorkでやった講演,実はビデオ撮影されていたらしく,おまけにその動画がネットで公開されておりました.聞いてないよ〜.

自分が発表する姿を自分で見る機会なんて,まずありません.怖いもの見たさに動画再生してみると…

いやはや何ともまあ,態度のデカイこと.

発表を始めて最初のうちは,ちゃんと背筋をぴんと伸ばして真面目に喋ってたのです.でも次第に崩れてきます.照明の暑さに上着を脱ぐ,シャツの腕まくりする,髪をばさっとかきあげる.

挙句の果に,演台に片肘をつき,もう一方の腕は腰にあて,「おめーら,わかんのかよ」みたいな横着な態度.

まさか自分がこんな喋り方していたとは.願わくば,この時たまたまそうだったと思いたい.まさか常時こんな講演態度なんじゃないかと,実は気になっています.

それはともかく,あっちの大学教授に,自分の喋る姿は人に見せられたもんじゃないから削除してもらえるかと,それとなく尋ねました.彼の答えは,

“I don’t know.”

なんかやんわりと拒否されたような感じ.

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail