2010/02/28

Chopin生誕200年,だからという訳でもないのだが

カテゴリー: Music — LiLA管理人 @ 21:48:21

Ballade Sphere

2010年3月1日は…と書き初めて,実は異説もあるのを今知ったんですが,Chopin生誕200年.だからと言うことも無く,昨年後半から,ちょっと真面目にChopinのEtudeをさらっています.学生の頃,かなりいい加減にレッスンでやった曲を,最初からやり直している次第.

軽く遊び程度には弾いていたとは言え,いきなりChopinの練習曲は無理があったのか,昨年末から左手が腱鞘炎気味だったのです.グラスを左手で持ち上げようとして,ズキっと痛みが走り,握力が入らないのに気づいて,これはやばいと.

こうなってしまうと,手を休ませる他ありません.沢山練習した証みたいに思われがちですが,実際は弾き方に原因がある場合が多い.僕の場合は,単に左の手首が回っていないから.お湯で温めたりしながら,冬休みの間,痛みが治まるのを待っていました.

今年に入って,特に左手に注意しつつ,練習再開.幸い,酷い痛みは和らぎました.

それにしても,この歳になって何のために練習してるのか悩みます.そりゃもっと練習すれば弾ける曲は増えますが,曲の方もそれなりに大曲になります.Chopin Etudeのほか,Balladeの4番をぼちぼちとさらっています(コーダの部分,絶対無理!)が,これって老後の楽しみってことなんですよね.まあボケ防止には役に立つかな.

それにしても(**2),Chopinが作曲したピアノ作品の数々,これらがもし無かったら,今のピアノ人口は遥かに少なかったんじゃないかと想像します.ついでながら,もしCzernyツェルニーさえ存在していなければ,もっとピアノ人口が多かったんじゃないかと...(暴言)

       

2010/02/21

渡辺貞夫 Morning Island

カテゴリー: Music — LiLA管理人 @ 21:49:10

Morning Island

ナベサダさんがヒット飛ばしまくっていた頃の一枚,Morning Island.1979年録音なので,すでに30年以上前ですね.当時,fusionとして流行った中で,今でも好きな一枚です.

タイトルの曲では,ナベサダさん,フルートを吹いていますが,これが結構簡単に聞こえる.これくらいなら,自分でも吹けるんじゃないかな,とか思ってみたり.

本を読みながらだったり,パソコンで仕事したり,基本的に「ながら聴き」なので,人の声が入る音楽は苦手.友人の中には,仕事中は一切音楽を聴かない,と言うか聴けないという人もいます.気が散るんだとか.僕の場合はヴォーカルが入ると,すごく気が散る.楽器演奏だったら,何とも無いのにね.

仕事で使っている脳部分と音楽を聴く部分は離れていて,逆に言語を理解する部分は重なってるんでしょうか.それとも,単なる慣れの問題?とりあえず,ややこしい仕事しながらでも,脳作業には干渉しない,静かに聴ける優しい音楽です.

       

2010/01/22

John Cage, In a Landscape

カテゴリー: Music — LiLA管理人 @ 21:39:39

John Cage, In a Landscape

独特な音楽(?)で知られるJohn Cageですが,彼っぽくない美しい旋律のピアノ曲「In a Landscape」.知らない人が聞けば,E. Satie の音楽と思うんじゃないでしょうか.

ピアノまたはハープ独奏曲と標題に書かれているように,ハープならとても綺麗に響きそうな瞑想の音楽.曲は15小節を一塊として,それが15個集まった構成.15に拘っていたり,一つのユニットが15=5+7+3で,素数の和になっていたり,意味ありげです.

冒頭,pianissimoから始まり,曲中の強弱指示も mezzo forte が一度出てくるだけ.最後なんか pppp が指定されています.ぴあにっしししも

それでもまだ足りないのか,曲冒頭「弱音ペダルを最後まで踏みっぱなし」の指定.ついでにダンパーペダルも最後まで踏みっぱなしになってますので,超弱音演奏はかなり難しい.音を間違えたら,きちゃない音がず~~っと残ってしまいます.

