ペトルーシュカ

日曜、小学生の長女はまた「のだめカンダービレ」を読み返しています。漢字にルビが振ってないので全部は読めないはずなんですが、何故か読めてるみたいなんですね。不思議。

コンクールで弾いていたSchubertのイ短調のソナタ。マンガの背景に使われてる楽譜んとこを、こんな曲だよと弾いてやると、「へー,じゃ白いChopinは?」などと調子に乗って言ってきます。

Chopinの前奏曲集を引っ張り出してきたんですが、21番変ロ長調は弾いた事ありません、初見でノタノタと弾いていると
「この曲,ぜーんぜん白くないじゃん.何か黒いっちゅーか…
ムカッ#

BeethovenのViolin Sonata「春」のピアノパートだけを弾いてやると、このヴァイオリン、あたしにも弾けそうとか無謀な事を言い出す始末。そりゃ二段譜のピアノに比べれば、弦の譜面は一段しかありませんもんね。

とどめは「ねぇ、ペトルーシュカって弾ける?」

あんな難曲、弾けるかいと思いつつも、幸い「Petrushkaからの3楽章」の楽譜は持ってないので、それは知らんと誤魔化しておきました。でも管弦楽スコアは持っているので、Russian Danceのピアノパートを弾いてやり、こんな曲だと一応親の威厳だけは保ったのでした。

ちなみに、このロシアの踊りのリズムが富田勲の名曲「今日の料理」のそっくりさんなのです。のだめちゃん、この部分で「ちゃんちゃらちゃららら,ちゃんちゃんちゃーん♪」が頭の中に響いちゃったというネタ。まぁ作者が説明してるわけじゃないので、勝手にこっちがそう理解して笑ってるだけなんですけど。

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犬小屋人小屋

週末。外で遊ぶには寒いし、特に行く当ても無し。そうなると、子供らはカマエカマエとまとわりついて来ます。なんか作れと言うので、倉庫にあった段ボールで犬小屋を作りました。設計ミスで屋根が少々歪んでますが、ま、その辺はご愛嬌ということで。強度計算ごまかしてるマンションよりマシでしょう。

こういう工作をするときに威力を発揮するのが、日本製ガムテープです。そんなん、あたり前やん、と思ってる皆さん、当たり前じゃないんですよ、ここでは。

ああいう強力な粘着テープがなかなか手に入らないのです。梱包用のテープはスーパーでも売っていますが、すぐに切れる、貼りにくい。Santa Feまで行けば、Home Depotとかにもっと強力なテープが売られているかもしれませんけど。今じゃ、日本でのお買い物リストに何故かガムテープが入っている始末です。で、梱包には使わずに、こんな工作に使ってるんだから無駄ですね。

出来上がった犬(人?)小屋、子供らはさっそくおもちゃを中に持ち込んで基地気分。長女は、今夜はこの中で寝るんだとか言って、布団を持ち込んでます。

週末、子供らが出入りしたり、クゥと中で暴れたりしているうちに、小屋もだんだんと歪んできました。建築物の強度計算ごまかしてたのがバレてしまいました。

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やっと雪、そして停電

からっからに乾燥したLos Alamosの今年の冬。町のスキー場のシーズンチケットを買った皆さん、待望の雪です…って、今頃降っても遅いですね。

数日前から、冬に逆戻りしたような寒さです。曇り空、時々粉雪というのが数日続き、夜間降った雪が、朝方だけ雪化粧を見せてくれました。この雪、もしかしたらクゥは生まれて初めて見たのかもしれません。

雪が降っているとは言え、さすがに真冬の寒さほどはありません。町中の雪は、たまに雲の切れ目からさすニューメキシコの日差しに、降るはしから融けています。

木曜日の昼、いつものように昼食に家に戻りました。寒い日だったので、昼ご飯はうどん…の予定でしたが、正午過ぎ、突然の停電。キッチンは全部電化なので、全ての調理器具、電気無ければただの箱です。

作りかけのうどんを涙目で眺めつつ、パンとハム、サラダ。木枯らし吹く日にkalt essenになってしまいました。

1時間半ほどして電気復活。うどんは、そのまま晩ご飯へ。いったん煮てしまったうどんの麺は、スープをたっぷり吸ってパンパンに膨れていました。

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実は腹黒い

何故か人がいる所に来て,その足もとで寝るやつです.とくにキッチンの隅っこが好きみたいで,うっかり踏みつけてしまいそうになります.と言うか,何度か踏んでしまいました.

で,寝ている所をこっそり激写.クゥ,実は腹黒いんです.シェパードって,背中が黒いと思うんですが,何のミックスなんですかね.友人からはハスキーじゃないかと言われたんですが,顔の黒白のあたりはアライグマっぽいです.


噛んでもいい色んなおもちゃ(ガラクタとも言う)をあげているせいか,幸い家具類は今の所無事です.ワインのコルクをあげたら,歯にぶすっと刺さって抜けなくなり,ちょっと間抜けでした.最近はスリッパや草履のコレクションを始めたようで,スリッパが無くなったと思ったら,自分の部屋にスリッパを持っていって噛み噛みしてました.

