むくげ


Posyさんのところ
で紹介されていたムクゲ。家の庭先のムクゲの木もたくさんの花を付けていたので、写真を撮ってblogの記事にしようと思っていたところでした。

実はこの木、ずーっと芙蓉だと思っておりました。実際、過去の記事にも芙蓉って書いてしまいました。Posyさんの紹介文が無かったら無知をさらしてしまっていたところ。あぶないあぶない。過去の記事も、こそーっと修正しましたよ。

で、この芙蓉、じゃ無かったムクゲですが、花が咲いているのは昼間だけなんですね。仕事から帰って写真を撮ろうと思ってたら、どれもしょぼーんとなってました。というわけで、この写真は朝、出勤前のもの。

蕾はまだ沢山付いており、しばらくの間は花を楽しめそうです。湿度が低いせいか、アブラムシの害とかもありません。芙蓉、じゃなかったムクゲには良い環境なんでしょうね、ここは。鹿さんたちも、芙蓉じゃないムクゲの葉っぱや花は食べないみたいです。

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雲母

カミングアウトします。実はわたくし、「石」が好きです。ハイキングに行っては野草の写真を紹介しておりますが、ハイクにはもう一つの重要な任務があります。それは石を拾うこと。

この辺りの山には石英が多く、良く探せば透き通ったきれいな石英が見つかります。残念ながら完全に結晶した水晶はまだ見つけていませんが、登山中は木々の緑を見るよりも、足下の小石に注意を向けております。

このキラキラと輝く石、もちろん金では無くて、これはMica、金雲母。うんも、ウンモ、うーんもう…とかいうオヤジギャグを期待してはいけません。石小僧はマジメなのです。

もろく、パリパリと薄く剥がれる雲母は、コレクションとしては厄介者です。なんせ、小さな破片がボロボロと落ちるので、剥がれ落ちた砂金のような雲母片が川を流れ、たまたま居合わせたカニの兄弟から「クラムボンが笑ってるぞ」と囃し立てられるのは、多分違う話ですが、それはさておいても掃除係の人からお小言貰うのは確実。

で、最後のオチが「うーんもう、ちゃんと掃除してよ!」だと思ったでしょ?残念でした。言わないんです。石小僧はやっぱり堅物なのです。

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La Mer

日本は「海の日」の休日なんだとか。こちらは勿論通常出勤、しかも海にはちょっと縁の無いNew Mexicoです。比較的海に近い所で育った自分ですので、たまに海が恋しくなることもあります。

ファルファーレさんの所に、丁度「海の日に聴きたい曲」という記事が出ていました。海と言えば、Debussyの交響詩”La Mer”。交響詩と訳されますが、Trois Esquisses Symphoniquesは3つの交響的写生とか言う意味。その名のとおり、まさに海を音として写し取ったような音楽です。

作曲されたのは今から丁度100年前の1905年で、1905年と言えばEinsteinが特殊相対性理論を発表したので有名ですが、Debussyは物理なんぞ気にせず、北斎の富獄三十六景の神奈川沖波裏からインスピレーションを得て作曲したという話。そのためか、CDのジャケットには北斎の版画が使われることが多いです。

全体は3楽章から成り、曲最初のチェロの短い動機が全曲を統一する循環主題になっており、交響曲と呼んでも良いような形式となっています。終楽章最後のコーダでトロンボーンが強奏するのは、この動機の逆の形。

変形された幾つかのモチーフが、全曲を通じて繰り返し利用されるのと、それらモチーフがロマン派の旋律のようにあまりはっきりしないので、音楽を聴くというより音響の風景を聴くという感じがします。Debussyは印象派という「派閥」で語られますが、実際はクラシック音楽の中での特異点で、そういう意味では1915年に発表された一般相対性理論とも関連があります。

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Sangre de Cristo 登山

今日の記事は庭先に咲くムクゲにする予定でしたが、ハイキングに行って野草の写真を撮ってきたので、そちらに変更。ちなみに晩ご飯はゴーヤチャンプルでした。どうでもいいですけど。

