落ちたアプリコット

まずは写真を見てくだされ。地面に落ちたたくさんのアプリコット。よーく見ると中の種がありません。

そう、まーた奴らです。ドンくさいと思って油断していた地リスたち、実はこっそり木登りして、まだ熟しきっていないアプリコットを齧り、なんと中の種だけ食べているんです。リスの餌(ひまわりの種)は裏庭に大量に置いてあるにも関わらず、そっちを平らげたかと思うと表通りに回って、熟れるのを楽しみにしているアプリコットに手を出し始めました。

アプリコットはたわわになっており、ようやくやや黄色く色づいて来たところ。そのちょっとだけ色づいたやつを選んで種をほじくりかえしています。リスに全部食べられてはたまりません。こちらも負けじと木に梯子をかけ、黄色くなりかけたアプリコットを収穫し始めました。

まだ緑色が残るアプリコット。とりあえず2,30個程収穫しましたが、家の中に置いておけば熟して来るんでしょうか。食べられないことは無いようですが、やっぱりちょっと早いみたい。でも熟すのを待っていたらリスに横取りされてしまう。これから1,2週間、油断できない日々が続きそうです。

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夏の嵐

本格的モンスーンの到来です。午後4時過ぎ、一帯が雨雲に覆われたかと思うと、もの凄い雨が降り始めました。ここまでは良くあること。職場の窓から、地面を叩き付ける雨脚をしばし眺めていました。

そのうち、雨音が次第に激しくなります。外に降っているのは雹。それも1cmはあろうかという大粒です。みるみる辺り一面が真っ白くなっていきます。同時に集中豪雨。積もった雹は流され、排水溝をせき止め、前の道はまるで川か池のよう。

普通、雨は30分程で止んでしまうんですが、今日の雨は1時間経っても止みません。折しも職員が帰宅する時間。普通の雨なら傘でなんとかなりますが、雹のつぶてを傘でしのぐ度胸のある人はいないようで、皆建物の入り口付近で雹が収まるのを待っています。

そこへ勇気ある3人。手には段ボール箱。これを頭に被って雹の絨毯爆撃を突破して車まで走ろうという魂胆。入り口にたむろしていた人々は、口々に「やめといたら?」「ゴミ箱の方が良いよ」。気分は野次馬です。

土砂降りの中を出撃した3名。頭に段ボール箱を乗せ、道路の濁流を駆け抜けて行きました。あたりからは、「おおおおぉぉぉ」の歓声。

彼らの勇気ある行動の10分後、雨は上がったとさ。

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それだけはやめてくれ

先ほど3泊4日のテネシーの旅から戻って参りました。現地でお付き合い頂いた皆さん、お世話になりました。どうもありがとうございます。

さて、アメリカ国内で飛行機で旅していて、いつも感じること。どうしてあなた方アメリカ人は、そんなに巨大な鞄を機内に持ち込もうとするんですか? 上の棚に入らないことくらい、一目瞭然じゃないですか。そのおかげで搭乗時に右往左往して、結局離陸時間が遅れてしまうのを、あなた方は気づかないのでしょうか。

それから、飛行機を待合室で待っている最中、ハンドフリーのマイク付き携帯で延々と喋り続けるのは、如何なものでしょうか。端から見ていると、あれほど不気味なものはありません。椅子に腰掛け、視線は中空を漂い、ひたすら一人で喋り続けている光景は、あちらの世界に行ってしまった方々と見られても仕方ありません。

それから、飛行中、乱気流やエアーポケットに落ちたからと言って、いちいち「わーお」とか「イェー」とか叫ぶの、止めて頂けないでしょうか。そう言うのは遊園地の絶叫マシンだけにしてください。

スーパーマーケットのレジでも、色々と気になることがあります。レジの店員と知り合いでも無いのに、突然世間話を始めるのは、止めて頂けないでしょうか。後ろに並んでいる人間にとって、これほど迷惑なものはありません。簡単迅速に買い物が済ませられるのがスーパーマーケットの売りなんですから、レジで前の客が店員とくっちゃべってたら、後ろに並ぶ人間はたまんないです。

買い物客の方にも問題があります。10品以下のみと書かれたレジに、てんこ盛りのショッピングカートで並ばないで頂きたいものです。このレーンは少しだけ買う客に便宜をはかっているもの。アメリカ人なんだから、英語のサインはちゃんと読めるでしょ。

それから、レジの方々ですが、商品の値段をバーコードで読み取れなかったからと言って、それを客に「これ、いくら?」と聞くのは止めてください。そんなのいちいち覚えて無いです。

それからそれから…

キリが無いからやめとこ。でもちょっとスッキリしたかも。

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日本語音楽用語

多くはイタリア語である音楽用語には、例えばSinfonia (Symphony) は交響曲とか、Concertoが協奏曲などのうまい訳が当てられています。Sinfonia, Conertoは、時代によってやや意味が異なりますが、音楽史の専門家じゃないのでそれはおいといて。

Concertoは、ソロあるいは少人数のグループと、大人数のグループが「競争して演奏」するものですが、上手い漢字を当てたもので、協奏曲は和の国日本では「協力しながら演奏」する音楽となります。交響曲に至っては、交わり響きあうというこれまた中々凝った和訳です。

