「Science and Computer」カテゴリーアーカイブ

また停電,またサーバ停止

昨晩11時頃,唐突に停電しました.大雨も無ければ落雷もない.でも不思議なことにふと家の灯りが消える,先進国にあるまじきインフラの弱さ.年に一度は起こる恒例イベントです.

こちらも慣れたもので,常備のキャンドルを幾つか灯し,リビング,キッチン,トイレに配置.以前は懐中電灯が暗部で活躍(暗躍)したのですが,今ではスマホです.停電時もネットに繋がるので便利.

停電は翌朝5時まで続き,ガレージのシャッターすら開けられない困惑状況は避けられたものの,blogサーバが立ち上がりません.画面に表示されたエラーメッセージは,かなり重篤なもの.

サーバ管理あるあるネタですが,そろそろ新しいものにリプレースしようかなと思っていた矢先にダウンしました.どうしてあと数ヶ月,耐えてくれなかったんだ...と愚痴っても仕方ありません.あの手この手を使って何とか再起動させたものの,サーバの復旧作業には一日を費やしました.

新たなサーバマシンはMac miniを利用しようと思っているのですが,その新型がこの秋に発売されるという噂があるのです.それまで何とか今のサーバを騙し騙し使おうという,セコい魂胆.でもその前に現行コンピュータが息絶える可能性が高くなってきました.

そこでバックアップサーバを用意.自宅で余ってるコンピュータを使います.余っていると言えばMacBook Air.ノートパソコンだってサーバに使えないことは無いです.しかも停電時に強い.

現行blogサーバのWordPressデータを全てダンプし,MacBook上にMySQLサーバを立てて,そこへ流し込む.しっかし,PHP, Apache, WordPressを入れれば,blogサーバのコピーが出来上がり.本業には全く役に立たないスキルです.

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気づかなかったSynchronicity

Berkeleyから女の子が夏季実習に来ています.ここでの仕事は彼女の博士論文の一部になるわけですが,日本と違って指導教官の縛りが少なく,学生の主体性に任せて学位論文を作成させるあたりはアメリカならではかもしれません.日本は大学の中での徒弟制度が根強いですからね.

Berkeley娘には僕が作ったプログラムを渡して計算させ,その結果がいかに「酷い」ものかを体験させるのが夏季実習の課題.いや,ほんとうの話.

それとは別に,今週はMichiganからの訪問客もおります.以前から知っている実験系の女の子ですが,学位論文に載せるために僕のプログラムを使って測定結果の解析を行っています.昨日,仕事が一段落して雑談モードに入っていたときのこと.Michigan娘が唐突にBerkeley娘の話を始めたので,「あれ,彼女知ってるの?」と聞いたら,

「うん,あたしの妹

え!?

そう言われて気づきました.姓が同じです.でもアメリカではよくある姓だし,そもそもFirst Nameで呼んでいたので,全く考えもしなかった(顔も全然似てないし...)

未だに女性は少ない物理の世界,そこへ姉妹揃って進学し学位を目指しているとは驚きました.理系環境で一緒に育ったのかもしれないし,別に何の不思議は無いはず.でも方や東,方や西からここLos Alamosへとやってきて,同時に僕が姉妹の研究の手助けをするというのは,やはりレアなケースかと.論文の謝辞に僕の名前を入れてくれるかな.

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5年前のノートパソコンで臨時作業

MacBook Proを修理に出してしまったので,臨時で古いMacBook Airで仕事しています.以前自宅仕事用に使っていた小さな11インチモデルですが,こんなに画面が小さかったっけと驚きます.よくまあこんなんで仕事してたもんだ.

2年間ほど放置していたノートパソコンです.不要なファイルを削除してスペースを作り,システムをアップデートし,データや文書をバックアップディスクからコピーし直し,仕事用ツールをインストールし直し,気づいたら3日経過.ようやく文書作成とかブログ書きくらいはできるようになったので,昨晩からぼちぼちと書物しているのですが,本格的に作業が軌道に乗ってきたころにはMacBook Proの修理が終わって戻ってきそう.

それはそうと,やはり小型は軽くて持ち運び便利.今日は車の定期点検でSanta Feへ行ってきたのですが,修理工場での待ち時間にもパチパチ続けられるのがよいです.さすがに性能はしょぼいので本格的な計算には使えませんけど,論文書きくらいだったらこれでもいいか,

と思ったものの,電池の減り方が激速です.5年前の機種なので,さすがにバッテリーが弱ってるらしい.自分で交換もできますが,そこまでしてこの小さなMacを使い続けるかどうかは微妙.それよりもiPadの新しいのを買ってキーボードを取り付けて...ああ,また煩悩の数が増えていく.

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MacBook Proのキーボードを修理に出す

1年半前に購入したMacBook Proのキーボードが不調です.以前から時々変になることはあったのですが,じきに気にならなくなるので騙し騙し使っていたものの,ここ数ヶ月はひどかった.頻繁に使うAのキーとDeleteキーがチャタるので,頻繁に文章を書き直す必要がありました.

