はしについてのはずだったのに

深夜,つまみのピーナッツを箸でつつきながら,箸について何か書こうと昨晩まで思ってたのですが,きれいさっぱり忘れてしまいました。「このはし,つかうべからず」というお触書に,じゃあ真ん中使って食べました,みたいな内容では無かったはず,多分。

「はし」って案外多くの漢字があります。端,箸,橋,嘴,觜,破斯,波斯。「愛し」とかいて「はし」と読むそうです。

逆に同じ一文字で多くの読み方があるのは,「生」という字と,昔どこかで読んだことがあります。せい,なま,しょう,き,まさ,いきる,あたりはすぐ出てくるのですが,他にも

生い立ち,生える,生意,生ゆ,生生世世,生田,生贄,往生,等など,確かに多い。前後の漢字で音便化してるように見えなくもないですが,やはり生命に関する言葉は多いのでしょう。

その正反対の漢字「死」は,音読みも訓読みも「し」。偏ってます。

「生」の反対って死なのかな。生魚の反対は焼き魚,生ビールの反対はラガービール,生演奏の反対は録音,生の反対は避○,いやいやいや。

生ビールの生が何かも知らずに,やれビールはやっぱりヱビスだよと蘊蓄を傾ける日本人,「なま」という言葉に,なにか新鮮なものをイメージするんじゃないでしょうか。ヱビスは生ビールじゃないっけ。

生肉の反対は焼き肉。焼き肉するときは,専用の箸を使うのがマナー。生箸はよくないですよ。というわけで,ようやく箸に戻ってきて,お後がよろしいようで。

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