聞くが早いか引くが早いか

「辞書を引く」あたりまえの表現ですが,じゃあなんで引いてるんだろう。気になると調べなくては落ち着かない性分なので,あれこれ調べ,さらにはパソコン付属の辞書も引き,結局良くわかりませんでした。

「くじを引く」と同じように,なにか一つを選ぶときの引く,あるいは「引用」のように文中に何かを引いてくる,そんなところから来てるんじゃないかと。

さて,書籍の辞書を引く機会は,もう全くありません。MacBookに付属する,国語,英和,仏英,独英,類義語,こんなのでほぼ事足ります。あるいはネットでちょいちょいっと検索すりゃ,答えはそこにあります。便利になった反面,この横着さは堕落への急降下じゃないのかという危惧も。

かつて一番良く使った印刷された辞書はもちろん英和辞典ですが,その次に活躍したもの,それは僕の場合は音楽辞典です。Internetなんてなかった高校生時代,音楽関連の用語を調べるのに重宝しました。特にイタリア語での表記など。

なにか一つの音楽用語を調べたら,そのついでに前後の部分も読んでしまったりと,ムダ知識の蓄積にも役立ったはずです。ネットでちゃちゃっと調べておしまいな時代だと,なかなかそうはいきません。だって何か調べたついでに,ちょっとニュースでも読もうかとか,無関係な誘惑が強すぎますもん。

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