Shostakovich 24の前奏曲とフーガ

J.S. Bachの平均律クラヴィーア曲集にならってShostakovichが作曲したピアノ曲集「24の前奏曲とフーガ」。平均律のようにハ長調から始まって全ての調性を網羅する大規模な作品です。1951年の作曲とのことなので,つい最近じゃないかという感覚を共有してもらえるかどうかで年齢が分かります。

Bachの平均律はハ長調から始まって半音ずつ上がっていくので,3曲目の♯が7個も付く嬰ハ長調で涙目になりますが(変ニ長調で書けよ!),ショスタコの方は♯を一個ずつ増やしていく,ピアノ弾きに優しい設計。

先日ウィーンの楽譜店で楽譜を買ってきました。とりあず全曲,音だけ拾って見ましたが,初見で弾けるレベルから脳内混線起こすレベルまで,難易度様々です。大雑把に言って平均律が弾ければ何とかなるという難しさでしょうか(最難関24番を除く)。

比較的穏やかな雰囲気の曲が多いながらも,その中に厳しい緊張感が感じられます。16番や23番のフーガの響きの美しさは格別です。自分で弾いてるだけじゃこの曲の本当の良さも半減どころか1%くらいに落ちてしまいますので,早速CDを注文しました。

ところでこの楽譜,2巻合わせて8000円ほど。日本の全音でも同じ曲を出版しているようで,そちらはたったの3300円。散財してしまったかも。

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会議でRed or Green

先々週のSanta Feの会議ではmy Laserポインターを持って行きました。緑色のはっきり見えるタイプなので気に入っています。元々パワーの必要なタイプです。スペアの電池も持参。これで準備万端だと思っていました。

ところが使い始めるや,みるみる光が弱くなっていきます。最初はレーザーポインタのトラブルかと思いました。どこか接触不良かと。でも電池を交換すれば,暫くは元に戻ります。半日毎に電池交換する始末。

挙句の果てには,緑は良くないと,会場から赤レーザーを登壇者に渡す人まで出てきました。経験上,赤のほうが信頼できるんだとか。

Red or Green

終いにはスペア電池も無くなり,同僚にコンビニで買ってきてくれと頼みました。こんなのしかなかったからと彼が持ってきたのは,少々高級な電池。4個で$15くらいします。お金を渡そうとしたら,要らないと言う。

そしてその電池が全ての問題を解決しました。その後の二日間,全く交換不要。しかも先週のウィーンでの会議でも大活躍し,ようやく光が弱ってきた模様。

どうやら最初に使っていた無印電池があまりにしょぼかったらしい。リモコンとか時計なら問題無かったものの,レーザーはちと荷が重かったか。

電池代を受け取らなかった同僚君には,ウィーン土産を渡すことにしました。Leschanzのチョコレート,お気に入りのショコラーデで,よくここを利用します。

以前も書いたと思うのですが,この店舗は元々ボタン屋さんだったそうで,棚の上の方にその名残のボタンが並んでおります。某クイズ番組でこれが問題になったんだそうですが,さて,ふしぎ,発見!

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何かを勘違いしているウィーンのハワイ料理

ウィーンでの仕事先のカフェテリア,安くて美味しいランチが食べられるので,毎日利用します。ピザや寿司,中華,パスタ等など色んな料理が揃っているのですが,その中でなかなか手を出せないのがスペシャルコーナー。いつも行列が長く避けておりましたが,この日はちょっと変わったものが出されており,しかも列も短いのでチャレンジ。

それはハワイ名物,ポキ丼(ポケと書かれることもあり),日本の漬け丼のようなもので,アヒ(マグロ)のポキなんて,まさに日本料理です。でもメニューに書かれたサーモンに少々違和感ありました。さて,どんなものかと言うと …

うーん,なんだろうこれは。底にはご飯,その上に大量の生野菜,そしてほぐした焼き鮭,不思議なソース。どうやらハワイとは無関係のポキ丼だったらしい。

閑話休題,楽友協会の売店で売られていたMozart傘。こんな柄の傘をさすのは少々勇気が必要ですが,それ以上に問題が。

Eine Kleine Nachtmusikの楽譜が印刷されていますが,思いっきり音を間違っています。音楽の殿堂,楽友協会にこんな商品を置いていいのか。

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古都ウィーンでモダンな百水カフェ

保守的で古風なイメージの強いウィーンですが,街中心からちょっとだけはずれたところに何やらゴタゴタした建物があります。ここが有名なHundertwasser Museumのカフェ。以前からずっと行ってみたいと思っていたものの,やや不便な場所にあるせいで,チャンスがありませんでした。

フンデルトヴァッサーはちょっと変わった建築家で,曲線の多いカラフルな建物をあちこちに設計しています。

写真では分かりにくいかもしれませんが,床も曲面。当然ながら椅子もガタガタします。

金曜日の午後だったので,観光客が多いかと思ったのですが,ちょうどピークタイムの間だったせいか,ゆっくりと食事できました。

メニューには,特別に変わったところはありません。皿もぐにゃぐにゃしてるのかと思ったら,普通でした。魚のフライとカレー味のソース。日本のカフェにもありそうな,ウィーンらしからぬオシャレメニューです。

こちらはカフェほど近くにあるHundertwasser Haus。現在も普通に住居として使われているそうですが,内部がどうなってるのか見てみたいもの。中も曲線だらけだったら,さぞかし生活しにくそう。

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古都ウィーンで現代音楽

会議でウィーンに来ております。例によって仕事以外の楽しみと言えば音楽,今回はぎりぎりにコンサートを探したせいか,良さげなプログラムのものはすでに満席。ようやくまだ少しだけチケットが残っていたのが,ORF RSO ウィーン放送交響楽団のコンサートです。

プログラムが少々とんがっており,まずはShostakovichのヴァイオリン協奏曲第一番。E. Tjeknavorianというウィーン生まれの若いヴァイオリストで,なんとまだ24歳ですが,すごく有望な若手のようです。実際,演奏後のブラボーの嵐がその才能を語っておりました。

二曲目はこれまたウィーン生まれの作曲家,B.R. Deutschの作品で,Phaenomenaというアコーディオン協奏曲のような曲。アコーディオンの技術も凄いながらも,オーケストラもかなり激しい面白い曲でした。この作曲家さんもまだ42歳。曲の後にソリストと指揮者と共にステージに登り喝采を浴びていました。

そして最後はポーランドの作曲家W. Lutoslawskiルトスワフスキで,管弦楽のための協奏曲,いわゆるオケコン。三管編成のオケに加えて多彩な打楽器,チェレスタやピアノも入る大規模なもの。これまた派手な曲ではありましたが,出張疲れのせいか不覚にも一瞬の睡魔に打ち勝てなかったのでした。

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青いけど灰色なタコス

秋晴れのSanta Fe。仕事さえなければ最高なのですが,そこは観光モードになるのをぐっと我慢。でも会議最終日くらいはと,友人らと夕食へ出かけてきました。Blue Corn Cafe,Santa Feのカジュアルなレストランです。

ブルーコーンタコスという,ここらではよくある小粒のとうもろこしで作ったタコスなんですが,後で写真を見たらほとんどサラダに埋もれてますね。

ざっくりした味で,これを使ったドーナツも名物です。

盛りだくさんなプレートですが,実はお手頃お値段で,これだけ乗って1000円ほど。もちろん豆と米を全部食べてたら,大変なことになります。ついでながら,このソースもつけ過ぎ注意,かなり辛いです。

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ニューメキシコの小さな町ロスアラモスでの日々雑感