「Music」カテゴリーアーカイブ

楽器始めました

突然ですが、フルート始めました。と言っても真面目に先生にレッスンを受けているわけではなく、全くの我流です。理由は…なぜかフルートが家にあったから。

これ、もしかしたらうちの娘が練習するかもしれないという理由で、随分前に従姉妹からもらった(借りた?)ものなんですが、そのままずっと音を奏でる事無く今日まできたもの。YAMAHAの入門用フルートです。光の具合で金に見えますけど、洋白銀メッキ製。

実は過去に何度かチャレンジしたのです。でも、とにかく吹いてみるだけ。3分もすれば、息の使い過ぎで立ち眩み状態。

今回は、フルートの入門本まで買って、本格的にやろうというもの。すでに何日も(ほんの3日ほど)練習を続けています。ここで紹介しておけば、自分の尻叩きにもなるでしょう。今の所、フルートの音色というよりは、虚無僧が吹く尺八の音。

ピアノ以外の楽器を、何か一つやってみたいとずっと思っていました。これ、大型楽器を弾く人間の共通の憧れだと思います。何か持ち運べる楽器をやりたい、という。中でもフルートはコンパクト。鞄に入れて、何処にでも持ち運べ、演奏できます。それにフルートって、管楽器の中では習得が比較的簡単なんだとか。

フルートを旅行鞄に入れて、旅先で音楽を奏でる。あるいはリュックにちょいと入れて、山を歩き、森の中で「牧神の午後への前奏曲」なんかをちらっと吹いてみたり。いいではありませんか。小鳥が寄って来る代わりに、蛇が出そうですけど。

ちょっと誤算だったのは、意外と音が大きい事。フルートなら夜間でも練習できるかと思ったんですが、これは無理っぽいです。旅先のホテルでちょっと音楽というのも、ダメみたい。

とりあえずは音階が安定して吹けるようになってから、教則本に進もうかと思ってます。我流ではやっぱりダメだということになれば、「これは元々お前のものだ」って、娘におしつけちゃえばいいんだし(真面目にレッスン受ける根性は無し)。

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パソコンで音楽

出張や日本帰国時に,Sonyの小さなラップトップVaio-C1を持って行きます.5年も前に買った年代ものですが,ネット閲覧,メールの読み書き,それに仕事のメモ程度には何の問題もありません.でも一番重要な目的,実は携帯音楽.

CDからデータを吸い出し,MP3に変換してパソコンで聴くという人が多いですが,あまり好きではありませんでした.当初,MP3にすると音質が落ちてしまうのと,なんやらアヤシゲなMP3ファイルが巷に溢れていたこと,それにMP3自体が特許関係でゴタゴタしていたのが,その理由.ポップスなら音質の差はまず分りませんが,クラシックだとはっきりと聞き取れます.

その後,Ogg Vorbisに出会います.同じビットレートで比較すれば,音質はMP3よりも上だとか.この辺,判断は微妙ですけど,少なくとも可変ビットレートを採用していたVorbisは魅力的でした.一念発起して,手持ちのCDをOgg Vorgisでエンコードし,PCに取り込むことに.

圧縮された音楽データは,元のサイズの1/10程.数日かけて,150枚程のCDをPCのハードディスクにため込みました.Vaio-C1のハードディスクに取りこんだ全音楽ファイルは入らないので,お気に入りの曲だけをコピーし,旅先で何時でも聴けるようになっているわけです.

いつも持ち歩いているのは,Beethoven,Mahler,Brahms,Shostakovichの全交響曲,BrucknerとSibeliusの数曲,これだけで50枚近いCD.そんなのがちっちゃなラップトップで持ち運べるんだから,音質が悪いとかウダウダ言う筋合いでは無いですね.

問題は,携帯プレーヤーと違って,パソコンの電池の寿命が短いこと.今でこそ6時間とか8時間使用可能なラップトップが売られていますが,Vaio-C1ではせいぜい1時間です.空港待合室できょろきょろとコンセントを探し,こっそり電気ドロボウしながら音楽聴くのは,ちょっと悲しい.

iPod,とても気になってるんですが,残念ながらOgg Vorbisは未対応.買うなら,また音楽をCDから吸い上げ直しです.取り合えずVaio-C1が健在な間は,iPodが視界に入らないようにしておこう.

