ほうき星を探して

毎日のように午後から曇りのち雷雨となるLos Alamosの天気。Neowise彗星を見るのは半ば諦めていました。それが今日,奇跡的に快晴。やや雲が出たものの,チャンスです。日没を待って,町はずれの真っ暗な崖っぷちへと出かけました。

事前の調査で,彗星は北斗七星と地平線の真ん中辺りに見える筈です。360度ぐるりと見渡せ,街の灯りが届かないところへ移動。次第に西の残光が薄れ,満点の星空が広がり,蠍座に赤く輝くアンタレス,織姫と彦星,その間を流れる天の川もくっきりと見えています。

北斗七星の下辺りを注視。夕日の残滓の中,次第に薄く尾を引く彗星が姿を現しました。初めは,もしかしたらあれかなあという程度。でもじきに見間違えようもないほうき星が,北西の空に浮かぶのがはっきりと肉眼で見えるようになりました。さすが標高2000mの土地柄。

1997年に接近したHale-Bopp彗星以来です。あの時は明るい福岡の夜でも肉眼でくっきり見えるほどでしたが,ネオワイズはそこまで明るくはない。町中では無理でしょう。

感動を心に家に戻り,裏庭からふたたび北斗七星を探し,あの辺りに彗星があったんだなあと眺めてみると,

家からも見えるじゃん

出かける必要ありませんでした。なんと家の庭からも彗星ははっきりと見えておりました。

FacebooktwittertumblrmailFacebooktwittertumblrmail