2005/12/17 土曜日
昔はずっと常温核融合ウォッチャーをやっており,「それ系」の論文などは全てコピーして保存しておりました.アメリカに引っ越して来るときのどさくさで,論文集が行方不明になっているのが,ちょっと残念.
渡米した後,そういう話題からは遠ざかっていたのですが,今年の夏頃だったか,どこかで水に関する面白い話を聞きました.何でも,良い言葉を書いたラベルを水の容器に貼って凍らせると美しい結晶ができるんだとか.で,汚い言葉だと汚い形になるんだそうな.こういう話題は大好きなので,早速職場の連中とのランチの折りに披露したところ,大受けです.
今月始めに郵送されてきたAERAに,丁度その記事が載っていて,この話を思い出しました.記事にはこの水の話の言い出しっぺへのインタビューもあり,それが突っ込みどころ満載.突然「量子力学の世界ではそうなっているようだ」なんて言葉が出て来たり....えっと,長年,量子力学とつき合ってきてますけど,聞いたこと無いです(笑).
とどめはなんと言っても
「体内にある108個の元素が108個の煩悩に対応している」
...108個って,あーた天然のやつは92個まで.それに92番のウランが体内にたくさんあったら,それは煩悩にもなるわなぁ...
108の元素とか言われても,とっさには出て来ません.108番はHassium.記憶が確かなら,ドイツのDarmstadtで発見されたので,ヘッセン州の名前をとったはず(って,ちゃんと調べろよ>自分).実験で一瞬できるような元素で,自然界にはありません.
108の煩悩というのも,実際にどんなものがあるのか,全然知りませんでした.ざっとgoogleってみるとなんやら色んな解釈があるようで,悩ましい限り.
92番のウランは,惑星では天王星に対応しています.93のネプツニウムは海王星,94のプルトニウムは冥王星.星の数だけ煩悩がありそうですが,108煩悩までは,あと13個.
95番はアメリカで発見された芸の無い名前,アメリシウム.煩悩的には「唯我」ですかね.96番はキュリー博士に因んだキュリウム.まわりの科学者からすれば「嫉」でしょう.97番はバークリウム.バークレーに因みます.UC Berkelayと言えば名門大学.やっぱり「威」という字をあてたいところ.
やっと97番まできましたけど,あと10個もある.元素名の知識よりも国語力の方が先に尽きそうなので,今日のところはこの辺で.