推薦する人を推薦する人を推薦する

仕事上,色んな表彰への推薦募集があります.単純な賞状を貰えるだけのものから,研究費,はたまた給与が出るものまで.そんな募集メールが来るたびに同僚と,誰々を推薦できないかと相談します.特に若手研究者に対しては,将来にも影響するもの.同業者内でそれなりに競争になります.

良い仕事をした若手なら,数人からの推薦が出ることもあります.それだけ人に認められたということで,全然悪いことじゃありません.もちろん組織票を狙ってたくさん推薦書を出すようなのは困りものですが.

ところがそんなのが通用しない国があったらしい.複数の推薦書が出てきたからと,賞の選考委員会の方から「一本化してくれ」という連絡があったらしいです.なんのこっちゃ.

もちろん賞の要項には,推薦書は対象者一人につきひとつだけなど,何処にも書かれていません.ごく普通の一般公募です.推薦書をメールで送れと書いてあるのみ.誰が誰を推薦しているのかは,事務方のみぞ知る.

一人につき推薦ひとつと言うのであれば,選考委員会に回す前に調整しないといけませんね.まずは推薦書選考委員会を設け,そこで推薦書を一本化.推薦する人も調整しておかないといけませんので,その前に推薦者選考委員会を設置.さらに推薦者がそれに値するかどうかを確認するためには,推薦者許認可委員会が必要ですね.大学の先生方々の肩書がさらに増えていきそうですが,それも好まれるお国柄.

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