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終りのジャン

なかなか終らない交響曲ってあります.終楽章一番最後,盛り上がった末に「じゃん」…しばらくしてまた「じゃん!」,おまけに「じゃん,じゃん,じゃん」,とどめに「じゃーーーーーん」っていうやつ.Beethovenの交響曲の最後でお馴染みですね.このじゃじゃーんが何回あるのか,Beethoven全交響曲で調べてみました.

  • 交響曲第1番
    C durの分散和音で下りて来た後に最初のジャンがあります.それを含めて全部で7回.内2回は属和音.
  • 交響曲第2番
    D durのT和音6回.案外あっさりと終ります.
  • 交響曲第3番「英雄」
    これはどこからオシマイと見るのか,ちょっと難しい.一番最後のEs durの音階を上った後のジャンから数えると,たったの3回.sempre piu fからだと,なんと38回も叩きつけがあります.
  • 交響曲第4番
    低音弦楽器がB dur音階を下るところから6回.偶数番交響曲はアッサリ系.
  • 交響曲第5番「運命」
    これもどっから数えたらよいのかイマイチ不明ですが,スコア最後のページだけなら8回,sempre ffからだとなんと49回,
  • 交響曲第6番「田園」
    少ないです.2回.田園ですもん.
  • 交響曲第7番
    属和音を執拗に反復してA durで終結するまで,23回.くどい音楽.
  • 交響曲第8番
    一番多いんじゃないかと予想していた曲.480小節から29回.但し三連符続きの小節を1と数えています.これをバラバラに数えると51回で,運命を抜いてトップ.
  • 交響曲第9番
    えーっと,数えられません!聞こえ方からすると,一番最後の「タタタタタン!」で5回とも言えなくもないですが,その前のあたりからずっとドンチャン騒ぎになってますので,はっきりと「ジャン!」とは聞こえませんねぇ.

こういった終止法での横綱級はなんと言ってもG.Mahlerでしょう.1番の交響曲なんて,終りそうでなかなか終らないという状況が延々と続きます.一番最後の「じゃん」は17回.3番の交響曲では「じゃん」という歯切れの良いアタックはありませんが,13小節に渡ってD durの主和音のffが続きます.一番最後のDの音には,フェルマータが付いているだけでは足りないと思ったのか,Lange というドイツ語の指示まで付いています.

この3番の終結をパクったと言われる(?)D.Shostakovichの5番の交響曲はもっと強烈.練習番号131から始まるD durの属音Aが,まるで耳なりのように33小節も続きます.弦楽器の人達は楽勝ですね.ずーっとラを弾いてればいいんですから.もっともポジション高いです.

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Shostakovich弦楽四重奏曲集

クリスマス音楽のCDを一枚、Amazon.comで注文したら「あと数ドル分の買物をすれば送料が無料になりますよ」という表示。どうせ何時か何かのCDを買うんだし、Amazon.comに乗せられたような気もしなくは無いですが、便乗でもう一つ買うことにしました。

一応注文確定する前に、家内に「送料無料になるらしいから、もういっこ買ってもいい?」とお伺いを立て、OKの返事をもらっております。

上の文章を注意して読むこと。「もう一枚」とは書いてないですよ。もう一つ、つまり一つの塊でございます。ドサクサに紛れて買ったのは、Shostakovichの弦楽四重奏全集で6枚組。Amazon.comから郵送された荷物を開けた家内、さぞや驚いたことでしょう。だってクリスマスのCD一枚買ったら、6枚組のCDがおまけについて来たんだから。

ショスタコの弦楽四重奏のCD、実はすでに何枚か持っています。でもバラ売りを買い集めても全15曲をカバーするのは難しく、かと言って今更全集を買えば重複してもったいない。そんな苦悩と葛藤をかかえつつ今日まで生きてきました。

でもまさにチャンス到来。だって送料がただになるんですよ。この機会を逃さない手はありません。たとえ主目的のクリスマス音楽CDが1500円、おまけの方が5000円もするとは言え。

全15曲の弦楽四重奏は、Beethovenの全弦楽四重奏と比肩するほどの内容。だからと言ってBeethovenの四重奏ほどすんなりと耳に入って来るような曲ではなく、脳随に直接響いて来るような音楽。7番、作品108は,短いながらも高密度な、Shostakovichの天才ぶりを聞くことができる逸品で、お気に入りの一曲。

買ったのはFitzwilliam弦楽四重奏団の演奏のもの。録音が1975-77年となっていますが、最後の四重奏が作曲されたのは、ほんの一年前の1974年です。クラシック音楽というと、ずっと昔の音楽のように聞こえがちですが、これは30年前の音楽。この曲が作曲されLondonで録音されていた同じ時、すでにこの世に自分が生きているのはちょっと不思議な気分です。

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クリスマスキャロル

先週末、友人宅で早々と開かれたクリスマスパーティに行きました。それに先立って、彼が持って来たものはクリスマスキャロル集の楽譜。皆で歌うから、ピアノの伴奏をやってくれということです。ピアノ弾くくらいなんとかなると思って安請け合いしたんですが、ざっとその楽譜を眺めてちょっと意気消沈。知ってる曲が少ない!

