「Music」カテゴリーアーカイブ

出るか,出ないか,それが問題だ

オーディオを再設置したので,深夜まで良い音で音楽が聴けるようにはなったものの,それにはそれで別の面倒があります.それはCDの取り替え.

書棚から聴きたいCDを取り出し,プレーヤーまで運び,ケースから取り出し,機械に装備し,演奏スイッチを押し,リスニングポイント(こたつ)まで戻る.これだけのことですが,CDの演奏時間は1時間ほど.つまり一時間おきにこの動作を繰り返します.

パソコンからBluetoothスピーカに音を飛ばすだけなら,移動の必要は全くありません.TVでYouTubeを流しっぱなしに至っては,次の曲を選ぶ手間すら無い.聴きたい曲がかかるかどうかは別にして.

コタツから出て良い音を追求するか,適当な音源でだらだらと過ごすか,深夜のプチ選択.

妥協策として,まとめて数枚のCDをオーディオの傍らに置いておき,それを順次再生する.書棚往復分は節約できます.でもそのためには,数時間分のプレイリストを予め組み立てておく必要があります.先日のプレイリストは,Shostakovichの交響曲全集.次々とどんちゃん交響曲を聞いて行ったものの,半分くらいで挫折しました.

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これでようやくCDが聴けます

長年まともに聴けるようには設置されてなかったオーディオを,この週末気合を入れて再設置しました.まずはAmazonでオーディオラックを注文.

スピーカーは小型のBose.今まで床に直置きしておりましたが,それじゃ音が広がらないのでスピーカースタンドも注文.かなり重たいダンボール箱2つがAmazonから届きました.

組み立ては簡単で,ほぼ手作業.最後のネジ止めだけ六角レンチでした.

出来上がったオーディオラックにCDプレーヤーとアンプを収納.それを楽譜棚の横に押し込めば完成.

かなり広いリビングなのですが,なぜかこの部分だけは日本に戻ったような押し込み状況になっております.

スピーカーはピアノを挟んで配置してみましたが,実はこのスピーカー,置き方がちょっと難しい.後ろに音が抜けて,その反射音が広がる仕組みです.この置き方だと鳴りが悪いので,置き場所が今後の課題です.

さて,ようやくこれで生CDを楽しめます.今まで,CDを買ったらすぐにMP3に変換してましたので,一度も直接音を鳴らしたことがないCDが何枚もありました.そういう不遇なCDさんをまずは供養すべく,重点的に演奏しております.

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U… なんとか

今日の午前中,つい先日亡くなった知人の告別式がありました.すぐ近くの教会です,駐車場が満杯なら困るなと思ったものの,どうやら徒歩でいけそうです.

でも5分前に到着したのに,駐車場はガラガラ.入り口に案内らしきものもありません.これは変だ,日時を間違ったかとスマホのカレンダーを再確認したら,なんと別の教会だった!

どちらもUなんたらChurchだったので,てっきりその一方の方だと思い込み,しっかり確認しなかったのが失敗の原因.Uなんたらでも,内容は全く別の教会らしい.

幸い,正しい教会もそこからすぐだったので急ぎ足で歩き,滑り込みセーフ.

式には聖歌・賛美歌合唱もあります.賛美歌集を開いた瞬間,そこに並ぶ音符が目に入ったものだから,もう悪い癖が止まらない.どんな旋律が並んでいるのか,次々とページをめくる手が止まらない.

そして,第一曲まで戻ってきて,そのメロディーを見たときのこと.

えっと...ん? Beethovenの第9 ?

歌詞が Freude, schöner Götterfunken,… を英語似してたのかどうかまでは確認しませんでしたが,キリスト教的な音楽かなあ.

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無我の境地が得られるSchubert

今朝の会議以後,今日は一日中はぁ〜っとため息ついております.仕事上のあれこれなんですが,トラブルってわけじゃなく,どーすっかね〜って言う程度の話.そういう話の相談する相棒はいるんですが,最近彼も少々忙しく,カフェに逃亡して愚痴るのもままなりません.

