「ピアノ」タグアーカイブ

Shostakovich 24の前奏曲とフーガ

J.S. Bachの平均律クラヴィーア曲集にならってShostakovichが作曲したピアノ曲集「24の前奏曲とフーガ」。平均律のようにハ長調から始まって全ての調性を網羅する大規模な作品です。1951年の作曲とのことなので,つい最近じゃないかという感覚を共有してもらえるかどうかで年齢が分かります。

Bachの平均律はハ長調から始まって半音ずつ上がっていくので,3曲目の♯が7個も付く嬰ハ長調で涙目になりますが(変ニ長調で書けよ!),ショスタコの方は♯を一個ずつ増やしていく,ピアノ弾きに優しい設計。

先日ウィーンの楽譜店で楽譜を買ってきました。とりあず全曲,音だけ拾って見ましたが,初見で弾けるレベルから脳内混線起こすレベルまで,難易度様々です。大雑把に言って平均律が弾ければ何とかなるという難しさでしょうか(最難関24番を除く)。

比較的穏やかな雰囲気の曲が多いながらも,その中に厳しい緊張感が感じられます。16番や23番のフーガの響きの美しさは格別です。自分で弾いてるだけじゃこの曲の本当の良さも半減どころか1%くらいに落ちてしまいますので,早速CDを注文しました。

ところでこの楽譜,2巻合わせて8000円ほど。日本の全音でも同じ曲を出版しているようで,そちらはたったの3300円。散財してしまったかも。

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Los Alamos Concert Series, Piano Duo

Los Alamosのコンサートシリーズ ,始まりました。今夜はShai WosnerとOrion Weissのピアノ・デュオです。一曲目は連弾ですが,二曲目は二台ピアノ,どうするのかと思ったら,袖からもう一台Steinwayが出てきました。金持ちやなあと思ったら,借りてきたらしい。

曲目はSchubertの連弾曲Grand Duo D.812とBrahmsのピアノ五重奏曲 Op.34。

ピアノデュオのコンサートなのに,ピアノ五重奏?

ヘ短調の有名な曲ですが,Brahms自身が2台ピアノのためのソナタとして出版したものだそうで,順番的にはこちらの方が先。このソナタが後にピアノ五重奏として出版されたそうです。元々ピアノが目立つ曲なので,2台ピアノ版も全く違和感ありませんでした。

Schubertの方は,そんな曲があるのは知っていましたが,聞いたのは初めてです。例によって終わりそうで終わらない,かなりしつこい曲で,一回聞けばいいかな。

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仕事しない週間

この一週間,いや二週間かも,自宅で仕事していません。普段なら深夜まで何かしているのですが,諸般の事情で充電モード。

まず8月初めに職場のパソコンがお亡くなりになりました。アップデートをインストールして再起動した直後,見たこともない進入禁止マークが画面に表示されました。調べてみたら,これは致命的だと。ち〜ん。

やむなくノートパソコンをメインの仕事用にしているのですが,不便極まりない。新しいものは買ったものの,未だにセットアップが完了しておりません。

それに加え,ここんとこ雑務レベルが急上昇。毎日々々事務所類書きです。なんだか日本に戻った気分ですが,ワープロと表計算の悲しい技術が急上昇中です。

さほど疲れもしない仕事ですが,なんかだらけてしまい,帰宅してもパソコンでだらだらとニュースを読み,深夜頃は電子ピアノで数時間遊んでおります。もちろんワイン飲みながら。

こういう生活も悪くないんですが,楽なのが普通になってしまうのが怖いです。でもま,たまにはいっか。

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地元の小さなランチタイムコンサート

昼時にちょっとした音楽会をやってるらしいことは聞いていたのですが,たまたま昼食しに外出したらそれに行き当たりました。ピアノの演奏会です。

偶然ですがピアノを弾いてる方,実は知り合いです。観客の年齢層はかなり高めかも。途中から入ったのと時間の都合で,10分ほどで退出してしまったのですが,知っていたらじっくりと聞いたのに。

Mozartのピアノソナタを演奏中でした。僕も高校生の頃,第1楽章だけ練習しました。まだ記憶力のよい時期だったので,意外と覚えています。頭の中の楽譜を追いかけつつ聞いていると,突然

あれ?

なんか聞いたこと無い感じになったかと思ったら,唐突に終了。なんだなんだ?

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ダンスは踊れない

なぜか唐突にJohann Straussのワルツを弾くたくなることがあります。どんだけワルツやポルカを作曲したのか見当もつきませんが,有名所を集めた曲集を持っており,それをひたすら弾き続ける。今じゃ正月っぽいイメージも醸し出してくれるウィンナ・ワルツですが,夏場に演奏したっていいじゃないですか。

手持ちの譜面は,中学生程度のピアノの腕前で弾けるように編曲されたものです。どうやら作曲家本人の編曲らしく(あるいは当時の編曲職人さん?),ピアノ版で稼ごう … いやいや,ご家庭でも楽しめるようにという配慮でしょうか。

シュトラウスのワルツの中には,後年,超難曲に編曲されたものも存在しますが,そういうのはピアニストがコンサートで技術をひけらかすもの。楽しく家の居間でスイングできれば,それでいいんです。

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送別会なのに家の話題

一年間滞在していた友人が来週帰国です。今日の午後,彼の送別会に参加してきました。本来なら彼の帰国後の仕事のことやらLos Alamos滞在のあれこれが話題になってしかるべき会ですが,このときはなぜか家を買う話ばかり。

たまたま家を買ったばかりというのが二人もいたのが理由ですが,口を揃えて言うのは,空き家が無いということ。売り手市場なんだとか。そう言えばあまりFor Saleのサインを見ません。

それはさておき,変わった土地柄のせいか,色んな家があるようです。

崖っぷちに面した家なんてここでは普通です。家の真ん中を樹木が貫いている家。斜面に建っていて家の中が階段だらけの家。巨大なリビングにグランドピアノが3台,しかもパイプオルガンまであるという家。自宅が教会か?

一番驚いたのが,インドアプールがあるという家。よほど水泳が好きな人なんでしょうか。どんだけ維持費がかかるんだろう,なんて気にしちゃう人にとってそんな家は無縁ですね。

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