あまり一般的で無いのにSonataがあります。某テレビドラマのおかげで今では子供すら知っているソナタですが、これに当てられた和訳は「奏鳴曲」。元々は「演奏される」という程度の意味だったと思いますが、これが「演奏され共鳴しあう音楽」という、なんとも雅な名前です。ちょっと説明に無理がありますけど。

Bachの数々の作品でおなじみFuga。一つのテーマを、輪唱のようにずらしたり調性を変えたりしながら紡いでいく、複雑かつ千手観音のような手が必要な音楽。これに当てられた日本語は「遁走曲」。なんだか重みがありません。厳密に同じ旋律をコピーする音楽はCanon。これは複製曲と呼ばれます(嘘です。追走曲、他の訳もあり)。

あまり知られていないものとしては、例えばPassacaglia(パッサカリア)は低復曲、Tarantellaは毒舞曲、Ragtimeは楽時曲、そしてHanonは鍛指曲と呼ばれています。

手抜きして脳内辞書だけでこれを書いています。嘘を言ってるかも。

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Folk Art Market

Santa Feのとある日本人より、世界子供ファッションショーとやらに和服を着て出ないかとの相談あり。もちろん僕じゃないですよ。子供の話。でも娘の浴衣はもう小さく、着るものが無い。浴衣を貸してあげるから、という事で、結局エントリすることにしました。先日の七夕の浴衣は、これ用に借りたもんです。

ファッションショーは、International Folk Art Marketというイベントの中で行われるもの。日曜の朝早くSanta Feに出かけると、会場はすでにすごい人ごみ。会場の係の人に控え室を教えてもらい、子供を浴衣に着替えさせます。まわりは南米、アフリカ、アジアの国々の子供が色とりどりの民族衣装に身を包んで出番を待っております。


総勢30人程の子供たちが、順にステージに呼ばれます。写真の子供たちはタヒチ出身。3人姉妹だそうで、右端の子はまだ11歳!。ステージに上がった子供たちは、司会者から名前と国、それに子供の特技等を紹介された後、母国語で “Friend” を意味する言葉を言う約束です。日本語はもちろん「ともだち」。

中にはアメリカ在住が長過ぎるのかあるいはこちらで生まれたのか、母国語を知らない子供もいたようです。司会者が「ともだちって、何て言うの?」と聞いても、分からずに沈黙する子も。そんなときは司会者が「何んでも良いから言いなさいよ。どうせ誰もわかんないんだから」などと悪知恵を吹き込みます。


ファッションショーを無事終え、昼食を兼ねてWhole Foodsで買い物。このスーパーは新鮮な食材を多く取り揃えているので有名です。多分全米チェーンだと思う。買い物だけでなく、総菜コーナーも充実しており、店奥のテーブルで食べることができるので、よく日曜日の昼食に利用します。子供のお目当ては、餃子や寿司。大人はサラダバー。

いなり寿司があったので、子供用に購入。でも良く見みると、なぜかワサビが添付されております。普通付けませんよね、いなりには。アメリカ人は、いなり寿司もワサビ醤油で食べてるんでしょうか。

試しに一個、ワサビを付けて食べてみました。

ちょっぴりブルーな気分になりました。

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曇り空

この辺りが一番暑いのは6月後半から7月にかけての1,2週間。普段は不要でも、この期間だけは冷房が欲しくなります。とは言ってもそれは昼間だけ。夜になれば肌寒い山の気候です。

一番暑いのが真夏では無いのは、夏が雨の季節でもあるから。雨期とは言っても、日本の梅雨のようなシトシトジメジメには程遠い雨が降ります。まず、午前中は必ず快晴。午後、突然空が暗くなったかと思うと、雷と集中豪雨。それが30分も続いたかと思うと、何もなかったように再び快晴となります。

すごく狭い範囲だけ雨が降っていることもあり、そんな時は雨雲の下に雨が落ち、それと同時に水分が蒸発していく様子が見えるほど。

突然降り出すので、困るのは外を自転車で走っている時。突然の雨に慌てて軒先に雨宿りしますが、こういう時に限って中々止みません。意を決して雨の中を走って家に向かえば……

まぁ、続きを書く程じゃないですが、よーするに家に帰り着いた直後にお天道様が顔を出すと言う、ありがちなパターン。

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七夕

一昨日は七夕。天の川がはっきりと見えるここLos Alamosで、ささやかながら七夕をやってみることに。飾りは日本から送ってきたもの。折り紙も日本から持って来たものがあります。浴衣も借りました。でも笹がありません。

植えれば育つ様な気もしますが、繁殖力旺盛な笹を、年に一度の七夕のためにうっかり植えてしまうと、後で手が付けられなくなってしまいそうです。実際、葛が海外で猛威を振るっているのが、しばしば話題になります。

しばらくは室内の天井から飾りをぶら下げていたものの、折角の七夕なので、玄関前のムクゲの木に飾る事にしました。色紙で飾られたムクゲの木。アメリカの通行人はどういう目で眺めていることでしょう。何かのおまじないと思うでしょうか。それとも単に子供の遊び?

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ニューメキシコの小さな町ロスアラモスでの日々雑感