「Music」カテゴリーアーカイブ

U… なんとか

今日の午前中,つい先日亡くなった知人の告別式がありました.すぐ近くの教会です,駐車場が満杯なら困るなと思ったものの,どうやら徒歩でいけそうです.

でも5分前に到着したのに,駐車場はガラガラ.入り口に案内らしきものもありません.これは変だ,日時を間違ったかとスマホのカレンダーを再確認したら,なんと別の教会だった!

どちらもUなんたらChurchだったので,てっきりその一方の方だと思い込み,しっかり確認しなかったのが失敗の原因.Uなんたらでも,内容は全く別の教会らしい.

幸い,正しい教会もそこからすぐだったので急ぎ足で歩き,滑り込みセーフ.

式には聖歌・賛美歌合唱もあります.賛美歌集を開いた瞬間,そこに並ぶ音符が目に入ったものだから,もう悪い癖が止まらない.どんな旋律が並んでいるのか,次々とページをめくる手が止まらない.

そして,第一曲まで戻ってきて,そのメロディーを見たときのこと.

えっと...ん? Beethovenの第9 ?

歌詞が Freude, schöner Götterfunken,… を英語似してたのかどうかまでは確認しませんでしたが,キリスト教的な音楽かなあ.

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無我の境地が得られるSchubert

今朝の会議以後,今日は一日中はぁ〜っとため息ついております.仕事上のあれこれなんですが,トラブルってわけじゃなく,どーすっかね〜って言う程度の話.そういう話の相談する相棒はいるんですが,最近彼も少々忙しく,カフェに逃亡して愚痴るのもままなりません.

家に戻ってもなんとなく夜仕事する気にもならず,深夜ピアノのカバーを開けて,ちーさな音で,ぽちぽちと鍵盤を叩いておしました.

なんとなくそういう時に選んでしまうのはSchubert.普段ならあの長さに途中で飽きてきますが,何も考えずに目から入った楽譜の情報をひたすら指先に伝達するだけで無我の境地が得られます.

で,思ったんですが,Schubertのピアノ曲って,もしかして写経?

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いらいらの種の論文

フランス人の書いた論文原稿を読んでいると,ちょっと珍しい英単語が出てきました.

vex

自分の英語人生でこの単語が実際に使われているのを見たのは初めてです.調べてみると,少々古い表現で,次第に使われなくなっているらしい.

単語そのものは知っていました.それはVexationsヴェクサシオンというフランス語の単語.意味は「癪の種」.Erik Satieのピアノ曲,1分ほどの短い曲なのに,それを840回繰り返せという指示のある,変な曲です.

vexは,おそらくは現Frenchで普通に使われている単語なのかもしれません.でもあんまし一般的な単語じゃないので,annoyに書き直しとき,と伝えておきました.

そしてその後,サティのヴェクサシオンがずっと頭の中で鳴り続けております.あの論文を読んだばっかりに...そろそろ800回.あと40回か...

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Berkeleyで出会ったWagner

学生街には古本屋がよくありますが,Berkeleyで見つけたのは大きな中古CD,DVDの店.日本のDVD,それもかなりマニアックなものが大量にあり,それはそれで楽しげなネタになりそうなのですが,店内で写真撮るわけにもいかず,かと言ってネタ目的で買って帰るわけにもいかず.

でも僕がこういった店に入る目的はDVDでは無くて,楽譜です.たまに中古の楽譜を置いてあることがあるのです.案の定,この店にも音楽関連の本が少々おいてありまして...

そこで見つけたのが,WagnerのLohengrinのピアノ伴奏譜.このオペラを通しで見たこともないし,そもそもさほどWangerは好きでもないのですが,由緒正しきBreitkopf,買うしかない.$5なり.

このオペラで有名なのは第三幕への前奏曲,そしてそれに続く婚礼の合唱,つまり結婚行進曲.この超有名な結婚行進曲がWagnerの作だと知ってる人は,巷では少ないでしょう.

ちなみにこのBerkeleyの店,Vinylと入り口に書かれている通り,地下は大量のLPです.フランス人研究者の一人は歓喜して地下へと突進し,嬉々としてLP選び.店から全く出てこないので,放置してビール飲みにいきました.

