突然ですが、フルート始めました。と言っても真面目に先生にレッスンを受けているわけではなく、全くの我流です。理由は…なぜかフルートが家にあったから。
これ、もしかしたらうちの娘が練習するかもしれないという理由で、随分前に従姉妹からもらった(借りた?)ものなんですが、そのままずっと音を奏でる事無く今日まできたもの。YAMAHAの入門用フルートです。光の具合で金に見えますけど、洋白銀メッキ製。
実は過去に何度かチャレンジしたのです。でも、とにかく吹いてみるだけ。3分もすれば、息の使い過ぎで立ち眩み状態。
今回は、フルートの入門本まで買って、本格的にやろうというもの。すでに何日も(ほんの3日ほど)練習を続けています。ここで紹介しておけば、自分の尻叩きにもなるでしょう。今の所、フルートの音色というよりは、虚無僧が吹く尺八の音。
ピアノ以外の楽器を、何か一つやってみたいとずっと思っていました。これ、大型楽器を弾く人間の共通の憧れだと思います。何か持ち運べる楽器をやりたい、という。中でもフルートはコンパクト。鞄に入れて、何処にでも持ち運べ、演奏できます。それにフルートって、管楽器の中では習得が比較的簡単なんだとか。
フルートを旅行鞄に入れて、旅先で音楽を奏でる。あるいはリュックにちょいと入れて、山を歩き、森の中で「牧神の午後への前奏曲」なんかをちらっと吹いてみたり。いいではありませんか。小鳥が寄って来る代わりに、蛇が出そうですけど。
ちょっと誤算だったのは、意外と音が大きい事。フルートなら夜間でも練習できるかと思ったんですが、これは無理っぽいです。旅先のホテルでちょっと音楽というのも、ダメみたい。
とりあえずは音階が安定して吹けるようになってから、教則本に進もうかと思ってます。我流ではやっぱりダメだということになれば、「これは元々お前のものだ」って、娘におしつけちゃえばいいんだし(真面目にレッスン受ける根性は無し)。







