返事をする人,しない人

日常生活では次第に電子メールが衰退しつつありますが,仕事上は相変わらずこれがメインのコミュニケーションツールです。そんな電子メールの黎明期の話。

ワークステーションをネットに接続し,一晩がかりで通信設定し,やったついにメールを送受信できたぞと祝杯を上げた時代。そこへ個人のパソコンが接続された頃から通信量はうなぎ登りとなり,ディスクがパンクするんじゃないかとひやひやしながらワークステーションを監視していました。

少しでも通信量を減らそうとメールは極力簡潔に,そんな貧弱ネット環境時代が染み付いてしまった関係上,今でもメールを書くときは余分なことを全部削除する習慣が残っています。

余分なこと,それは返信時に元のメールを含めること。某社の陰謀により,そんな金魚のフンのメールがあたかもビジネスの常識かのようになってしまいました。手作業で削除しなければ,過去の通信がだらだらと追加され,これが我慢ならない。

特にイラつくのは,そんな何百行もあるメールのてっぺんに一言,Thank youと書かれただけのもの。スマホで返信すると,こんなのになりがちです。

さて,相手にメールがちゃんと届いたのかどうか。Thank youメールでも,戻ってくればそれで確認できますが,あまりに些細なことでも必ず返事する人はちょっと煩わしい。

他方,そういうのを一切やらない人もいます。重要書類の受け取り確認くらいしてくれてもいいのにと思うのですが,こればかりは人それぞれ。返事しない人なんだと覚えておけば,それはそれで仕方ない。

話は過去に戻ってメール黎明期。日本からアメリカの有名な研究者へ何度かメールしたことがあります。ぺーぺーの自分からすると畏れ多い方ですが,必ず丁寧な返事をくれました。

1週間後,郵送で。

その手紙,今でも大事に保存してあります。

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