「Music」カテゴリーアーカイブ

そろそろ本棚の拡張が必要

何ヶ月か前に買ったものの,居間の隅の書類の山に埋もれ,ずっと忘れていたCD,Keith JarrettのLa Fenice。ようやくCDプレーヤーへと入ったものの,ケースを開くときに無理な力が入ったか,爪を折ってしまい半泣き状態です。

そろそろCDの終焉が近づいていると勝手に解釈し,暫く増えてなかったCDが最近また増加傾向にあります。今買っておかないと手に入らないかもという自己解釈の元に。

実際CDが完全に無くなるにはまだ時間がかかると思いますが,普通のカジュアルな音楽ファンはネットダウンロードで十分だろうし,音質に拘らなければYouTubeとかを探せば,いくらでも好きな曲が見つかります。

CDが売れない時代,メーカー側も最後の大サービスとばかりに,セット物を大量に出すようになりました。そういうのに釣られてしまう良いカモがここにおります。

CouperinのCD,10枚組。買ってしまいましたよ。先日のRameauは楽譜のみでCDは昔から持っていました。でもラモーとくればクープラン,こっちも極めておかないと。

ちなみに10枚入って$24ちょい,一枚250円くらいなもんですから,お得というのか,有り難みが薄いというのか。

ちなみにちなみに,クープランのCDを10枚続けて聴くのはかなり苦痛です。だってどれも同じにしか聞こえない。

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ダンスは踊れない

なぜか唐突にJohann Straussのワルツを弾くたくなることがあります。どんだけワルツやポルカを作曲したのか見当もつきませんが,有名所を集めた曲集を持っており,それをひたすら弾き続ける。今じゃ正月っぽいイメージも醸し出してくれるウィンナ・ワルツですが,夏場に演奏したっていいじゃないですか。

手持ちの譜面は,中学生程度のピアノの腕前で弾けるように編曲されたものです。どうやら作曲家本人の編曲らしく(あるいは当時の編曲職人さん?),ピアノ版で稼ごう … いやいや,ご家庭でも楽しめるようにという配慮でしょうか。

シュトラウスのワルツの中には,後年,超難曲に編曲されたものも存在しますが,そういうのはピアニストがコンサートで技術をひけらかすもの。楽しく家の居間でスイングできれば,それでいいんです。

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突然Rameauが弾きたくて

Jean-Philippe Rameauのクラヴサン曲のCDを聴いていたら,突然弾いて見たくなり,楽譜をAmazonで衝動注文してしまいました。簡単に買えるネット通販って,こういうのが良くないです。

それはともかく,Baerenreiter版,これ一冊で多分ラモーのクラヴサン全曲入っている程度の作曲数です。

解説は独仏英で書かれているのですが,曲名はすべてフランス語。曲の日本語解説がどこかにないかと検索したのですが,ラモーの曲ってちょっと通好みなのか,情報は少なめ。

しっかりした編集の楽譜なんですが,困ったことがさらにもう一つ。バロック音楽の楽譜に馴染みがないので,読み方が今ひとつ分からないのです。

左の斜め線とか,(カッコ)とか,なんですか,これ。

斜め線,普通は連打を表しますが,バロック音楽でそれは無いと思います。

カッコ入りの音符って,省略してもいいの?

じゃあ,半カッコは? 気が向いたら弾く?

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16の後に来る13番

Beethovenの弦楽四重奏曲第16番の終楽章,チェロが愛らしい旋律を奏でる部分があります。今日ジョギングしていて,その旋律が頭から離れず,ついつい歩調も音楽に合ってくるもんだから,走りにくいったらありゃしない。

16番の四重奏曲は,Beethovenの最晩年の作品です。最晩年とくれば深刻・深遠で哲学的な音楽かと思いきや,なんとも軽い調子(に聞こえる)の不思議な音楽です。それ以前の13,14.15番が極めて重たい大作なのに比べ,体何があったんだと思うくらい。

Beethovenの場合,弦楽四重奏曲第16番を書いた後に,13番終楽章を書き直しているので,これが最後というわけではありません。でも最晩年の作品となると,白鳥の歌のセンチメンタルなイメージが付き纏い,実際名作が多いのも事実。

有名なMozartのレクイエムを筆頭に,Brahmsの「4つの厳粛な歌」,Bartokの未完のヴィオラ協奏曲,Bergのヴァイオリン協奏曲,Mahlerの10番の交響曲の断片,Brucknerの第9,Prokofievの7番などなど。

