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あれほどパスタは危険だと...

合衆国のレストランでパスタを注文する際には,かなりの覚悟が必要です.

まず米語にアルデンテという単語は存在しません (イタリア語だけど).伸びきった茹で過ぎスパゲッティを涙目ですする羽目になります.しかも半端無い量の大味が延々と続く地獄.

とは言え,レストランのメニューに並ぶハンバーガーやらフィリーチーズステーキ,ピザ(pizzaちゃいますよ,ピザです)にゲンナリしてしまったら,パスタに目が行くのが人情というもの.

それに騙されて,こってりトマトソースと特盛りチーズに,何度食欲を無くしたことか.おまけに,ワイシャツに赤い点々まで貰って.(それは食べ方が下手なだけ).



ペンネ

でも何度失敗しても懲りないのも,また人情.やってしまったのです.ホテルのレストランにあった,何やら聞きなれない名前のペンネ.

出てきたのはこってりホワイトソースなこちら.しかも二人分はありそう.

上にグリーンオニオンが散らしてありますが....あの,繋がってるんですけど.

SBOBBAとは

dead tree

食にうるさい国民は,味に関する罵詈雑言をあれこれと持っているようです.フランス人がAmerican Coffeeを差して言う言葉は,jus de chaussette,つまりソックスジュース.やあねえ.

Sbobbaはイタリアで聞いた言葉.友人は,全然味が無いことを指すと説明していたのですが,あれこれ調べてみるとどうやらもっと酷い言葉らしく,豚さんにあげる残飯とか,ちょっと書くのを躊躇うような意味らしい.

でもこの単語,なんだか語感が面白いですよね.

すぼば!

逆に「美味い!」って言ってるようにも聞こえます.今度どっかのレストランで,ウェイターが恭しく
How is your dinner?
なんて聞いてきたら,笑顔で

Sbobba!

って答えてあげよう.

5月のParisから.寒いです

view from hotel

早朝,パリに到着しました.空港から電車で市内へ移動し,ホテル到着が朝の9時.さすがにチェックイン時間には早すぎると思ってたのに,運良く部屋に入れてくれました.2,3時間休憩した後,そのまま午後からの会議へと出かけました.

パリは雨.ちょっと肌寒いです.上着を持ってきて正解でした.

ちなみにパリとは言っても郊外ですので,ホテルの窓からの眺めはとても殺風景.この写真見て,本当は東京のどっかに潜伏してんじゃないの?なんて勘ぐらないこと.



restaurant

日本から来られている先輩と,男二人で夕食.オシャレなレストランなんですけどね.本当は相手は女性なんじゃないの?とか勘ぐらないように.



rotisserie boeuf

フランスらしく肉です.付け合せはフレンチフライかと思ってたら,マッシュドポテトでした.注文するときに気付いてたら変えて貰ったのになあ(←すっかりアメリカ人).

先輩もコテコテの九州人です.仕事初日だというのに,ビール飲んだ後,ワインボトル一本あけました.よくあることです.

今夜は外食,Blue Window Bistro in Los Alamos

Enchilada

職場に新人さんがやってきたのですが,生憎明日からの出張で行き違いになります.挨拶を兼ねて,一緒に夕食へ出かけました.

とは言っても,レストランの選択肢なんて殆どないLos Alamosです.その中では一番レベルが高いと言われているのが,このBlue Window Bistro

この写真はEnchilada,エンチラーダ.トウモロコシの薄焼きパンに肉などを詰め,チリソースをかけたもの.注文時には,New MexicoのState Questionである

Red or Green ?”

に答える必要があります.もちろん,レッドチリかグリーンチリか,という意味.両方混ぜたければ,”Christmas !”と注文します.



Black Angus Burger

こちらは定番アメリカ料理のハンバーガー.でもご覧のとおり,肉の上にローストされたグリーンチリがNew Mexicoを主張しております.これに慣れてしまうと,グリーンチリ抜きバーガーなんて食べられません.

Vietnamese Dining in Albuquerque

買い物の途中,軽い食事をしようとAlbuquerqueにあるVietnam料理レストラン,Cafe Trangに入りました.アジア食材店のすぐ隣にありますので,この一角はエスニックコーナーなのかな.

一番基本的らしいベトナム風サンドウィッチを注文すると,ウェイトレスさん
「あるかどうか分からないから,聞いてくるわね」
と奥に引っ込んでしまいました.メニューの一番上に書かれてるのに,あるかどうか分からない??

Vietnamese sandwich

ニコニコしながら戻ってきた彼女,在庫?ありとのことなので,これを注文.このフランスパンがパリパリとしてて美味しい.やはり旧宗主国だからかな.

ところで,写真の後ろにあるもの,お分かりでしょうか(水じゃないよ).



てんこもやし

こちら,皿一杯に盛られたモヤシとハーブ.これは一体どうするんじゃいと,辺りを見渡すと…

どうやらスープやヌードルに入れるらしい.



ベトナム風ヌードル

で,スープというかヌードル二種類.こちらは米の麺.エビやらカニやら入っているではなイカ.この上にモヤシをど~んと乗せるわけね.

スープ類はスリーサイズあって,これは一番小さいもの.大学生らしきグループが食べていた巨大どんぶりはLサイズなのかな.



ベトナム風スープ

スパイシービーフスープ...だったっけ.これもSサイズです.ピリっと辛い程度で,どちらかと言えばビーフの甘さがスープに出てます.こういうハーブの香りが効いた料理ってあまり馴染みが無いんですが,ちょっと癖になりそう.

白い塊が浮いています.これ,豚足?! コラーゲンはちょっとパス.


支払いの段になって,さっきのウェイトレスさんの言葉の意味が分かりました.隣にもカフェがあって,サンドウィッチはそっちで売ってるらしい.彼女,隣の店まで買いに行ってくれたんだって.

んで,支払う時,サンドウィッチは会計が別だからと,僕のクレジットカードを勝手に隣の店に持って行ってしまった.疑うわけじゃないけどさぁ,持って行ってしまうのは,ちょっとねえ.