Folk Art Market

Santa Feのとある日本人より、世界子供ファッションショーとやらに和服を着て出ないかとの相談あり。もちろん僕じゃないですよ。子供の話。でも娘の浴衣はもう小さく、着るものが無い。浴衣を貸してあげるから、という事で、結局エントリすることにしました。先日の七夕の浴衣は、これ用に借りたもんです。

ファッションショーは、International Folk Art Marketというイベントの中で行われるもの。日曜の朝早くSanta Feに出かけると、会場はすでにすごい人ごみ。会場の係の人に控え室を教えてもらい、子供を浴衣に着替えさせます。まわりは南米、アフリカ、アジアの国々の子供が色とりどりの民族衣装に身を包んで出番を待っております。


総勢30人程の子供たちが、順にステージに呼ばれます。写真の子供たちはタヒチ出身。3人姉妹だそうで、右端の子はまだ11歳!。ステージに上がった子供たちは、司会者から名前と国、それに子供の特技等を紹介された後、母国語で “Friend” を意味する言葉を言う約束です。日本語はもちろん「ともだち」。

中にはアメリカ在住が長過ぎるのかあるいはこちらで生まれたのか、母国語を知らない子供もいたようです。司会者が「ともだちって、何て言うの?」と聞いても、分からずに沈黙する子も。そんなときは司会者が「何んでも良いから言いなさいよ。どうせ誰もわかんないんだから」などと悪知恵を吹き込みます。


ファッションショーを無事終え、昼食を兼ねてWhole Foodsで買い物。このスーパーは新鮮な食材を多く取り揃えているので有名です。多分全米チェーンだと思う。買い物だけでなく、総菜コーナーも充実しており、店奥のテーブルで食べることができるので、よく日曜日の昼食に利用します。子供のお目当ては、餃子や寿司。大人はサラダバー。

いなり寿司があったので、子供用に購入。でも良く見みると、なぜかワサビが添付されております。普通付けませんよね、いなりには。アメリカ人は、いなり寿司もワサビ醤油で食べてるんでしょうか。

試しに一個、ワサビを付けて食べてみました。

ちょっぴりブルーな気分になりました。

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曇り空

この辺りが一番暑いのは6月後半から7月にかけての1,2週間。普段は不要でも、この期間だけは冷房が欲しくなります。とは言ってもそれは昼間だけ。夜になれば肌寒い山の気候です。

一番暑いのが真夏では無いのは、夏が雨の季節でもあるから。雨期とは言っても、日本の梅雨のようなシトシトジメジメには程遠い雨が降ります。まず、午前中は必ず快晴。午後、突然空が暗くなったかと思うと、雷と集中豪雨。それが30分も続いたかと思うと、何もなかったように再び快晴となります。

すごく狭い範囲だけ雨が降っていることもあり、そんな時は雨雲の下に雨が落ち、それと同時に水分が蒸発していく様子が見えるほど。

突然降り出すので、困るのは外を自転車で走っている時。突然の雨に慌てて軒先に雨宿りしますが、こういう時に限って中々止みません。意を決して雨の中を走って家に向かえば……

まぁ、続きを書く程じゃないですが、よーするに家に帰り着いた直後にお天道様が顔を出すと言う、ありがちなパターン。

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七夕

一昨日は七夕。天の川がはっきりと見えるここLos Alamosで、ささやかながら七夕をやってみることに。飾りは日本から送ってきたもの。折り紙も日本から持って来たものがあります。浴衣も借りました。でも笹がありません。

植えれば育つ様な気もしますが、繁殖力旺盛な笹を、年に一度の七夕のためにうっかり植えてしまうと、後で手が付けられなくなってしまいそうです。実際、葛が海外で猛威を振るっているのが、しばしば話題になります。

しばらくは室内の天井から飾りをぶら下げていたものの、折角の七夕なので、玄関前のムクゲの木に飾る事にしました。色紙で飾られたムクゲの木。アメリカの通行人はどういう目で眺めていることでしょう。何かのおまじないと思うでしょうか。それとも単に子供の遊び?

