2006/05/14 日曜日
何かの拍子に、昔何処かで聞いた旋律が頭の中にふと蘇ることがあります。困るのは、それが何の曲が思い出せないこと。丁度、人の名前とかが喉の奥まで出かかっているのに中々出てこなくていらいらするのと同じ気分です。旅の途中、ふと頭に響いた旋律が、そのままずっと脳内にこびり付いて困っていました。
おそらくピアノ曲。頭の中に響いているのは最初の4小節だけで、それ以後どんな曲だったのかも思い出せません。4小節だけが壊れたレコードの様に何度も何度も繰り返し、気になって仕方ありませんでした。
数日悩んだ末、ようやく思い出しました。そのイ短調の曲はMendelssohnの幻想曲。すっきり爽やかな気分。
もう一曲、レストランで食事をしていた時、ハープの生演奏がありました。Mozartのオペラの編曲から始まって、J.Straussのワルツ等、Wienらしい小品が続いた後、ハーピストが何かのワルツを弾き始めました。
即座に、ああこれは知ってるピアノ曲だ、と思ったものの、何の曲だったか思い出せません。折角のハープ生演奏付きディナーですが、こういうのを気にし始めると止まらないタチです。巨大なウィンナーシュニッツェルを前に腕組みしておりました。
Chopinの遺作のワルツだったか、E.Satieだったか。長考の末に出て来た答えは、A.Dvorakのト短調のワルツ。
マイナーすぎます。もっと素直な選曲をして欲しいものです。そんな曲を聴いて、何という曲だったかウンウン唸っている自分も変ですけど。