穴があったら入りたい

子供の頃,近所に大きな岩が重なってできた洞窟があり,そこを秘密基地として遊び場にしていました。基地1号,2号,悪友らとそんな場所を発見しては,中に入り込んでみる。中で何をして遊んでたのかさっぱり覚えていませんが,マンガ読んだりトランプしたり,だったのかも。

狭い閉鎖空間ってそんな浪漫があります。押入れの奥,屋根裏,床下,変なところを見つけては潜り込んだもんです。そして月日は流れ,中高生になったころは,福岡に点在する古墳の石室を自転車で訪ねてまわるなんてことも。

さらに流れて大学生時代。大分県の小さな村に寝泊まりする機会があり,たまたまその地方の出身だった友人が「近くに古墳があるよ」と言います。そりゃもう行ってみるしかない。玄室にも入れるそうです。

友人三人と狭い入り口をくぐり抜けると,やや広い空間があり,でもそれ以上のものは何もありませんでした。三人がぎりぎり入れる広さです。学術的にさほど重要でないので,そうやって一般に公開というか放置してたのかもしれません。

折角なので記念撮影しよう。三脚も持ち込んだので,それを入り口付近に据え付けて,はいチーズ。

出来上がった写真は,闇夜に浮かび上がる,むさ苦しい男三人のどアップでした。

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