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電動チュッパチャップス

これ、なーんだ…って、タイトルに書いてありますね、答えが。ダース・ベーダ型電動チュッパチャップス。残念ながら本来頭部にあるはずのチュッパチャップスはすでに舐め尽くされてしまいましたが、ダース・ベーダの頭にチュッパチャップスが付いた姿はかなり滑稽です。

胸のところにあるボタンを押すと、ダース・ベーダがライトセーバーを振りながら、チュッパチャップスが回転し、そのまま口に入れておけば自動的に舐めることができるという脱力設計。試してみると分かりますが、はっきり言ってそのまま舐める方がずっと楽です。

オビ・ワンと死闘を繰り広げた末にダース・ベーダとして蘇るアナキン。その成れの果てがチュッパチャップスですかい。染之助染太郎よろしく頭上でキャンディーを回すダース・ベータの姿に、思わず目頭が熱くなります。

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なんちゃってJazz

ピアノ練習の王道は、ツェルニーだのソナチネだの正統クラシック音楽。そこでは、譜面通りに演奏することが正しい事とされます。演奏家は楽譜を自分流に料理して演奏しているように見えますが、基本的には作曲家の指示する音を忠実に演奏しているものです。

こんな音楽とは少々かけ離れているのが、ジャズのような即興演奏を基本とするもの。この即興演奏、正統派ピアノの先生は教えてくれませんので、清く正しいピアノを
習った人々にとっては、この上無く困難。しかしながら、ほの暗いバーの片隅で弾かれるジャズをやってみたいとは、良い子のピアノ弾きがちょっと不良の世界に憧れるような、隠された願いでもあります。

そんな正しいピアノ弾きに朗報なのが「なんちゃってジャズ」とでも呼べる(?)楽譜。要はジャズのスタンダードなんかの楽譜ですが、即興で弾くべきところがそのまま正確に音符として印刷されており、ドイツ音楽よろしく全ての音を正しく演奏すれば、それはすなわちおしゃれなジャズ演奏となる優れものです。

この手の楽譜で一番すごいのは、Keith JarrettのThe Koeln Concertをそのまま採譜したもの。全曲即興演奏のケルンコンサートを、楽譜とニラメッコしながら演奏するというのも、なかなか強烈な趣向です。

さて掲載した楽譜。以前、友人の結婚式で何か演奏しようと思ってジャズ好きに相談したところ、教えてくれた曲、”My one and only love”という曲の出だしです。タイトルからして、もーべたなlove songっぽいですが、少々華やかさに欠けるので、結局演奏するのは止めました。あ、でもきれいな曲ですよ。ほんとに。

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Humming Bird

お待たせしました。ハチドリことハミングバードの姿を、やっと写真に収めることができました。夕方になると、ビーンビーンという羽音をたてながら、活発に飛び回るハミングバード。軒先にフィーダをぶら下げている家も多く、鳥達はあちこちの家のフィーダをちょっとづつ訪問して回ります。結果的に一カ所の滞在時間は短く、「おや、もうお帰りで…」とか言ってる間に、何処かへ飛んで行ってしまいます。

体長が10センチ程と小さい上に、ホバリングして蜜を吸っている一瞬を捉えないとあっという間に飛び去ってしまうので、なかなか写真を撮ることができませんでした。

写真ではちと見辛いですが、これはBlack-chinned Hammingbirdという種類で、頭は黒く、胴体は緑色、首には月輪熊のような白いエプロンをかけています。ニューメキシコでは、夏場よく見られる種類だそうです。頭に被った黒い頭巾は、何だか怪しげな秘密結社のよう。

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葡萄の実

4月末に植えた葡萄の木が、順調に育っています。家の北側なのでちょっと日光が足りないかと危惧していましたが、太陽にほど近い山の上のこと、短い日照でもそのエネルギーは十分のようです。

この葡萄、デッキの手すりに何か蔓性の植物を絡ませようと思って買ったものです。藤も良さそうですが、花を楽しむには棚を作る大仕事になりそうだし、そもそも藤棚が出来上がるには何年もかかりそう。その点、葡萄は成長が早いので、手っ取り早くデッキに緑を加えられます。

葡萄棚にはちょっと思い入れがあって、それは昔、南西ドイツに住んでいた頃のこと。延々と広がる葡萄畑。春先は単なる棒にしか見えない葡萄の木が、丘一面に針山のように広がります。それが夏になると一面緑の筋となり、秋の丘は黄金色に染まります。

本来なら生きる糧となる作物をつくるところを、ただワインを作るだけのために山を切り開いたヨーロッパ人には畏敬の念を覚えます。そんな葡萄畑へのノスタルジーを
込めて植えた葡萄の木。ワインは作れませんが、デッキに絡む葡萄の葉を見ながら、冷たく冷やしたリースリングをやるのもオツなもの。

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ニューメキシコの小さな町ロスアラモスでの日々雑感