「ピアノ」タグアーカイブ

ダンスは踊れない

なぜか唐突にJohann Straussのワルツを弾くたくなることがあります。どんだけワルツやポルカを作曲したのか見当もつきませんが,有名所を集めた曲集を持っており,それをひたすら弾き続ける。今じゃ正月っぽいイメージも醸し出してくれるウィンナ・ワルツですが,夏場に演奏したっていいじゃないですか。

手持ちの譜面は,中学生程度のピアノの腕前で弾けるように編曲されたものです。どうやら作曲家本人の編曲らしく(あるいは当時の編曲職人さん?),ピアノ版で稼ごう … いやいや,ご家庭でも楽しめるようにという配慮でしょうか。

シュトラウスのワルツの中には,後年,超難曲に編曲されたものも存在しますが,そういうのはピアニストがコンサートで技術をひけらかすもの。楽しく家の居間でスイングできれば,それでいいんです。

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送別会なのに家の話題

一年間滞在していた友人が来週帰国です。今日の午後,彼の送別会に参加してきました。本来なら彼の帰国後の仕事のことやらLos Alamos滞在のあれこれが話題になってしかるべき会ですが,このときはなぜか家を買う話ばかり。

たまたま家を買ったばかりというのが二人もいたのが理由ですが,口を揃えて言うのは,空き家が無いということ。売り手市場なんだとか。そう言えばあまりFor Saleのサインを見ません。

それはさておき,変わった土地柄のせいか,色んな家があるようです。

崖っぷちに面した家なんてここでは普通です。家の真ん中を樹木が貫いている家。斜面に建っていて家の中が階段だらけの家。巨大なリビングにグランドピアノが3台,しかもパイプオルガンまであるという家。自宅が教会か?

一番驚いたのが,インドアプールがあるという家。よほど水泳が好きな人なんでしょうか。どんだけ維持費がかかるんだろう,なんて気にしちゃう人にとってそんな家は無縁ですね。

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突然Rameauが弾きたくて

Jean-Philippe Rameauのクラヴサン曲のCDを聴いていたら,突然弾いて見たくなり,楽譜をAmazonで衝動注文してしまいました。簡単に買えるネット通販って,こういうのが良くないです。

それはともかく,Baerenreiter版,これ一冊で多分ラモーのクラヴサン全曲入っている程度の作曲数です。

解説は独仏英で書かれているのですが,曲名はすべてフランス語。曲の日本語解説がどこかにないかと検索したのですが,ラモーの曲ってちょっと通好みなのか,情報は少なめ。

しっかりした編集の楽譜なんですが,困ったことがさらにもう一つ。バロック音楽の楽譜に馴染みがないので,読み方が今ひとつ分からないのです。

左の斜め線とか,(カッコ)とか,なんですか,これ。

斜め線,普通は連打を表しますが,バロック音楽でそれは無いと思います。

カッコ入りの音符って,省略してもいいの?

じゃあ,半カッコは? 気が向いたら弾く?

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深夜のだらだらしたピアノあるある

電子ピアノを買ってからというもの,夜の仕事を終えて寝る前,ちょい飲みしながら弾くことが増えました。音量が絞れるとは言え,派手に鍵盤をぶっ叩くのは流石にうるさいので,もっぱら静かな曲とか簡単な曲です。

楽譜棚から適当に一冊引っ張り出し,がばっと開いてそのページの曲をだらだらと弾くというロシアンルーレットをよくやります。初見演奏になりがちですが,それは弾いてからのお楽しみ。そんなだらけた弾き方をしてるときの,あるある集。

● 弾き始めてから,「あれ,この曲何調だっけ」と,慌てて楽譜左端をチラ見。フラット3つか〜,とか。

● 突如現れるD.S.(ダルセーニョ)に,うわ,セーニョは何処やねんとページめくりまくる。Codaは何処や,もよくあります。

● 曲の途中で調号が変わったのに気づかず,無調性現代音楽へ突入。

● 途中で右手がヘ音記号に変わったのに気づかず...以下略。

● 楽譜をいい加減に譜面台に置くと傾き,しまいにゃ落ちる。

● ページ押さえに別の分厚い楽譜(Beethoven Sonata集)をどさっと置くと,それが譜面台からずり落ちる。

● ふと気づくと,左足を椅子に上げて,半跏思惟像状態。

● 右手がフリーになった瞬間を見計らって,グラスをぐびっ。ただし水害の怖れあり。

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Henleの楽譜を透明シートで補強

以前もやったのですが,透明シートでの楽譜の補強,楽譜が増えてきましたので作業再開しました。とくにこの青っぽい表紙のHenleの楽譜は,お値段結構するくせに表紙の紙がしょぼい。長年使う楽譜ですので,補強が必要です。

