
色んなワイルドライフ見てきましたが,こんなのは生まれて初めて。野生動物の骨は何度か山で見かけました。でも下顎が木にぶら下がってるなんて。
おそらくは鹿の顎。木に登ってそのまま宙づりで死んだというわけでもないでしょうから,誰かがイタズラで落ちてた骨を引っ掛けたんでしょう。あるいは呪いの儀式か。
さすがに持って帰るには不気味なのでそのまま通過。やがて彼方から何か声が聞こえます。
まるで子供が叫んでるような声。呪いが悪魔を召喚か。
と,すぐ近くから人の声
「あれはエルクじゃよ」
近くの岩で休んでいた年配のハイカーが話しかけてきました。警告の声なのか,はたまた発情期なのか,あんな声を出すんだとか。呪いの儀式も不吉ながら,おじさん,もしかして森の妖精?