「コンサート」タグアーカイブ

ウィーン市街のクリスマス2011,食べすぎです

Brahms Saal

ウィーン滞在恒例の楽友協会でのコンサートです.今回は室内楽のチケットを買いました.プログラムは少々変っていて,Shostakovichの弦楽四重奏第11番と第12番,それにBeethovenのOp.59/2.Kuechl四重奏団の演奏です.

2006年に同じ演奏家によるRazumovsky第3番を聴きましたが,今回は第2番.期待を裏切らず高い技術の演奏を聴かせてくれました.

Shostakovichの方は生で聴いたのは初めてです.11番はコンパクトで性格的な短い楽章が続く作品.12番はより現代的で,特に第二楽章は非常に重たく複雑です.12音技法も聞こえてきますが,曲クライマックスは調性音楽としてかなり盛り上がります.



cafe in musikverein

コンサート休憩時間は,ここで軽く一杯.僕は白ワインかスパークリングワインを買うことが多いです.

この日は大ホールの方と休憩時間がかち合わなかったため(あるいは,あちらでのコンサートが無かったのか),簡単に注文できました.でも普段はかなり混雑します.誰も一列に並んだりしませんので.



トマトとモッツァレラチーズ

コンサート後は友人らと遅い晩御飯.

まず運ばれてきたのは,モッツァレラチーズとトマト.



料理色々

そして,これだけの料理.スペアリブ,白ソーセージ,舌平目のフライ.底なしにビールを飲んでしまいそうなメニューでしょ.

もちろん一人分じゃないですよ.これは5人で平らげました.



Brezel

もちろん料理だけじゃないですよ.こちらはドイツでお馴染みのBrezelプレーツェル,通称めの字パン.これはでかい.

この塩味がまたビールに合うんです.ウィーンのローカルビールをついついおかわり.

どうやってレストランからホテルに戻ったんだっけな...

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楽友協会コンサート,Cleveland Orchestraの演奏するDoctor Atomic

先週のウィーンの夜の記事にもちらっと書きましたが,海外出張での唯一の楽しみ,コンサートへと行ってきました.

日程の制約があるので,あまりプログラム選択の余地はありません.見つけたのが,Cleveland Orchestraの演奏.はるばるウィーンまで旅して来てそこでアメリカのオケを聴くと言うのは,何だか理不尽な気もしますが.

プログラムは,

  • Carl Maria Weber,Euryanthe(オイリアンテ)序曲
  • John Adamic,Doctor Atomic交響曲
  • Peter I. Tchaikovsky,交響曲第4番

チャイ4ことTchaikovskyの4番の交響曲は比較的ポピュラーな曲ですが,John Adamsの曲は珍しい.

Doctor Atomicは2005年に発表されたオペラに基づく交響曲版で,2007年に発表されています.現代曲ですが,ミニマル・ミュージック系のJohn Adamsの作品なので,比較的耳にやさしい.

とは言えステージにはあれこれと打楽器が並び,冒頭部分はなんだか黛敏郎の涅槃交響曲のよう(作曲家に対してこういう例え話は失礼だけど).

さてそのドクターアトミックことJ. Robert Oppenhimerは,ここLos Alamosの初代所長である物理学者.つまりこのオペラはLos Alamosの歴史についてのもの.

コンサート休憩時間,友人とワインを飲みながら「一列目も思ったほど悪くなかったねえ」などと英会話していたら,突然隣に立っていた女性が「うんうん,私もそう思った」などと言いながらイギリス英語で割り込んできました.彼女の座席は二列目,つまり僕達の真後ろらしい.

彼女にDoctor Atomicを知ってるかと聞いた後,実はオレ達,ロスアラモスから来たんだと白状...いや別にカミングアウトしなくてもいいんだけど,はるばるウィーンくんだりまでやって来て,アメリカのオケ演奏で,Los Alamosの音楽を聴くというのはやっぱり変です.

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ウィーンの夜の過ごし方

Gasthaus Poschl

地元口コミ情報を元に,晩御飯はGasthaus Poschlというレストランに決定.中心街の小さなレストランで,予約しなければ入れないだろうと言われていたのですが,早めに行けば大丈夫でした.

