百花繚乱世界観

やたらと「世界観」という単語が溢れるようになってますが,これってゲームとかファンタジー映画のせいなんでしょうか。今でこそ「Star Warsの世界観を壊さないアトラクション」なんて宣伝文句を見ますが,昔はそんなの無かったような。

そもそも世界観ってなんなんだろう。世界に対する客観的なものの見方とか,そういう哲学的な話じゃないですよね。なんかもっと小ぢんまりした,外界と孤絶した地底のドワーフの世界を垣間見るような,そんな感覚なのかな。

カフェオーナーが新装オープンした店内を客に見せつつ「緩やかな時間が流れる世界観をイメージしました」とか。

誰にも座らせない席をバーの片隅に作って「文豪が密かに通うバーの世界観です」とか。

誰にも読めないコンピュータプログラムを書いて「天才ハッカーの世界観に基づいてコーディングしています」とか。

鹿がたむろする横をジョギングして「人類が滅亡して鹿だけが残った世界観で走ってます」とか。

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