ここから一旦Santa Feへ下り、Santa Feの直ぐ横に連なるSangre de Cristo連山の頂上の一つ、Lake Peakを目指します。高さは4000m以上。あまり高所になると健康を害するおそれがあるそうですが、もう成長期でも無いし妊娠している可能性も多分無いので、気にしないでおきましょ。4000mと書くと本格的登山のように聞こえますが、実際は三千うん百mまで車で登ってしまうズルをやります。

今の季節のハイクの楽しみは、なんと行っても高山植物の花。アスペンの林を抜け、尾根伝いに岩場を歩いていると、岩陰にひっそりと可愛らしい花々が咲いています。まずはColorado Columbine、オダマキの一種です。この清涼感ある青紫のColumbineは、コロラド州の花に指定されているもの。自宅付近でも見かけますが、黄色のものばかりで、野生のColorado Columbineを見たのは初めて。


これも頂上付近の岩陰で見つけたもの。Spotted Saxifrageというそうです。花そのものは5mm程の小さなもの。よーく見ると、そばかす顔の白い花です。


これ、散々調べましたが、結局名前が分からずじまいです。明日、高山植物図鑑を買ってきます。


植物の写真ばっかりで、肝心の登山風景写真を忘れてました。目の前にある高いピークが、目的地です。遥か彼方に見える別の山頂はTruchas peakで、昨年ハイキングしたところ。昨年は全距離20km程の疲れる行程でしたが、今年は2時間程歩いただけで頂上制覇。昨年に比べれば楽チンですが、何しろ標高4000m、酸素が薄いので息苦しくなります。

今の季節、午後は必ず雷雨になります。頂上でお弁当を食べた後、そそくさと下山しました。途中少しだけ雨に降られましたが、幸い土砂降りに遭遇することなく戻って来ました。常日頃の行いの良さの賜物です。

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落ちたアプリコット

まずは写真を見てくだされ。地面に落ちたたくさんのアプリコット。よーく見ると中の種がありません。

そう、まーた奴らです。ドンくさいと思って油断していた地リスたち、実はこっそり木登りして、まだ熟しきっていないアプリコットを齧り、なんと中の種だけ食べているんです。リスの餌(ひまわりの種)は裏庭に大量に置いてあるにも関わらず、そっちを平らげたかと思うと表通りに回って、熟れるのを楽しみにしているアプリコットに手を出し始めました。

アプリコットはたわわになっており、ようやくやや黄色く色づいて来たところ。そのちょっとだけ色づいたやつを選んで種をほじくりかえしています。リスに全部食べられてはたまりません。こちらも負けじと木に梯子をかけ、黄色くなりかけたアプリコットを収穫し始めました。

まだ緑色が残るアプリコット。とりあえず2,30個程収穫しましたが、家の中に置いておけば熟して来るんでしょうか。食べられないことは無いようですが、やっぱりちょっと早いみたい。でも熟すのを待っていたらリスに横取りされてしまう。これから1,2週間、油断できない日々が続きそうです。

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夏の嵐

本格的モンスーンの到来です。午後4時過ぎ、一帯が雨雲に覆われたかと思うと、もの凄い雨が降り始めました。ここまでは良くあること。職場の窓から、地面を叩き付ける雨脚をしばし眺めていました。

そのうち、雨音が次第に激しくなります。外に降っているのは雹。それも1cmはあろうかという大粒です。みるみる辺り一面が真っ白くなっていきます。同時に集中豪雨。積もった雹は流され、排水溝をせき止め、前の道はまるで川か池のよう。

普通、雨は30分程で止んでしまうんですが、今日の雨は1時間経っても止みません。折しも職員が帰宅する時間。普通の雨なら傘でなんとかなりますが、雹のつぶてを傘でしのぐ度胸のある人はいないようで、皆建物の入り口付近で雹が収まるのを待っています。

そこへ勇気ある3人。手には段ボール箱。これを頭に被って雹の絨毯爆撃を突破して車まで走ろうという魂胆。入り口にたむろしていた人々は、口々に「やめといたら?」「ゴミ箱の方が良いよ」。気分は野次馬です。

土砂降りの中を出撃した3名。頭に段ボール箱を乗せ、道路の濁流を駆け抜けて行きました。あたりからは、「おおおおぉぉぉ」の歓声。

彼らの勇気ある行動の10分後、雨は上がったとさ。

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ニューメキシコの小さな町ロスアラモスでの日々雑感