使うのはこのConTactという透明シート。このロール一本で楽譜5冊分くらい。作業もだいぶ熟れてきましたし,メモを兼ねて試行錯誤の手順紹介。使用する道具は鋏と長い定規。40cmくらいのがあると便利です。

楽譜見開きのサイズより4cmほど大きめにシートを切ります。厚い楽譜の場合は,背表紙の幅だけ余分に。シートに巻きグセがついてますので少々大変ですが,そこはがんばるしかない。

上の写真のように置いたら,左端からシートの台紙を5cmほど剥がし,台紙にしっかりと折り目を付けます。

左半分を表紙の上へ折返すと,粘着部分が楽譜右端に少し当たりますので,そこをしっかりと貼り付けます。シワが寄ったり,気泡が入らないように注意。

楽譜下側になっている透明シートを引き出して,平らにします。

ここからが腕の見せ所です。定規をシートが表紙に貼られた部分に当てます。すでに剥がされて折り返された台紙を,ゆっくりと引きながら台紙を剥がし,透明シートを表紙に貼っていきます。

台紙を強く引くとシワになります。軽く2cmほど引いたら,手を緩めてシートのつっぱりを緩和し,定規でごしごしと貼り付けていく。粘着力はさほど無く,少しくらいならやり直しできるのでご安心を。

表の表紙を張り終えたら,裏返しに置き,楽譜の上下に下の写真の緑の線のように切れ込みを入れます。

はみ出した透明シートを表紙裏側へ折り込んで貼り付けます。これで表紙完成。

背表紙部分にもしっかりとシートを貼り,今度は裏表紙に上と同様,透明シートを貼っていきます。背表紙部分の貼り付けが緩くなりがちなので注意。

裏表紙に貼り終えたら,表と同様に切り込みを入れ,表紙裏側にシートを折り込みます。背表紙部分に余分な部分が残りますので,それを鋏で切り取ったら完成。

右はシートを貼ったもの。左は新品のシート無し楽譜。色は変わりませんが,粘着ムラはどうしても出てしまいます。まあでも,こうやって補強しておけば,表紙が手垢で汚れることも,ペラ紙表紙が簡単にぼろぼろになることもありません。しかもビニールシートなので,水害にも強い。

なんでピアノの楽譜に水害があるのかというのは,実際にピアノを弾きながら惨事を起こしてしまった人にしか分かりません。

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YAMAHA P-125Bを弾いてみました

昨晩,組み立て終わったヤマハのデジタルピアノP-125Bを深夜弾いてみました。ヘッドホンが無かったので,あまり派手な曲は弾けません。Bachあたりをひっそりと。

キータッチですが,さすがに隣に置いてあるグランドピアノには及ばないものの,アップライトよりはずっと本格的です。こんなサイズなのに,微妙な強弱をちゃんと再現するのは見事。ばりばり弾くような曲だと,やはり物足りませんが,普通の曲なら十分です。

音色は24種類。ピアノ,オルガン,チェンバロ,弦楽器など,それぞれ違ったタイプの音色が数種類。さほど多くはありませんが,これは欲しいというところは,きちんと網羅されています。

チェンバロは微妙なアクションのノイズまで再現されており,かなりリアルです。キータッチは全く違いますが,音だけ聞いてると,本物のチェンバロを弾いてるよう。

おもしろいのが,コーラス。これでBachのフーガの技法を弾いてみると,まるで大合唱団を指揮しているよう。パイプオルガンの音色で平均律のフーガも,まるで教会でオルガンを弾いてるよう。普通のピアノは,音を一旦鳴らすとあとは減衰する一方ですが,オルガンは音が続くので,ちょっと良い気分です。

さて本日。今度は本格的にピアノとして弾いてみましたが,音量もしっかりとあり,音だけ聞けば本物のピアノを弾いてると思われるでしょう。強弱のコントロールはかなり微妙です。普通のピアノよりも,タッチのコントロールの練習になるんじゃないかと思うほど。

ただそこは電子音。楽器内部での反響のようなものは電子的に再現されているので,そこは物足りないのは仕方のないところ。おまけに,すぐ隣にグランドピアノが鎮座しております。

というわけで,まずはヘッドホンを用意して,深夜にしっぽりと酒飲みながら弾くのが自分にあってるようです。

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