「コンサート」タグアーカイブ

Los Alamos Concert Series, Piano Duo

Los Alamosのコンサートシリーズ ,始まりました。今夜はShai WosnerとOrion Weissのピアノ・デュオです。一曲目は連弾ですが,二曲目は二台ピアノ,どうするのかと思ったら,袖からもう一台Steinwayが出てきました。金持ちやなあと思ったら,借りてきたらしい。

曲目はSchubertの連弾曲Grand Duo D.812とBrahmsのピアノ五重奏曲 Op.34。

ピアノデュオのコンサートなのに,ピアノ五重奏?

ヘ短調の有名な曲ですが,Brahms自身が2台ピアノのためのソナタとして出版したものだそうで,順番的にはこちらの方が先。このソナタが後にピアノ五重奏として出版されたそうです。元々ピアノが目立つ曲なので,2台ピアノ版も全く違和感ありませんでした。

Schubertの方は,そんな曲があるのは知っていましたが,聞いたのは初めてです。例によって終わりそうで終わらない,かなりしつこい曲で,一回聞けばいいかな。

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夏のウィーンで古楽コンサート

音楽の都ウィーンとは言え,夏はコンサートのオフシーズン。観光客向けのワルツやMozartばかりですが,やってるところではちゃんとやってます。St. Ruprecht教会というウィーンで最も古いロマネスク様式の教会で行われる古楽コンサートへ友人らと足を運びました。

以前来たときは,観客もほどほどだったので,開演ちょっと前に到着すればいいやと思ったのですが,

なんと教会の扉が開く人たちが行列を作っております。有名なコンサートシリーズになってしまったんでしょうか。日本語会話もちらほらと聞こえてきます。

満席なのに,まだ客が入ってきます。立ち見分まで入れてチケットも売ってるんでそしょうか。僕たちが入った時にはもう席は殆ど残ってなかったので,教会後ろのほうにあった椅子を勝手に持ち出して,自分用座席を作りました。これは他の人が最初に始めたこと。僕じゃないですよ。

この日は17世紀のバロック音楽。ヴァイオリンが二人,チェロとギター。演奏曲目ですが,実は曲はおろか,作曲家の名前すら知りません。

Biber, Alborea, Kircher, Schmeizer, Falconieri, Marini, そしてようやくVivaldiが出てきます。古楽専門家でもあるウィーン現地委員さんと一緒だったので,色々と解説して頂きました。

同じ低音を繰り返し,その上で変奏を繰り広げるという曲が多かったように思います。ヴァイオリンの弦を弓の木の部分で叩く,col legno コル・レーニョ奏法も出てきたので,現代風に即興しているのかと思いましたが,あとで調べたらその奏法自体は1605年にはあったとのこと。

さて静粛なる古い教会を一歩出ると,そこはウィーンの酒飲みエリア,通称バミューダトライアングル。このギャップがなんとも言えません。もちろん一杯やって帰りましたとも。その脇を先程ヴァイオリンを弾いていた女性が,足早に帰宅していきました。

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トロンボーンの夢

昨晩,弦楽四重奏曲のコンサートがあったのですが,夕方から降り始めた雪で行くのを諦めました。結果的にはさほど積もらなかったので,車を出せないことは無かったのですが,演奏会の間どれだけ積もるか予想できません。行きはよいよい帰りは怖い。コンサート終了後,一斉に駐車場を出ようとする車,絶対に接触事故起こしてます。

プログラムは好きなBeethovenの弦楽四重奏曲だったので,諦めてしまったのがちょっと悔しい。多分そのせいだと思うのですが,昨晩変な夢を見ました。

おそらく東京あたりを歩いていると,コンサートのポスターを見かけました。その演奏会,ちょっと変わっていて,トロンボーン四重奏団。

珍しいなとポスターに見入ると,そこに書かれた奏者がなんと大学時代の先輩です。あの人,まだボントロ吹いてんだ〜。

…という夢。忘れ去られたボントロ先輩がなんで突然脳内の片隅から飛び出してきたのかも不思議ですが,そもそもトロンボーン四重奏団の演奏会なんて,金管好きしか行かないんじゃないか。それとも隠れファンがたくさんいるのかな。

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12月のウィーンから,室内楽コンサート

ウィーンでの楽しみと言えばコンサートです.日本人数人でつるんでの本日のコンサートは室内楽.残念ながら大ホールでのコンサートは手頃なものは無かったものの,Brahmsホールでの弦楽四重奏曲演奏会を見つけました.

