近いよ,近い,近づきすぎる

路傍の石,なんやら色が付いていたので,なんやこれと顔を寄せてみたら,これですよ。

「読めるんなら,近づきすぎ」

これ,Tシャツとかのジョークにあるやつです。ちっちゃい文字がプリントされてて,もし読めたらだめってやつ。最近じゃ,マスクに印刷されてるのもあります。つまりSocial Distancing。

油断してました。まさか石にまで距離を取れと言われるとは。健康への注意はどこでも口酸っぱく言われるようです。いし,だけに。

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形で想像してみよう

吹きさらしの大地の上に生えるせいか,変わった形の松の木をよく見かけます。天然の巨大盆栽みたいなやつ。

散歩中に見かけたこの松,よく生きているものだと感心すると同時に,なんかこういう形,見たことあるなと気になります。ハンドモップとか,海老反り青虫とか,あとなんだろ。

でも真っ先に思い出したのが,これ。

Louvre美術館で真っ先に出迎えてくれるサモトラケのニケ。ちょっと畏れ多いかもですが,形だけはなんとなく似てません?

なのでこの木はLos Alamosのニケと呼ぶことにします。ちなみにNikeはこの勝利の女神様の名が語源。ちなみにちなみに,この木がどこにあったのやら,もう覚えていません。

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黄色の州の黄色い花たち

New Mexicoの旗は黄色い地にZia族の赤の太陽,その色のとおり,夏から秋にかけて野草が真っ黄色な花を付けます。

...と書き始めておいて,この写真のはなんだか黄花コスモスっぽい。もしや園芸用の種が飛んで原っぱで野生化してるのかも。

下の3枚は間違いなくこちらの野草で,Los Alamos町中の散歩コースに咲いております。夏のほんのちょっとの雨で一気に背を伸ばして花をつけます。植物にとっては過酷な乾燥地帯で頑張ってます。

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数十年ぶりに読むマンガ

少年ジャンプに連載されていたのを読んでいたので,小学校高学年か中1か。日本古代を題材にした不思議なマンガに夢中になったのです。でもそのまま,タイトルも作者も全く覚えていないまま。

大学院生となったある日のこと。(少々変わり者の)大学の先生に,子供の頃,変なマンガがあってですねえという話をしたら,

「あぁ,そりゃきっと諸星大二郎だ」

調べられなくもなかったのですが,そのままにしていたいような気分で,それ以上の進展は無し。

そして数年前の帰国時のこと。大手町丸善でこの本を見つけたのです。作者は諸星大二郎,タイトルは覚えていませんでしたが,この絵はしっかり覚えています。もしやこれか。

「暗黒神話 (愛蔵版コミックス)」という箱入り特別装丁の豪華版。お値段3500円しましたが,衝動買いしました。初版。

それから3年間,ずっとリビングの片隅に丸善の袋に入ったまま眠ったまま。放置していたのではなく,読むのが勿体ない。読んでしまうのが惜しい。

そして今週,電話会社のトラブルでネット遮断されたとき,ついに取り出したのです。おそるおそる開いたページに子供の頃の記憶が蘇ります。かなり加筆されてるらしく,見覚えないページも多いものの,ストーリーはそのまま。

一気に読みたい衝動をひたすら押さえ,ひと晩に1話の制限を自分に課し,ゆっくりと読んでいます。あぁ,読んでしまうのが惜しい。

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約30年前の地下鉄箱崎駅付近

パソコン内の写真を整理していたら,こんなのが出てきました。おそらくは80年代終わりくらい。福岡空港へ着陸する直前,九大の真上を飛ぶ瞬間のもの。

勿論デジカメもスマホも存在しない時代です。あの頃はニコンの一眼レフを使っており,その写真をスキャナで取り込んだものです。ということは,オリジナルの写真もどっかにあるのかな。

右上の道路は,元々線路があったところ。そこが地下鉄となり,横断歩道が見えるあたりに箱崎九大前駅ができました。1986年に開通とのことなので,そのちょっと後の写真かも。

この付近,今では箱崎何丁目という味気ない名前になってしまいましたが,以前はもっと細々とした伝統的な名前に分かれていました。海門戸(かいもんど)だったと思うのですが,違ったっけな。

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10年以上経ったので大きなピアノメインテナンス

先月,ピアノの調律をしてもらったときのこと,かなり年月も経ってるようなので,そろそろ全体の調整もしたほうがよいとSanta Feの調律師さんに言われました。確かに買ったのは15年ほど前です。調律は毎年欠かさないものの,その他のメインテナンスは殆どやってません。

問題があるのは薄々感じていました。買った頃に比べて,音色が全く変わっています。初めはもっと深い音だったのが,なんだかペラペラ軽い音になっています。音量の幅が狭くなってきて,変化を付けにくくなっています。なんだかアップライトピアノみたい。

作業はフルに2日とのこと。それなりにお代もかかりますが,腕の良さそうな調律師さんだったので,お願いすることに。彼はpiano regulationと呼んでいましたが,日本語ではピアノの整調と呼ばれるようです。実際にはそれに整音も入ってました。

まずはカバーを取り外し。さすがに重たいので,ここは手伝います。

大量の工具と部品,テーブルに椅子まで持ち込んで,リビングは臨時工場。取り出したアクションを,キー1個ずつ調整していきます。鍵盤を押さえると,このハンマーが弦を叩いて音を出す仕組み。

本体の方もピカピカに磨いてくれました。うちのピアノはあまりカバーを開かないので,内部奥の方にちょっとホコリが積もっていた程度。彼が言うには,蜘蛛の巣が張ってるのなんてしょっちゅう。ネズミがいたこともあるらしい。

作業をずっと見ていたかったのですが,なんせコロナ対策で,お互いマスク付けて距離を取ったままです。ときたまこっそりと盗み見る程度。

2日がかりだったピアノの整調・整音ですが,できあがりを弾いてみてびっくりです。音が全く違います。タッチも違います。薄っぺらい音だったのが,深く暖かい音色になりました。お金はかかりましたが,お願いしてよかったと自分でも納得です。

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