
先週末の昼下がり,ピアノの鍵盤をぶっ叩いてると,パトカーが二台ファンファン鳴らしながらやってびっくり。近所で事件か。パトカーの後ろには数台の車も連なってます。
何事かと窓から表通りを見たら,近所の家族も子供らと一緒に玄関前に座って警察隊を眺めております。そりゃあ気になりますよね。
でも驚いたことに警察隊,その家の前に止まったのです。こりゃ野次馬じゃなくて,あの家で事件があったのか。やばいことになったと思ったその瞬間,警官がスピーカーで何かを警告,
いや,歌だった。
Happy Birthday to You ♪
え?え?
一瞬何が起こったのかさっぱり理解できません。パトカーの後ろに連なる車の中からも,ハッピバースデーの声。これはつまり...
コロナの自宅謹慎状況で誕生日のパーティができなくなってしまった子供に,友人ら家族が車でお祝いを言いにきたわけ。それも警察に先導されて(公私混同?)
いやはやなんともアメリカらしい光景でした。その家族,警察パレードが来るまで,玄関前で待ってたというわけ。
そうとは知らず,僕はばりばり鍵盤を叩いておりました。すまんねえ,そんな状況で「残酷な天使のテーゼ」とか弾いてて。