もともとクリスマスパーティでキャロルを歌う習慣なんて無いので、知らなくて当然(←開き直り)なんですが、この賛美歌集で知ってるのは、「聖夜」、「樅の木」、「諸人こぞりて」、「柊飾ろう(Deck the Hall)」、「牧人、羊を(The First Noel)」、これだけ。あと「ジングルベル」も入ってましたけど、これを入れるならWhite Christmasも入れて欲しかった。

パーティの前に、取り敢えず全曲をざっとさらっておきましたが、知らない曲だとどれくらいの早さで弾いたら良いのか分かりません。もちろんネット等で調べておくっていう手もありますけど、そこまでするもんでもないし…

実は子供の頃、ピアノの上にいつも賛美歌集が置いてあったので、こういう賛美歌の演奏には慣れていたりします。賛美歌は初見の練習にぴったりなので、時々ぱっと本を開いてそれを弾いたりしていました。ランダムにページを開くので、たまには葬儀の時の歌も。。。

この晩、歌ったのは、次の曲。

  • Away in a Manger
  • O Come, All Ye Faithful
  • God Rest You Merry, Gentlemen
  • Deck the Hall
  • Hark ! the Herald Angels Sing
  • We Three Kings of Orient Are
  • Good King Wenceslas
  • Silent Night
  • O Christmas Tree
  • Here We Come a-Wassailing
  • Jingle, Bells

調べれば日本語表題も分かるんでしょうが、面倒なので省略。ちなみに伴奏でこけたのは、”God Rest You Merry, Gentlemen”という曲。四分音符=80くらいで弾き始めたら、本当はその倍の早さだった。

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LilyPondを試してみた

手書きの楽譜を綺麗に清書したいと思っているんですが、そういうソフトウェアはどれも高価です。LaTeXのパッケージ、MuTeXやMusiX-TeXは無料ですが、以前一度だけチャレンジして挫折しました。TeXのコマンド書くのは数式だけで十分、楽譜までこんなので書いてたら苦行僧そのもの。

LilyPondも大元はTeXをベースにしていましたが、かなり使いやすくなってきているようなので、LilyPondのMacOSX版を試しに使ってみることにしました。作ってみた楽譜は、Haydnの弦楽四重奏Kaiserquartettから、有名なドイツ国歌のテーマをピアノ用にしたもの。弦楽器のパートをそのままピアノ譜にしただけですが。

この程度の綺麗な楽譜が書けるんですが、やはりTeXの血筋、データ入力にはかなりの忍耐を要します。文法に慣れてないとは言え、この楽譜を作るのに要した時間は、ほぼ5時間。文法は、例えば五線譜上に「ドレミ」を4分音符で書きたければ、

   c4 d4 e4

という風に書いて行きます。さらに拍子やら調やらを文字で書き込んで行きます。このHaydnの譜面の右手最初の4小節だけでも、

   \time 2/2
   \key g \major
   \clef treble
   \partial 2
   <b , g'>4. <d a'>8 |
   \repeat volta 2 {
     <g b>4 <fis a>4 <a c>4 <g b>4 |
     << {a8 fis8} \\ { c4 } >>  <b g'>4 <e ' c>4 <d b>4 |
     <c fis,>4 <b g>4 <a e> b8 g8 |
   }

こんなに複雑。

上の譜面は、まだまだ未完成。音符の繋がり方がまだ変です。これに強弱や装飾音符、スラーを書き加える必要あり。

自宅のMacでLilyPondが動くことは分かったとして、さてこれを積極的に使って楽譜を書いてみるかと言うと、それはちょっとねぇ…

Mutopiaには、苦行僧たちがLilyPondで書いた楽譜が集められており、名曲の楽譜のPDFを無料で落せます。

そのうち、 Rosegarden も試してみよう。

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