子ギツネこんこん

週末の真昼、庭にひょっこりと現われた子ギツネ。最初はコヨーテかと思ったんですが、毛の色合いからするとGray Foxの子供。可愛いです。

物音に気づいて逃げてしまいましたが、早速、庭にドッグフードを置いておきました。また来てくれるといいけど。それにしても、犬なんか飼って無いのに、なんでドッグフードが家にあるのかなー。

土曜日は伸び放題になっている裏庭の草刈り。子ギツネの写真の回りに見えている草。あそこは野原では無くて庭の一部。手押しの芝刈り機じゃ歯が立ちませんので、電動草刈り機を使います。2時間もやっていると、腕が全く上がらなくなるほど。

日曜日は恒例のSanta Feへの買い出し。食料等を買い込んだ後、日本とアメリカの文化交流をはかるサンタフェ人というのの会合に出席。毎月一度開かれますが、今年は夏から出張続きだったので、久々の出席です。

サンタフェ人では、11月13日にSanta Feで「祭り」を企画しております。会合に出る以上、この催しを何か手伝いたいとは思ってるんですが、13日直前までNew York出張の予定。当日は何とか参加の予定。New Mexico在住の皆さん、この日の予定は空けといてくださいね。詳細は後日連絡いたします。

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辛いNew Mexico

New Mexicoと言えばチリ、辛い料理の本場です。唐辛子だけでなく、ハラペーニョやハバネロのような口が火炎放射器になりそうなチリが、スーパーマーケットで当たり前のように売られています。

スーパーの野菜コーナーに積み上げられた細いピーマンのようなもの。あれはグリーンチリ。レッドチリに比べると辛さはマイルドですが、たまーに「大当たり」があるので注意。

そんな環境で暮らしていると、次第に辛さに慣れてきます。慣れるどころか、中毒になってきます。Los Alamosで2年間ポスドクやると、グリーンチリ無しには生きて行けない体になると言われております。

そんなこんなで、ちょっとぶったまげた話。

先日映画を見に行ったおり、売店で順番待ちしていると、前に居た男性がポップコーンを注文。大容器(バケツとも言う)に入ったポップコーンを渡されると、その男性、まぁ、なんということでしょう!、やおらポケットから唐辛子を取り出してポップコーンにかけはじめました。それも大量に。

テーブルに乗ってるような塩こしょうの容器じゃ無いですよ。ビニール袋に入った大量の赤い粉。あんたそんなもん、いつも持ち歩いてるの?と目がまんまる状態です。ここまで来ると、本当に中毒です。

で、真っ赤になったポップコーンを店員に渡し、これにバターをかけてくれと注文。レッドチリバターポップコーン…どんな味なんでしょう。

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子供の英語発音

よく聞く話ですが、アメリカに移住して子供を現地小学校に押し込むと、あっと言う間にnativeっぽい発音をするようになります。スペルや理屈では無くて体で覚える英語、そんなのを家庭に持ち帰られると、しばし混乱を招きます。

今度のハロウィーンで何の変装をするかという話。子供は「『ぐらんぱいあ』になる」と言ってます。ぐらんぱいあ?

聞き返す事数度、やっとヴァンパイアと理解(一応、Vをヴィと表記)。でもこっちが「さっき『ぐらんぱいあ』って言ったろ?」と聞いても、「ううん、グランパイアなんて言ってないよ」の答え。何だか良く分かりません。

子供の友達の名前も発音不能です。Alison, Maliandaと書いてあるのに、アリソン、マリンダと言うと

「違う! あらせん、まれんだ!」(と言ってるように僕には聞こえる)

小学校ではスペリングテストがあります。日本で言う漢字書き取りテストですね。毎週、決められた単語表の中から幾つかを先生が言って、その単語を書くもの。家でその練習をやるのが、ちょっと厄介です。表の中の単語をどれか一つ読みあげると

「えー、なに、それ?」

だもんね。親の沽券に関わるので、英語の話題、子供とは極力避けるようにしています。

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旅先での洗濯

大きなスーツケースを持って旅行するのは嫌いなので、旅するときは小さなナイロン製の鞄、なんて呼ぶんだろ、キャリーバッグかな。機内に持ち込めないことは無いほどの大きさです。それにデイパックを一つ。一週間の出張だろうが三ヶ月だろうが、この容量ぽっきり。

持ち運べる服・下着の数は限られますので、旅行中の洗濯は必須です。幸いスーツを着る仕事では無いので、ズボンの方は綿パンとジーンズ、シャツも普通の綿シャツ、夏ならポロシャツ等。何組か用意しておいて洗濯すれば、困る事はありません。

下着なんかも、2枚もあれば十分。毎晩風呂に入る時に、一緒に洗ってしまえば良いんです。で、パンツの洗い方ですが、まずざっとお湯で洗います。それに石鹸を付け、ナイロンタオルよろしく、「それ」で体をゴシゴシ洗います。一石二鳥。汚くなんかないですよ。ちゃんと石鹸付けてるんだし、それに自分のパンツだし。