Kuechl四重奏団によるHaydon, Kodaly, Beethovenの弦楽四重奏曲.この四重奏団のコンサートは過去にも何度か聴いているので安心です.

前半はあまり期待していなかったのですが,Kodalyの曲は面白かったです.CDを買ってまで聴こうとは思わないけど.Haydnは,まあHaydn.no more no less.

Beethovenの弦楽四重奏曲13番Op.130の.6楽章が始まった瞬間,え?!っとなりました.通常の第6楽章の代わりに,大フーガOp.133.当初は13番の終楽章として作曲されたものの,不人気すぎて別の曲に差し替えられたという曰く付きの名曲です.

最後に軽い楽章で終わるものとばかり思っていたのに,突然あの難解な大フーガが始まって,あれれっとなったわけ.ある意味,これが本来の姿ではありますが.

そして曲終了後,四重奏団がアンコールに答えて演奏した曲が,なんと通常の第6楽章.彼らがこれを演奏し始めたとき,うっかり笑ってしまいました.やっぱやるんじゃんって.

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ウィーンの水辺にて,海を越えてきた笛

この記事コメント欄から始まった「フルート買います」の話は着々と進展し,かつてGonneko先生が使われていたフルートをComo湖畔のカフェで無事受け取りました.ダッキーのおまけ付き.

フルート作りで世界的に有名なムラマツ製です.アマチュアの自分に不相応なのは百も承知ですが,憧れの銀製のフルートを吹ける,それだけで頬が緩みます.

M100という型番で35年前のものだとか.本体は銀製,キーが洋銀らしい.年季の入った渋い色が良いです.僕が受け取る前にムラマツへオーバーホールに出して頂きました.おかげでキーの動,音程,どれもしっかりしています.

軽く吹いてみたら,やはり音の出し方が違うみたい.最初鳴らすのに少々苦労しました.

イタリアで受け取ったムラマツフルートはその後ウィーンへと運ばれ,ウィーンの森であたりの小動物を追い払う超音波を撒き散らします.ウィーンでフルートを吹いた,それだけ聞いたら,まるでプロのようじゃありませんか.

そして現地委員さん宅にて,チェンバロカラオケ大会.僕が適当にメロディーを吹いたら,彼が巧みな伴奏を付ける.さすがバロック音楽のプロです.白髪のクセ毛が二人並んでおりますな.

ところでチェンバロは現代の楽器より半音ほど低く調律されます.それに合わせようと思ったら,フルートの頭の部分を抜いて全長を伸ばす必要があります.

もうこれ以上抜けないというぎりぎりまで伸ばしていたので,なんだか腕の感覚が変.とは言えワイン飲みながらだったので,すぐにそんなこと気にならなくなります.それより,フルートが少々酒臭くなっちゃったかも.本当のプロなら絶対にこんなことやりませんね.Gonneko先生,すみません,今後はもっと大事に扱います.

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やっぱりキャンセルだった

Los Alamosのコンサートシリーズ,今夜は Venice Baroque Orchestra.バロック音楽の夜と洒落込むべく会場へと向かうと,何故か駐車場がスカスカ.まだ来るのが早かったかなと思いつつ,会場に入ろうとしたら,係員から呼び止められました.

「今夜のコンサートね,キャンセル

楽団が乗るはずだったフライトが遅れて,こちらに到着できなかったらしい...

話は一週間前に戻り,日本からの客としばし飲んでおりました.彼は翌日のフライトでLos Angelesへと旅立っていきます.

そして翌日,彼からのメール,

「フライトがキャンセルになって,まだSanta Feにいます」

不思議なことだ.どうして周りの人々が航空機トラブルに遭遇するんだろう.

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