その一方でSchumannの最後の曲は,ちょっと変なピアノの変奏曲。Schubertに至っては書き散らかしとっ散らかしだらけ,おまけに彼の遺作を集めて「白鳥の歌」として出版されたりと,なんだかよく分かりません。

もひとつ変わっているのがChopinで,ピアノの詩人と謳われた彼が最晩年に書いているのがなんとチェロ・ソナタ。ヴァイオリン・ソナタの構想もあったらしく,一体どんな曲になったのだろうと興味は尽きません。

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深夜のだらだらしたピアノあるある

電子ピアノを買ってからというもの,夜の仕事を終えて寝る前,ちょい飲みしながら弾くことが増えました。音量が絞れるとは言え,派手に鍵盤をぶっ叩くのは流石にうるさいので,もっぱら静かな曲とか簡単な曲です。

楽譜棚から適当に一冊引っ張り出し,がばっと開いてそのページの曲をだらだらと弾くというロシアンルーレットをよくやります。初見演奏になりがちですが,それは弾いてからのお楽しみ。そんなだらけた弾き方をしてるときの,あるある集。

● 弾き始めてから,「あれ,この曲何調だっけ」と,慌てて楽譜左端をチラ見。フラット3つか〜,とか。

● 突如現れるD.S.(ダルセーニョ)に,うわ,セーニョは何処やねんとページめくりまくる。Codaは何処や,もよくあります。

● 曲の途中で調号が変わったのに気づかず,無調性現代音楽へ突入。

● 途中で右手がヘ音記号に変わったのに気づかず...以下略。

● 楽譜をいい加減に譜面台に置くと傾き,しまいにゃ落ちる。

● ページ押さえに別の分厚い楽譜(Beethoven Sonata集)をどさっと置くと,それが譜面台からずり落ちる。

● ふと気づくと,左足を椅子に上げて,半跏思惟像状態。

● 右手がフリーになった瞬間を見計らって,グラスをぐびっ。ただし水害の怖れあり。

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Henleの楽譜を透明シートで補強

以前もやったのですが,透明シートでの楽譜の補強,楽譜が増えてきましたので作業再開しました。とくにこの青っぽい表紙のHenleの楽譜は,お値段結構するくせに表紙の紙がしょぼい。長年使う楽譜ですので,補強が必要です。

使うのはこのConTactという透明シート。このロール一本で楽譜5冊分くらい。作業もだいぶ熟れてきましたし,メモを兼ねて試行錯誤の手順紹介。使用する道具は鋏と長い定規。40cmくらいのがあると便利です。

楽譜見開きのサイズより4cmほど大きめにシートを切ります。厚い楽譜の場合は,背表紙の幅だけ余分に。シートに巻きグセがついてますので少々大変ですが,そこはがんばるしかない。

上の写真のように置いたら,左端からシートの台紙を5cmほど剥がし,台紙にしっかりと折り目を付けます。

左半分を表紙の上へ折返すと,粘着部分が楽譜右端に少し当たりますので,そこをしっかりと貼り付けます。シワが寄ったり,気泡が入らないように注意。

楽譜下側になっている透明シートを引き出して,平らにします。

ここからが腕の見せ所です。定規をシートが表紙に貼られた部分に当てます。すでに剥がされて折り返された台紙を,ゆっくりと引きながら台紙を剥がし,透明シートを表紙に貼っていきます。

台紙を強く引くとシワになります。軽く2cmほど引いたら,手を緩めてシートのつっぱりを緩和し,定規でごしごしと貼り付けていく。粘着力はさほど無く,少しくらいならやり直しできるのでご安心を。

表の表紙を張り終えたら,裏返しに置き,楽譜の上下に下の写真の緑の線のように切れ込みを入れます。

はみ出した透明シートを表紙裏側へ折り込んで貼り付けます。これで表紙完成。

背表紙部分にもしっかりとシートを貼り,今度は裏表紙に上と同様,透明シートを貼っていきます。背表紙部分の貼り付けが緩くなりがちなので注意。

裏表紙に貼り終えたら,表と同様に切り込みを入れ,表紙裏側にシートを折り込みます。背表紙部分に余分な部分が残りますので,それを鋏で切り取ったら完成。

右はシートを貼ったもの。左は新品のシート無し楽譜。色は変わりませんが,粘着ムラはどうしても出てしまいます。まあでも,こうやって補強しておけば,表紙が手垢で汚れることも,ペラ紙表紙が簡単にぼろぼろになることもありません。しかもビニールシートなので,水害にも強い。

なんでピアノの楽譜に水害があるのかというのは,実際にピアノを弾きながら惨事を起こしてしまった人にしか分かりません。

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