嗅覚をたよりに夕暮れの道

ふと漂ってくる香りに昔のことをふと思い出します。夕方,ようやく日が落ちたのでジョギング,どこからか花の香りが漂ってきました。

子供の頃,大人たちが「良い香りねえ」と花をくんくんするのが不思議でなりませんでした。おそらく子供の自分にとって良い香りというのはバニラエッセンスのような甘くて美味しそうな香り。花の香りは異質なものでしかありませんでした。

これが「良い香り」というものなのか。なんだか酸味すら感じさせるその香りを「良い」と表現することに違和感を覚えた記憶が,ジョギング中に舞い戻ってきました。

走るときは眼鏡を外すのであまり周囲がはっきり見えず,その分嗅覚が前面に出てくるのかもしれません。夕方町中を走っていると,色んな匂いに遭遇します。料理はもちろん,シャワールームの匂い,すれ違う人の体臭,どこかの庭のバーベキュー。わんこの世界を垣間見ることができます。いや,垣間匂うことができます。

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