とは言え,全てのテーブルの上には予約の札が置かれています.その予約時間になる前に出ていかないといけないということか.



soup

まずはスープ.



lamb

そしてメインのラム肉.肉料理に少々うんざりしていた日々だったのですが,このラムは軟らかくて美味しかった.

ただこの店,店内にたった二人しかおらず(キッチンの方は知らないけど),常時てんてこ舞いしています.お客様が放置されがち.



melange

食後のコーヒーを飲んでからレストランを出ようと思ったのですが,注文しようにも店のおじさんが全然捕まりません.もういいやと諦めて,今度は観光客が占拠するCafe Mozartへ.

このカフェの雰囲気が好きで,たまに来ます.このコーヒーはMelange,世間で言う所のウインナーコーヒーかな.

ここで少々時間を潰し,次なるプランのためにエネルギー補給(とアルコール抜き).



楽友協会

ウィーンの夜の〆はこれですよ.楽友協会大ホールにて,今夜はCleveland Orchestraの演奏です.

でもチケットを買ったのがぎりぎりだったので,あまり良い席が取れませんでした.どれだけ「良くない」席だったかというと...



楽友協会一列目

見えるのはコンサートマスターの椅子の「裏側

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Prague,コンサート

Rudolfinum, Dvorak Hall

アメリカの友人二人と,予めコンサートへ出かける予定を立てておりました.チケットはオンラインで購入しましたが,場所がRudolfinumとなっています.あの有名なDvorak Hallじゃないのかと思ってたら,Rudolfinumは建物の名前で,Dvorak Hallはその中にあるコンサートホールだそうです.このホールも,某音楽ドラマのおかげですっかり有名になってしまいました.

さてプログラムはRoyal Liverpool Philharmonicが演奏する3曲,

  • A. Dvorak, 交響詩「Holoubek 野鳩」
  • F. Liszt , Piano Concerto No.2
  • S. Rachmaninov, Symphony No.3

ちょっとマニアックな組み合わせ.DvorakとRachmaninovは初めて聴く曲,Lisztの2番の協奏曲も本当に久しぶりに聴きました.一貫して言えるのは,どの曲もかなり盛り上がるということ.



Rudolfinum, Dvorak Hall

Listzを弾いたのは Lukas Vondracek (本当はもっとあれこれアクセントが付いてる) という若いピアニスト.リュカス・フォンドラチェクと読むのかな.かなりの技巧派のようです.

演奏後,拍手に応えてSchubertの即興曲 D.899の3番を弾いてくれました.

Rachmaninovの交響曲というと2番が有名ですが,今回は第3番.彼の音楽は番号が増えるにつれてハリウッド映画音楽ようになって行くんですが,案の定この曲もかなりドンパチ.印象は人それぞれでしょうが,あまり好んで聴くような曲ではなかったです.



Rudolfinum, Dvorak Hall

こちらのDvorak Hallですが,どの席からもステージがよく見えるようになっています.また音響もかなり考えて設計されているようです.

問題は,座席が右端から左端までず~っと列が繋がっていること.つまり真ん中あたりの座席だったら,「すんませんすんません」と言いながら座席にお座りの紳士淑女に立ち上がってもらわないといけないこと.

出入口も少なく,コンサート休憩時間と終了後はかなり渋滞します.友人と「これ,消防法違反な建築だよなあ」とか冗談で言ってましたけど,もちろんいざとなれば別の避難口があるんでしょうね.多分...

観客の服装も完璧なフォーマル.男性はネクタイ着用が義務付けられているかのようです.ノータイだったのは,アメリカから来た僕と友人の二人だけだったかも.ジャケットは着てましたが,それでもちょっと居心地悪い.



Czech plate

コンサート終了後,既に10時を回っていましたが,夕食に出かけました.軽く食べる積りが,「チェコ料理」という名前につい注文してしまったのが,これ.全然軽く無い.

要するに肉,肉,芋なんですな.ザウワークラウトや赤キャベツまで添えられていて,これはもうドイツ料理かと.



Saint Emilion

フランス人の友人が選んだワインは,地元贔屓のサン・テミリオン.三人で一本です.

食って飲んで喋って,気づいたら既に1時でした.