あとはマイパンツと一緒にシャワーを浴びて、絞って干すだけ。冬場、ヨーロッパあたりのホテルだと、ヒーターの上に乗せておけば、あっという間に乾きます。

洗濯したジーンズやシャツ等は、絞ってあらかた水を切った後、バスタオルの上に広げ、タオルと一緒にきつくグルグル巻きにします。これでかなりの水分が取れ、皺も伸びます。後はハンガーにかけて何処かにぶら下げておくだけ。

僕の旅行鞄を見た人は、大体「たった、これだけ?」との反応。「こいつ、3ヶ月間、ずーっと着替えないんだ」とか思われてるようです。

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満月の夜の怖い音楽

仕事の帰り、東の山の峰すれすれに月がかかっています。一月程前の十五夜の頃、Cembalopianoさんが「月にちなんで」という文章を書かれていたのを思い出しました。今夜は満月。話題はBeethovenの「月光ソナタ」、Debussyの「月の光」…

いえいえ、もうすぐHalloweenです。月にちなんだ怖い音楽、A.Schoenbergの”Pierrot Lunaire”, 月に憑かれたピエロ。全曲21曲からなる歌と室内楽からなる組曲。当然Schoenbergですので、30分の演奏の間、無調性音楽の不協和音の中に身を置くことになります。

この音楽の特徴は、歌手がまるで喋るように歌う事。SprechgesangとかSprechstimmeと呼ばれ、音符通りに歌うのではなく、音符に沿って話します。今風に言えば「ラップ」ですね。で、その語り部分、ちゃんと5線譜上の音符として書かれております。スコアを見ながら聴くと、どんな風に音符を「語って」いるのかが分かって面白いです(スコア、もちろん持ってます)。

歌われる(語られる?)歌詞は、とにかく不気味。月の光でピエロの頭がだんだんとイカレて来るというもの。表題も、例えば「絞首台の歌」だの「斬首」だの。夜中、部屋の電気を消してこの曲を聴くと、ドイツ語の意味が分からなくても、非常に涼しくなること請け合い。

一度だけ、この曲をライブで聴いたことがあります。Santa Feで夏場開かれる室内楽祭。観光地の観光シーズンということもあり、かなりの観客はSchoenbergを知らずにコンサートホールにやって来た模様。案の定、曲が始まり、歌手の声が次第に狐でも憑いたかのようになってくると、絶えきれなくなった客が次々とホールを去っていきました。

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カモミール

夏、友人からカモミールの鉢植えを頂きました。日当たりの良いデッキに置いておいたところ、ある日突然全滅。庭の植物に施肥したついでに、カモミールの鉢にもちょっと肥料を入れたんですが、どうやらこれがマズかったみたい。

肥料をやったこと、家内には内緒にしてたので、彼女は「なんで突然枯れたんかいな?」と首を傾げておりました。犯人は意外と近くに居るもんです。

ところが驚くべき生命力。しばらくすると緑の葉が株から生えてきて、再び花をつけました。大きくなってきたので、地植えにしたところ、少々植物には過酷な環境にも関わらず、しっかり根付いたようです。育てやすいハーブのようですね。

調べてみると、一年草のものと多年草のものがあるようですが、これがどっちなのかは不明。取り敢えず今年の冬を越すかどうか見てみれば分かりますね。繁殖力旺盛らしいので、来年あたりは増えすぎたカモミールの草刈りに追われるかも。

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Santa Feで食事

先週やや寒い日が続いた北部New Mexicoですが、やっとここらしい紺碧の青空を取り戻しました。今日はまさにインディアンサマー。小春日和と言うと、寒くなって来た時季のポカポカ陽気を連想しますが、ここではジリジリと日焼けしそうな日差しが降り注ぎます。絶好調のお天道様の元、久しぶりにSanta Feに出かけました。

Santa Feへは、月に何度か生活物資を調達しに出かけるので、「久しぶり」ということはありません。でもそれはSanta Fe郊外のWal★MartとかTargetみたいな大型スーパーでトイレットペーパー買うとかの話。観光地としてのSanta Feは、歩いてまわれる程の小さなエリアです。

取り敢えずはレストランで食事。折角の陽気なので室内で食べるのは勿体ない。入ったのは、店の外にテーブルを並べているレストラン、Cafe Paris。メニューはフレンチ風軽食。あ、別に最近パリに行ったからって、かぶれてるわけじゃないですよ。

写真の料理はエッグベネディクト、スコーンにポーチドエッグとチーズを乗せたもの。それからハムオムレツ入りクレープ。クレープは、ナイフがぐさっと『刺さった』状態でサーブされました。この辺は、ちょっと西部劇調かも。

食事するとなれば、ワインは欠かせません。Chardonneyをグラスで注文。こんな所でコカコーラを注文するのは、パリのアメリカ人くらいです。って、ここはアメリカだった。でも昼食でワイン飲んだからって、おふらんすかぶれしてるわけじゃないですよ。

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ニューメキシコの小さな町ロスアラモスでの日々雑感