2006/02/01 水曜日
ウィーンの国連ビルはドナウ川の中洲にあり、訪問する人を必ず迷子にさせる曲りくねったデザイン。内部を歩くにはGPSが必要なほど。ここで働くT氏とカフェテリアで昼食。2年ぶりの再会である。ビルから外のドナウを眺めると、なんと上でホッケーをしている人がいる。人が歩けるほど凍っているらしい。こちら側は流れの無い旧ドナウなので、スケートができるほど厚い氷が張るのか。
仕事は毎日きっちり夕方まで続く。でも商店は6時きっかりに閉まってしまう。5時半にホテルに戻ってきて、そのままウィーン市内の楽譜屋Doblingerに飛び込む。色々と品定めする時間は無いので、とりあえず予定していたBrahmsのヴァイオリンソナタ第1番とSchumannのピアノ四重奏曲を購入。今のところアンサンブルの予定は無いが、とりあえず持っておきたいというだけの理由。
ネットで予約していたコンサートチケットを受け取りに、楽友協会ホールのチケット売り場へ。今夜のコンサートはKuechl四重奏団。Brahmsホールは楽友協会大ホールと同じ建物内で、すぐ横に並ぶ小さめのホール。その気になれば、隣のホールに潜り込む事もできるかも。
開演までは時間があったので、ホテルザッハーの裏にある有名なCafe Mozartに入った。おのぼり観光客としてここは外せない所。軽く一杯のつもりで入ったのに、サンドイッチやらを注文し、結局夕食になってしまった。隣で一人静かに新聞を読みながらコーヒーを飲んでいた老人、よくよく見るとよだれを垂らしながら眠っている。常連なのかも。
2杯のワインでほんわか気分になりながら、楽友協会ホールへ戻る。今夜のメインの出し物はBeethovenの弦楽四重奏Op.59/3(ラズモフスキー第3番)。終楽章の突き進むようなフーガに思わず興奮。この楽しみ無しにウィーン出張は有り得えない。