写真、追加しました。ぶすぶすと穴をあけられた無惨なワインコルク。

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コンピュータのお名前

いけっち氏のマシンのホスト名へのトラックバックです。

それはまだInternetというものが日本にやってきて間もない頃。コンピュータをケーブルでつないでネットワークを作り始めると、それぞれのコンピュータにお名前が必要になってきました。なるべく覚えやすく、簡単なものが良いのですが、実際には管理者の趣味が端的に反映されます。

良く見かけたのは、惑星の名前。Mars, Jupiter, Venus…に混じって、Earthでは無くMoonが入っていたりするのは、月に代わっておしおきされたい大学生が多かったことと無関係ではありません。

ギリシャ文字というのもありました。alpha, beta, gamma, delta,…とここまで来て、大概停止します。次の文字はε、いぷしろん、綴り、分かりますか?

覚えにくい名前を付けられるのも困りモノで、職場にあるネットワークプリンタの名前は、Sleepy, Dopey, Spooky,…「七人の小人」シリーズ。七人全部、言えますか?

その他、思いつくままに今まで見かけた名前シリーズを並べると、七福神、JR駅名、ギリシャ神話、アニメ・ゲームの登場人物などなど。中でも必ず出て来るのが、女の子の名前。もう理系野郎世界のお約束です。そういう名前を付けると、会話がなんとも怪しくなってきます。

「今朝起きたら、えりが死んでてさー」とか
「ちょっと、ともみ、使ってもいい?」とか
「今晩、ゆみを持って帰って遊ぼう」とか。。。電車の中とかで話してたら怖いです。

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小切手で支払い

jeyjeyさんの所で出ていた、アメリカではスーパーの支払いでも小切手を使う人がいるという話。

スーパーのレジでは、大体4通りの支払い方法があります。まずはキャッシュですが、実は現金で払う人はあまり多くありません。普通はカードです。

カードと言ってもデビットとクレジットがあり、デビットは銀行のキャッシュカード、暗証番号を入れるとその場で銀行口座から引き落とされます。クレジットカードだと月の明細が送られて来た後まとめて支払うので、同じカード支払いでも、実際は大分違います。

で、もう一つの方法が小切手。日本で小切手を切ると言うと、会社の社長さんのイメージですが、こっちでは日常のこと。大概の公共料金は小切手での支払いとなります。電話代などの請求がくれば、その金額を小切手に書きサインして郵送。銀行引き落としよりは面倒ですが、なんせこっちのシステム、信用なりませんので、まずは金額を確認した後に支払いという方が安心です。

この小切手、普段の買い物の支払いでもOKで、スーパーでの支払いに使う人もたまに見かけます。クレジットカードを持てない人(つまりクレジットヒストリーが無い人)でも、当座預金があれば小切手は持てるので、それなりに重宝します。

ただ問題は、スーパーのレジでの支払いにやや余分に時間がかかること。支払い金額をThirty Five and 23/100とか書いて、サインして、とかしてると、後ろに並んだ人間は少々イライラしてきます。さらには、小切手で支払うときは、免許証などの身分証明書を提示させられるのが常。

こういう状況でのイライラって、アメリカ人でも感じているようです。アメリカのアニメ、Foster’s Home for Imaginary Friendsでもそんなネタが出て来ました。レジで順番を待つFrankie。支払いをしているおばあちゃんは、ハンドバッグの中の小切手帳をごそごそと探して取り出し、ノタノタとサイン。Frankieはイライラ。やっと小切手を手渡したと思ったら、「あらあら、IDが要るわね。えーっとどこだったかしら。」とまたハンドバッグをゴソゴソ…。

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全音ピアノピース

楽譜棚を整理しながら,あちこちに押し込められていた古いピアノピースを片付けていました.ピースの中には,曲集で持っていて重複しているものがあります.そういうのを誰かにあげてしまおうかと.

ピアノ弾きなら誰でも知っている全音のピアノピース,ベージュ地に緑のストライプが入った表紙のやつです.でも昔々は,こんな唐草模様の表紙.何時頃変わったのかは知りませんが,自分が楽譜を買い始めた頃には,すでに二つの表紙デザインが混在していたと記憶します.古いデザインのやつは,あまり需要が無かったんで売れ残ってたんでしょう.

写真に出ているのは,Debussyの「夢想」,Holstの「Jupitorの主題」,Rachmaninoffの前奏曲,そして八橋検校の「六段」.Debussy以外は,印刷されてから数年は売れずに残っていた可能性大です.値段はどれも100円から200円.今の物価からすると,格安ですね.

実家には、誰が買ったのか知りませんが「乙女の祈り」がありました。おそらく僕が生まれるより前からあったと思われ、値段はたったの35円。アメリカに持って来なかったのが残念。

「夢想」は子供の頃,思いだしたくもない発表会で弾いたもの.Rachmaninoffの前奏曲Es durは,発表会で弾く曲を何か持って来いと言われて自分で選んだものの,「地味すぎるからダメ」と言われてボツになったもの.色々と思い出があります.

このRachmaninoffの楽譜はとりわけ古いみたいで,裏のピース一覧表の一番最後は273となっています.ピース2番の「エリーゼのために」の値段は50円、「乙女の祈り」も50円.難易度も,今ではA(おこちゃまレベル)からF(弾けるもんなら弾いてみぃ)ですが,この頃のやつはA-Dで分類.Chopinの葬送行進曲や雨だれが難易度D(上級)で,月光ソナタ(難易度C)より上なのはちょっと解せない.Beethovenのソナタ弾ける人なら、雨だれは初見で弾けるでしょ。

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ニューメキシコの小さな町ロスアラモスでの日々雑感