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古い古いピアノを弾きました

有名なピアノメーカーよ,奥様からそう言われたものの,寡聞にして知りませんでした.Mason & Hamlinというピアノの会社は1854年創業というから,アメリカでは老舗のようです.

それは一年前のこと.夕食に一人だけ招待され,ピアノ社交で乗り切った,あのピアノです.今回のSeattle出張でも,当然こうなるだろうとは予想していました.でもまさか,わざわざ調律までして待機していたとは.

Mason & Hamlin

このピアノを奥様の母親が購入されたのは1920年代だそうですので,本当に年代もの.昨年触らせて頂いたとき,かなりガタがきていると思ったのですが,まさかそれを調律するとは.調律以前にオーバーホールかアクション全体取り替えが必要そうな状態でしたもん.

それが確かに調律されています.キーもペダルもそこそこ普通に弾けるように直ってる.この日だけのためにかなりお金をかけて頂いたんじゃないかと,申し訳なく思います.

パソコンに入れてある楽譜,Bach, Chopin, Schubert, Beethoven, Brahms, Joplin, Debussy, Ravel … 片っ端から弾いていきました.始めは鳴りにくかったピアノも,次第に音が鳴ってきます.

と同時に,調律が次第に狂ってくるのがはっきりと聞き取れます.やはり100年前のピアノですが,ほんの少しの時間,ちゃんとした音楽を奏でてくれたようです.

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ウィーンの水辺にて,海を越えてきた笛

この記事コメント欄から始まった「フルート買います」の話は着々と進展し,かつてGonneko先生が使われていたフルートをComo湖畔のカフェで無事受け取りました.ダッキーのおまけ付き.

フルート作りで世界的に有名なムラマツ製です.アマチュアの自分に不相応なのは百も承知ですが,憧れの銀製のフルートを吹ける,それだけで頬が緩みます.

M100という型番で35年前のものだとか.本体は銀製,キーが洋銀らしい.年季の入った渋い色が良いです.僕が受け取る前にムラマツへオーバーホールに出して頂きました.おかげでキーの動,音程,どれもしっかりしています.

軽く吹いてみたら,やはり音の出し方が違うみたい.最初鳴らすのに少々苦労しました.

イタリアで受け取ったムラマツフルートはその後ウィーンへと運ばれ,ウィーンの森であたりの小動物を追い払う超音波を撒き散らします.ウィーンでフルートを吹いた,それだけ聞いたら,まるでプロのようじゃありませんか.

そして現地委員さん宅にて,チェンバロカラオケ大会.僕が適当にメロディーを吹いたら,彼が巧みな伴奏を付ける.さすがバロック音楽のプロです.白髪のクセ毛が二人並んでおりますな.

ところでチェンバロは現代の楽器より半音ほど低く調律されます.それに合わせようと思ったら,フルートの頭の部分を抜いて全長を伸ばす必要があります.

もうこれ以上抜けないというぎりぎりまで伸ばしていたので,なんだか腕の感覚が変.とは言えワイン飲みながらだったので,すぐにそんなこと気にならなくなります.それより,フルートが少々酒臭くなっちゃったかも.本当のプロなら絶対にこんなことやりませんね.Gonneko先生,すみません,今後はもっと大事に扱います.

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ある小悪魔の思い出の協奏曲

手持ちのCDをiTunesに入れ,職場や出張先で聞いています.でも大量にあるために,個々のCDのデータを完璧に保存するには至らず,特にCDのジャケット(アートワーク)はiTunesにお任せのまま.

古いCDが多いせいか,ジャケットが表示されないケースが多いのですが,中には変なアルバムを取ってきたりして笑えます.修正するも面倒なので,そのまま放置.例えば,Goreckiの交響曲第三番が,Sarah Vaughan.なんの脈略もなし.

Schubertの名曲,弦楽五重奏曲が,なんとパーティCD,なんか悲しい.

Shostakovichの11番の交響曲が,R&Bのヒット集.元の曲は「1905年」というタイトルですが,ジャケットは昭和の1953年.

もう笑うしかない,Bartokが,Battle Band.Dukeが「Bartokで行こう」.

こちらも個人的にハマったSibeliusのヴァイオリン協奏曲,ブルースなSibelius,ちょっと聴いてみたい.

「ある天使の思い出に」と添えられたBergのヴァイオリン協奏曲,でもこれじゃ天使じゃなくて,小悪魔だ.

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