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世代差が大きかった講演会

同じ職場ながらも分野外のグループから講演を依頼されました.かなり基本的な話をお願いされたのですが,どこまで基本に戻ったらよいのか悩み,昨晩遅くようやく講演資料が完成したほど.

結局,教科書レベルまで戻った話をしたのですが,それはそれでよかったようです.なんせ分野違いの方々なので,飛び出す質問も基本的なところばかり.実はそういう質問も答えにくいところがあるのですが,そこんとこはまあなんとか煙に巻きました.

ところで聴衆ですが,かなり年配の方々です.すでに引退されておられるらしい.なんでまた僕なんかに講演を依頼してきたのか不思議だったのですが,話を聞くうちに次第に状況が飲み込めてきました.

一旦は仕事をリタイアしたものの,そのまま隠居生活するには勿体無い.なんせ物理の学位を持つ科学者です.なんと自分らで小さな会社を起こしたらしい.俗に言うSpin-Off.

で,まあ要するに,自分らが培ってきた技術と知識を活かし,現職場から業務委託を受けられれば,ずっとずっと安いコストで仕事を遂行できるではないかと.

シルバー人材センターかよ! いや,良い意味で(重力発電はやらないらしい).

質疑応答時間も恙無く終了し,そんなご年配のお一方から最後に一言,僕自身についての質問を受けました.

「ところで君,ポスドク?

そりゃまあ,あっちから見たら僕なんてまだまだ青二才なのかも.

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ここ間違ってます

新人のポスドク君が,僕の書いたプログラムを読みつつ勉強しています.本来なら他人のプログラムなんて見たくもないもの.でも理論系の研究を理解するのに,コンピュータプログラムは手っ取り早い教科書です.

一応僕自身,コードを書くときは後輩・同僚が読む(かもしれない)ことを前提に書いてはいるのですが,そこは古いタイプの人間,計算効率重視で俄に理解しがたいテクニックを使うのも事実.

そんな変な書き方をした部分を見たポスドク君,僕のところに来ては

「ここ,間違ってますよ」

そりゃ完璧なプログラムなんて存在しないんだから,どっかは間違ってます.でもそこは間違ってないのだ.そんなとき,

「まあ,よ〜く考えてみな」

これも教育の一環です.決して手抜き教育してるんじゃないんだからね.もっとも物理教育って言うよりは,ハッキングテクニックの伝授になっちゃってるけど.

それにしても「間違ってますよ」と言ってくるところ,さすがに西洋人です.日本人だったら畏れ多くて何も言ってこないでしょう.こういうポスドクは伸びそうなので,鍛えてあげよう.

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第一言語が英語とは限らない

ポスドクを採用するにあたって,あれこれ注意事項を言い渡されます.ごく一般的な話ではありますが,仕事をしやすい環境を提供しようとか,コミュニケーションは大事にしようとか,事故には気をつけようとか.そんな中で出てきた話.

国際的な環境です.新たに採用されたポスドクの第一言語が英語とは限らない.普段どおりにペラペラ喋るんじゃなくて,彼ら彼女らがちゃんと理解しているのか,はっきり分かるようなコミュニケーションを心がけましょう.

僕も数か国のポスドクや学生を指導してきました.でも僕の場合は全く逆の立場.ポスドクがNativeだったら,彼ら彼女らが何を言わんとするのか,こっちが理解しなくちゃいけない.逆にこちらが言いたいことがはっきり伝わるように英会話する必要もあり.

まあ普段は何の問題もないのですが,たま〜にすごく砕けた英語を喋る奴(男とは限らない)もいて,あれは困ります.

「こういう計算やったらどう?」
Cool!

オヤジギャクに「さむ!」って言われ気分ですが,こんなのは普通.slang連発されたり,超短縮されたりすると,会話続ける気力を失いがちです.朝,会った瞬間に

はずごー?

ちゃんと日本語喋れよって言いたくなります.日本語じゃないか.

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