どんな曲かは,YouTubeでどうぞ.部屋を暗くして,大きな氷を入れたウィスキーと一緒に.

       

2010/01/17

哀しき春秋社版Chopin集

カテゴリー: Music — LiLA管理人 @ 22:15:45

春秋社ショパン集

高校生の頃から使っている春秋社版Chopin集,すでにボロボロです.Nocturneの入った第二巻なんて,箱が二枚おろし状態になっても,まだ箱を捨てきれず,瓦解した箱に本体を挟んでそっと本棚にしまう日々.と言うか,修理しろよ.

楽譜は一生モノだと常々言ってるのですが,所詮,本は本です.喜びも悲しみも幾歳月,綴じ目も次第に綻び始め,春秋社第五巻,ポロネーズの,とあるページ,めくった瞬間にポロリと落ちてしまいました.

大体において,開くのに少々難ありな春秋社版です.おまけに紙質が白すぎて,ちょっと見づらいのですが,何故か愛着があるんですよね.他の編集物に比べて,音符自体は見易いと思います.ちなみにBeethovenのSonata集第三巻なんて,未だにピカピカです(つまり全然練習してない).

当面はテープで補強してその場しのぎですが,この思い出深い楽譜はそのまま保存するとして,次回のウィーン出張でDoblingerか,帰国時にヤマハでウィーン原典版買ってくる予定.ここら辺りじゃ手に入らないんですな,悲しいことに.

       

2009/12/22

クリスマス直前Hawaii,この木何の木

カテゴリー: Music, Travel and Hike — LiLA管理人 @ 23:52:05

雨の木

ハワイと言えば,これです!

「わざわざ見に行きますか?」
という批判も何のその,わざわざ場所を調べて,何度も道に迷って,やってきましたよ.Moanalua Garden Parkにある,その木です.

日立のCMで有名ですが,僕は大江健三郎の「雨の木を聴く女たち」,そして武満徹の「雨の樹」の方で知りました.Monkey Podとかアメリカネムノキと呼ばれていますが,雨の木 Rain Tree という呼び名に一番惹かれます.



雨の木

見たこともない花が咲く…わけじゃなくて,花はそのまんま合歓の木の花ですね.

       

2009/12/15

カッコいい葬送行進曲をBGMに

カテゴリー: Music — LiLA管理人 @ 23:03:19

昼食時,車で自宅に戻る途中,ぽかぽかと暖かかったので窓全開で走ってました.今日の気温は高いなと,温度計を見たら3℃.うーむ,プラスではあるんだが...

Sateliteが受信できなかった数日間,久しぶりにWagnerの Der Ring Des Nibelungen「ニーベルングの指輪」のDVDを引っ張り出してきました.仕事中,何かBGMが欲しくなるときは,こういう大作が便利.次の選曲に悩む必要もないし.でもオペラはあまり好きじゃないんですよね.

さて「神々の黄昏」の最終場面,Siegfriedが倒れ,葬送行進曲.

この曲を聞くたびに思い出すのが,昭和64年のこと.そう,昭和64年は一週間しかありませんでした.その昭和最後の日,偶然用事があって福岡天神に出ると,どこもかしこも照明が落とされ,聞こえてくるBGMは葬送行進曲.

Classic音楽には葬送行進曲が沢山あります.一番有名なのはChpinのピアノソナタ.Beethovenのソナタにも葬送行進曲があります.その他,交響曲「英雄」の二楽章,Mendelssohnの無言歌や夏の夜の夢,Mahlerの交響曲のどれもこれも.こういう音楽が粛々と流れる繁華街,なんとも不思議な光景です.葬送行進曲全集というCDでもあるんでしょうか(誰が買うんだ?).

暗くて悲しくあるべき葬送行進曲ですが,その中でもダントツにカッコいいのが,この「神々の黄昏」に出てくるSiegfriedのもの,いわゆる「ジークフリートの葬送行進曲」.この曲を昭和天皇崩御の際に聞いた時は,かなりの違和感を感じました.これ,最初は暗く始まりますが,基本的にそんなに悲しい曲じゃないですよ.

       
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