2007/02/19 月曜日

昔の話ですが,友人の結婚披露宴で,きれいなドレスのお姉サンがピアノでBGMを演奏してました.ChopinのNocturneやDebussyの夢やら,ありがちなピアノの小品が次々と演奏されていきます.
そのうち彼女が弾き始めたのが,これ.Valse No.9, Op.69-1,通称「別れのワルツ」.一瞬顔が引き攣りました.
そんなニックネームが付いているなんて,披露宴出席者のほとんどは知らないでしょう.でもピアノ演奏の仕事をしているような人です.「別れのワルツ」の名は絶対に知っている筈.確信犯に違いない.もしかすると,彼女は新郎の元彼女,自分をふって別の女と結婚した男に密かに復讐を誓い…
披露宴当日,ホテルの楽屋に侵入し,ピアノ弾きのバイトを襲って口をテープで封じ衣装棚の中に閉じ込め,彼女になりすます.そのまま披露宴会場に潜り込み,最初はごく普通にBGM演奏.やがて宴もたけなわの頃,おもむろに「別れのワルツ」を弾き始める…
いやぁ〜怖いですねぇ.当事者以外の結婚披露宴ほど退屈なものは無いので,妄想も膨らみます.
「別れ」というニックネームに拘らなければ甘い調べの曲なんですが.かく言う自分も,友人の結婚式で「悲愴」を弾きましたねぇ...