「Music」カテゴリーアーカイブ

Grimaud三昧でCDが増加傾向

Helene Grimaud,読みにくいフランス名ですが,エレーヌ・グリモー。彼女のピアノ演奏CDが6枚も入ってたったの$25,買うしかありません。BrahmsやBeethovenのお得意ドイツものから,Ravel,そしてなんと Gershwinのピアノ協奏曲まで。

以前,楽友協会で生演奏を聴いて依頼,ちょいファンなんですが,とくにBrahmsの演奏がよいです。でもまさかGershwinがあったとは驚きました。美しい演奏だし圧倒的な技術ですが,なんかちょっと真面目すぎるかも。

ところでこの手の格安ボックスCDがやたらと出回ってるような気がします。やはりCDそのものを買う人が減ってきているので,売れるうちに売っとけという戦略でしょうか。本棚が既に満杯なので,ここ数年CDの購入数は減っていたのですが,お買い得感に釣られて,最近また次第にCDが増加傾向にあります。

今じゃ音楽はネットで聴くのが普通になってるんでしょう。ちょっとしたお金で音楽聴き放題になるので,そりゃCDも廃れます。Amazonでも欲しいCDが探しにくくなってきてるような気がします。買うなら今のうちかも。

ちなみに6枚入りと申しておりますが,写真のとおり7枚あります。はい,一枚こっそり追加しておきました。

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Haydnのあけぼのは春

ここ数日,Mozartの室内楽曲をよく聴いています。昨晩からは弦楽四重奏曲。と言っても手持ちのCDはHaydnセットと呼ばれる14番から19番,プロシア王セットと呼ばれる21番から最後の23番。それに「飛び地」のHoffmeister 四重奏曲第20番の計10曲,CD5枚。

Haydnセットは実際にHaydnの作品に倣ってMozartが作曲したものですが,その最初を飾る14番 K.387は「春」というニックネームが付いています。春をイメージして書かれた曲ではないでしょうが,そう呼ばれるに相応しい明るさに満ちた曲です。

第4楽章はフーガを用いた凝った作りで,Jupiter交響曲の終楽章のようにフーガの主題が駆け回ります。

学生時代,クラヲタ友人が

「MozartはKöchel番号400以後しか聞かない」

と言って憚らず,僕も大体この意見に賛成なのですが,この14番K.387の四重奏曲は,四捨五入して400ということで例外の一曲です。

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トロンボーンの夢

昨晩,弦楽四重奏曲のコンサートがあったのですが,夕方から降り始めた雪で行くのを諦めました。結果的にはさほど積もらなかったので,車を出せないことは無かったのですが,演奏会の間どれだけ積もるか予想できません。行きはよいよい帰りは怖い。コンサート終了後,一斉に駐車場を出ようとする車,絶対に接触事故起こしてます。

プログラムは好きなBeethovenの弦楽四重奏曲だったので,諦めてしまったのがちょっと悔しい。多分そのせいだと思うのですが,昨晩変な夢を見ました。

おそらく東京あたりを歩いていると,コンサートのポスターを見かけました。その演奏会,ちょっと変わっていて,トロンボーン四重奏団。

珍しいなとポスターに見入ると,そこに書かれた奏者がなんと大学時代の先輩です。あの人,まだボントロ吹いてんだ〜。

…という夢。忘れ去られたボントロ先輩がなんで突然脳内の片隅から飛び出してきたのかも不思議ですが,そもそもトロンボーン四重奏団の演奏会なんて,金管好きしか行かないんじゃないか。それとも隠れファンがたくさんいるのかな。

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22日なので22番

Beethovenの交響曲は9曲,ピアノ協奏曲は5曲,何番がどんな曲はすぐに想像できます。でもMozartになると曲数も多く,しかも似たようなのが多いので混乱します。それでも,25番以後の交響曲,20番以後のピアノ協奏曲は全部CDもあり,イントロクイズ正解できると自負しておりました。昨日までは。

Mozartのピアノ協奏曲は全部で27曲ありますが,特に面白くなってくるのは20番あたりからです。珍しく激しいニ短調で書かれた20番,映画音楽に利用されて2楽章が有名な21番,そして透明な美しさに満ちた最後のピアノ協奏曲第27番と名作が続きます。

20, 21,26, 27 の4曲はピアノ譜(二台ピアノ編曲)も持っており,時々弾きます。一般的な方法ではありませんが,曲を聞きつつ(耳),楽譜を眺めつつ(目),自分で弾いてみる(指),これが曲を覚える一番の方法です。22から25番は耳からの記憶だけなので,もっと理解を深めようと22番のピアノ譜をAmazonで注文しました。

昨日届いた譜面のピアノパートを弾き始めて,変な違和感が…

この曲,知らない

衝撃でした。何十年もの間,Mozartのピアノ協奏曲は(20番以後は)すぐにわかると自負していました。その自信がガラガラと崩れていきます。

CD棚からMozartのピアノ協奏曲を片っ端から引っ張り出してきたら,やっぱり22番だけがぽっかりと抜けています。今まで生きてきて,知らない曲があったなんて。

ちなみに交響曲第37番というのも知りません。存在しませんから。


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書き散らかしSchubert

Schubertのピアノ・ソナタは21番まであります。でも21曲あるというわけではありません。それはやたらと未完成の曲があるから。病に倒れて絶筆みたいな壮絶な話ではなくて,どうも途中で放り出しちゃったっぽい。

手持ちのSchubertのピアノ・ソナタ集は基本的に完成されたものしか収録されていません。未完成でも幾つかの楽章が完成されているものは収録されています。例えば第2番は3楽章まで入っていますが,終楽章は行方不明。

途中まで書き散らかして放置したとは言え,そこはSchubertの魅力に溢れた断片で,楽譜も探せば出てきます。上の楽譜は8番の4楽章であろう楽譜の最後。ぷっつりと終わってます。

こちらは11番の第1楽章,これもぷっつり。

そして15番。この曲は「Reliquie レリーク」遺作というニックネームが付いています。実際に遺作だったわけではなく,死の3年ほど前の作品。これまたぷっつり。

ぷっつり作品とは言え,こうやって出版されて残ってるんだから,Schubertのものならどんな断片でも欲しいという人が昔からいたんでしょうね。僕もなにか断片を残しておくとしよう。

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Czerny代わりの指練習

週末,久しぶりに筋トレならぬピアノの指トレでもするかとCzernyを探すも,楽譜棚に見当たりません。どうやら既にお蔵入りしてしまったらしい。じゃあ何か代わりのものをと取り出したのは,Mozartのピアノ協奏曲。

体力的にハードなところはありません。当時のピアノの性能の制限から音域も狭く,Beethovenのようにぶっ叩くこともない。その代り細々した華麗な音型,スケール,アルペジオが散りばめられています。Czernyに比べれば,左右両方の手を程よく使います。ちなみにCzenyは右手酷使。

Mozartのピアノ協奏曲の中でもお気に入りは,20番ニ短調, 21ハ長調, そして27番の変ロ長調。このうち20,21のペアは指トレに丁度よいパッセージが多く,練習にちょうどよい。

ところでMozartって短調の曲は極端に少なく,おまけにイ短調(♯♭無し),ニ短調(♭1個),ト短調(♭2個),ハ短調(3個)ばかりという偏りよう。

そして,短調とペアになる長調の曲がおあることが多いのです。有名なのは40番ト短調交響曲と,41番「Jupiter」。弦楽五重奏第3番ハ長調と4番ト短調。ピアノ協奏曲の20,21もやっぱり姉妹曲。

って,大して多くもなかったか。どうしてこうなってるんでしょうね。

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