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たまにはどっぷり観光客モード,Wiener Waltzer

Kursalon

ウィーンは頻繁に訪れているものの,ウィンナ・ワルツのコンサートへ出かけたことは一度もありませんでした.先週ウィーン滞在最終日,友人と「たまには観光客気分でワルツでも聴きに行くか」という話になり,いざ出陣.

毎晩のように何処かでStraussとかMozartとか演奏されてるわけですが,その中から Kursalonというきれいな建物で行われているコンサートを選びました.演奏は8時からとのことなので6時頃にチケット売り場へと乗り込み,当日券がまだあるかと尋ねると,コンサートは6時半から始まるとのこと.観光シーズンなので,一晩に二回やってるのかな.

あたふたと一番安いチケットを買い,会場へと案内されました.座席は大まかにゾーンが切ってあるだけです.案内係から言われた椅子に座りましたが,ゾーン内で自由に移動して良いのかどうかは不明.

演奏はポピュラーなJ. Straussのワルツ,Mozartの Eine Kleine Nachtmusik (もちろん一楽章のみ),オペレッタのアリア,途中,男女によるバレエも入ります.そして仕上げはもちろん「美しく青きドナウ」と「ラデツキー行進曲」.この演奏家たち,一体全体年間何度この同じ曲を演奏してるんだろう.ラデツキーで「拍手強要」もご愛嬌.

その演奏ですが,室内オーケストラ編成で,ピアノはおそらく音量補強用か.技量はまあまあ.面白いと思ったのはパーカッションで,一人で色んな打楽器を同時に叩いておりました.やっぱStraussものって楽しいですね.

普段,楽友協会のコンサートばかりなので,こういう雰囲気は初体験です.客層も随分と異なっており,本当に観光客御用達といった趣き.演奏の途中で,携帯電話で喋りながら会場を出ていく某日本近隣国の若者.一度ならず何度も出たり入ったりしてました.かなりウザったい.

コンサート会場では写真撮影禁止は常識ですが(えっと,自分も上の写真を撮ってますが,始まる前ですよ),ここではもう撮り放題.撮影禁止のサインは勿論あります.

写真だけに留まらず,眼の前に座っていたアジア系お兄さん,タブレットを頭の上に高く掲げて動画撮影しておりました.邪魔だっちゅうに.

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ウィーンでの楽しみと言えば

concert in Wien

やっぱりこれ.

こちらに来る前にコンサートの予定をチェックしてた時は,あまり良いものが見つからず,今回は音楽無しかなと諦めていたのです.でも会議の合間に,友人と楽友協会のサイトをチェックしていたら,何とChicago Symphony Orchestraが来てるじゃないですか.

アメリカから来た客がアメリカから来たオーケストラのコンサートを聴くってちょっと変ですけど,それでも世界トップクラスの名門オケです.おまけに指揮者がRiccardo Mutiですよ.友人に即「これは買いだ!!」と叫び,運良く2席空いていたので,速攻で予約.

プログラムがちょっとマニアックです.Hindemithの交響曲変ホ長調と,Prokofievの組曲「Romeo and Juliet」.

Hindemithの交響曲は初めて聴く曲で,内容的には,「金管楽器奏者が好きそうだなぁ」くらいの印象なのですが,演奏はもう素晴らしいの一言.このオケ,とにかくうまい.大体からしてでっかい音を出すオケですが,その迫力に圧倒され,管楽器のソロなんてもう各人がソリストなんじゃないかと言うくらいのうまさです.

Prokofievの「ろめじゅり」も,Montagues and Capuletsのあの不協和音が炸裂する冒頭,そして別名「ミルヒーのテーマ(違う!)」からグイグイと引き込まれました.こんな良いコンサートに巡り合えるのは何年ぶりのことだろう.

それにしてもMuti,髪が黒々ふさふさしてるので,友人と「何歳くらいだっけ」という話をしてたのですが,もう70際になるのね.びっくり.



Tenmaya, Wien

夕食はコンサート後.友人と何か食べて帰ろうと,彼のお気に入りのTenmayaへ.この和食大好きな彼,オランダ人なんですが,実は昨晩もここに来てるんですよね.その分と合わせて,3Euro割引券を3枚も貰ってしまいました.でも有効期限は9月一杯.どうすりゃいいんだ.

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