チャタるっていうのは,キーを一度押しただけなのに,2つ入力されてしまうこと.AがAAになる.余分なAを一つ消そうと思ったら二文字消えてしまう.これはかなりストレス溜まります.

MacBookのキーボードの問題はあちこちで話題になっていたものの,Apple側は頑として非を認めない.キーボード修理にApple Storeに持ち込むと,総取り替えで数万円になるとの噂.問題のあるキーだけを修理してもらうしかないか.

とは言え,明らかに問題はキーボードの設計ミス.ネットにキーボードの不具合を報告する声が溢れ,これはしめたと思いましたよ.泣き寝入りする国民じゃありませんもん.案の定,集団訴訟へと発展.

これはもう有り難く見守るしかありません.絶対にどっかでAppleが音を上げます.案の定,Appleが修理プログラムを発表.それもかなりひっそりと.

早速AlbuquerqueのApple Storeへ持ち込みました.「問題はなに?」なんてかる〜く聞いてくるので,言ってやりましたよ.

The famous keyboard issue

担当してくれた無髪顎髭入墨氏,にまにましながらMacBookの型番をチェックし,ちょっとびっくりな一言.

「キーボード修理プログラム,あまりおおっぴらに宣伝してないんだけど,どこで知ったの?」

さすがにスラドで知ったとは言いにくかったので,ネットのニュースでとかゴニョゴニョしておきましたけど,無髪顎髭入墨氏の対応は始終丁寧でした.

「一部キーボードを修理してもまた同じ問題を繰り返すだけだから,キーボード取り替えになるからね」

工場に送る必要があるため,数日要するらしい.運悪くIndependence Dayを挟んだ後が週末なので,来週月曜日くらいになるとか.でも修理後は自宅に配達してくれるので,再び往復300kmの運転は不要.

という訳で昨日から無MacBook Proの生活.何もできないのは不便だし,ちょっとした文章書き用に古いMacBook Airを引っ張り出してきて電源を入れてみたら,大量のアップデートが始まってしまいました.今だにシステムのメンテナンスが続いています.この古いMacBookがストレスなく使えるようになった頃には,修理を終えたMacBook Proが戻ってきてるかも.

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今日は地面なので遊べない

学校の校庭,小学生の頃は「グランド」と呼んでた気がしますが,正しくは Ground グラウンド.意味はまあ普通に地面とか土地とかです.理系的には,電気系の話で「接地する(アースを取る)」とか,「〜に基づく」なんて気取った動詞にも使います.

このTシャツに書かれた We ground you ってのは,普通の英語では習わない.字義通りだと,地面にくっつけておくっていう意味になります.じゃあ,どんなときにくっつけておくのか.

子供が親に叱られて,今日は遊びに行っちゃだめ!ってときです.つまり外出禁止令.

お仕置きの定番表現が,You are grounded! というわけ.

でもそう言われたら,電気工学的にはアースを取ってもらったようにも聞こえ,これで静電気対策は万全とか言ってしまいそう.こちらでドアノブ触ったときのぱっちんを何度も経験してたら,ほんとにアース線引き摺りながら歩こうかって思いますもん.

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古き良き紙と鉛筆時代にしがみつく

夏季実習に来ている大学院生二人とミーティング.オフィスを出る時,ノートパソコンを一旦抱えたものの,大袈裟にパソコンを持って行く程もないかと机に戻しました.

メモ帳代わりにノートとシャーペンにしようかと思ったものの,やっぱり面倒.話の内容くらい覚えるだろうと手ぶらで会議室へ向かいました.

大学院生の二人はリュックを持ってきてたので,やっぱりパソコンでノートでも取るのかなと思ったら,大間違い.二人が同時にリュックから取り出したもの,それはなんと大型のタブレット.そこへさらさらとペン入力でメモってます.

この新人類め!

なんて言い方,今時分もうしないのかな.未だにノートに鉛筆書きで仕事している自分としては,タブレットのデータが壊れたらどうするんだろう,とか,痩せ我慢的な心配をしてみたくなります.でも大型iPadもちょっと欲しいかも.

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あそこの教授なら全員知ってる

もうずいぶん昔にリタイアされた物理学者から,ちょっとした用件で電話がありました.この人,Honoluluでリタイア生活を満喫してる癖に,何故か未だにちょこちょことうちの職場で見かける不思議な人.

この日の電話はCaliforniaから.旅費はどっから出てるんだろうと気になりますが,とにかく普段からテンションが高い人です.この日もだ〜〜〜〜〜っと一方的に話が進み,さて電話を切ろうと思ったら唐突に,

「そうそう,お前んとこの息子,ハワイにいるんだって?

何処でそんな話を聞いたのやら.

「そうですよ.HonoluluのHawaii大学に通ってますよ」

「誰んとこで勉強してるんだ? 俺はあそこの物理の教授は全員知ってる」

「いやうちの息子,物理やってないんだけど」

・・・・

なんか気まずい空気のまま,電話が切れましたとさ.

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