家に戻ってもなんとなく夜仕事する気にもならず,深夜ピアノのカバーを開けて,ちーさな音で,ぽちぽちと鍵盤を叩いておしました.

なんとなくそういう時に選んでしまうのはSchubert.普段ならあの長さに途中で飽きてきますが,何も考えずに目から入った楽譜の情報をひたすら指先に伝達するだけで無我の境地が得られます.

で,思ったんですが,Schubertのピアノ曲って,もしかして写経?

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いらいらの種の論文

フランス人の書いた論文原稿を読んでいると,ちょっと珍しい英単語が出てきました.

vex

自分の英語人生でこの単語が実際に使われているのを見たのは初めてです.調べてみると,少々古い表現で,次第に使われなくなっているらしい.

単語そのものは知っていました.それはVexationsヴェクサシオンというフランス語の単語.意味は「癪の種」.Erik Satieのピアノ曲,1分ほどの短い曲なのに,それを840回繰り返せという指示のある,変な曲です.

vexは,おそらくは現Frenchで普通に使われている単語なのかもしれません.でもあんまし一般的な単語じゃないので,annoyに書き直しとき,と伝えておきました.

そしてその後,サティのヴェクサシオンがずっと頭の中で鳴り続けております.あの論文を読んだばっかりに...そろそろ800回.あと40回か...

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Berkeleyで出会ったWagner

学生街には古本屋がよくありますが,Berkeleyで見つけたのは大きな中古CD,DVDの店.日本のDVD,それもかなりマニアックなものが大量にあり,それはそれで楽しげなネタになりそうなのですが,店内で写真撮るわけにもいかず,かと言ってネタ目的で買って帰るわけにもいかず.

でも僕がこういった店に入る目的はDVDでは無くて,楽譜です.たまに中古の楽譜を置いてあることがあるのです.案の定,この店にも音楽関連の本が少々おいてありまして...

そこで見つけたのが,WagnerのLohengrinのピアノ伴奏譜.このオペラを通しで見たこともないし,そもそもさほどWangerは好きでもないのですが,由緒正しきBreitkopf,買うしかない.$5なり.

このオペラで有名なのは第三幕への前奏曲,そしてそれに続く婚礼の合唱,つまり結婚行進曲.この超有名な結婚行進曲がWagnerの作だと知ってる人は,巷では少ないでしょう.

ちなみにこのBerkeleyの店,Vinylと入り口に書かれている通り,地下は大量のLPです.フランス人研究者の一人は歓喜して地下へと突進し,嬉々としてLP選び.店から全く出てこないので,放置してビール飲みにいきました.

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古い古いピアノを弾きました

有名なピアノメーカーよ,奥様からそう言われたものの,寡聞にして知りませんでした.Mason & Hamlinというピアノの会社は1854年創業というから,アメリカでは老舗のようです.

それは一年前のこと.夕食に一人だけ招待され,ピアノ社交で乗り切った,あのピアノです.今回のSeattle出張でも,当然こうなるだろうとは予想していました.でもまさか,わざわざ調律までして待機していたとは.

Mason & Hamlin

このピアノを奥様の母親が購入されたのは1920年代だそうですので,本当に年代もの.昨年触らせて頂いたとき,かなりガタがきていると思ったのですが,まさかそれを調律するとは.調律以前にオーバーホールかアクション全体取り替えが必要そうな状態でしたもん.

それが確かに調律されています.キーもペダルもそこそこ普通に弾けるように直ってる.この日だけのためにかなりお金をかけて頂いたんじゃないかと,申し訳なく思います.

パソコンに入れてある楽譜,Bach, Chopin, Schubert, Beethoven, Brahms, Joplin, Debussy, Ravel … 片っ端から弾いていきました.始めは鳴りにくかったピアノも,次第に音が鳴ってきます.

と同時に,調律が次第に狂ってくるのがはっきりと聞き取れます.やはり100年前のピアノですが,ほんの少しの時間,ちゃんとした音楽を奏でてくれたようです.

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