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読めるぞぉ,書けるぞぉ

英語の不可欠さを半ば押し付けられる最初が,大学4年生で研究室配属になってから。辞書と首ったけになりながら論文なるものを読み始めます。英語は不得意ではなかったものの,出てくる英単語は技術的に特別なものが多く,暫くは悪戦苦闘が続きます。

その頃いつも思ってたこと。それは「英語さえスラスラ読めて書ければ,研究効率よくなるはず」

読んで理解するほうはそれなりにできるものの,やはり書くとなると a, the の難関はシビア。冠詞に関する本を読むものの,頭で理解するようなもんじゃないとなるばかりです。

そんな過去をふと思い出したのが,昨日ウッドデッキに置かれたブランコに寝そべって英作文してたときのこと。たらたらとパソコンで文章を書きつつ,そういや昔,こうなることを夢見てたんだと。

今でも冠詞の微妙なところはまだはっきり分かりません。ので,そういう文章はじもっちぃ同僚に確認して貰いますが,今では英語修正されることはまずなくなったのが自慢です。長い道のりでした。

予想外の反応に対応すること

夕方散歩中,見知らぬ人とすれ違いました。知らぬ相手とはいえ軽く挨拶するのがアメリカ流。

How are you?

Good, thank you. How’s going?

Pretty well. thanks

まあこんな感じの定番会話。「どう?」「いいよ」みたいな意味はほぼありません。声をかけることが目的みたいな会話です。

普通なら一期一会の会話もこれでお終い。でもこの日は続きがあって油断していました。突然,

Have a nice evening!

これを咄嗟に乗り切ってこそアメリカ生活の達人です。

You too!

これが瞬間的に出てきた自分を褒めてあげたいと思います。ちなみにこの会話時点で二人はすでにすれ違い完了し,お互い背面会話状態となってました。

外交的な執筆をします

誰かが出した研究成果を否定するような報告することは,たまにあります。何年か前のこと,?マークな論文が出版され,普段ならそんなのスルーするのですが,ちょっと気になりすぎたので東海岸と西海岸の大学教授二人と共著でその結果を全否定する論文を出版したことがあります。

そして今また似たような状況に。同僚が書き上げた原稿は既に出版された論文に疑問を呈するものですが,内容が微妙なだけに,書き方にも最新の注意を要します。でないと喧嘩になっちゃう。

それでも,ざっと原稿を読み通して,もうちょっと強く打って出てもいいんじゃないかなあという印象。同僚が「書き方が優しすぎた?」って聞くので,

Well… too diplomatic

diplomaticは「外交的な」とかそういう意味。転じて,そつないとか,如才ないとか,まあいい塩梅にバランス取ったねと,自分では褒めたつもりです。

サイズの違いが名前の違い

何かで軍艦の種類が書かれたのがあって,巡洋艦(クルーザー),駆逐艦(デストロイヤー),フリゲート,コルベットとか種類がややこしい。大体サイズの違いらしいんですが,あまり厳密な定義はないようです。

で,フリゲート。ずっと漠然とfree -gateなのかと思ってたらfrigateと知ったのが今日。戦争ニュースを英文で毎日読んでない限り,あまりお目にかかる機会のない単語ですので致し方ない。

そしていかにもフランス語起源に聞こえるCorvetteはもちろんフランス語。この名前は風の谷のナウシカで知ったんじゃなかったっけ。絶対に空を飛びそうにないずんぐり機体。あれから巨大戦艦のイメージでしたが,実際はフリゲートより小さいものだそうです。

軍艦の歴史や名前の由来,一生知らなくても困らないムダ知識ながら,調べ始めるとついつい際限なくWikipediaやらを読み始めてしまうのが悪い癖です。残念なことに,そんな薀蓄を熱く,いや暑く語るような飲み会がまだ無いのは,若手連中には朗報かも。

むーと,むーす,ます

ビスマスの結晶,七色に光る不思議なマインクラフト構造物のはずだったのですが,照明が悪かったせいかこんな色に。比較的簡単に作れるせいか,お値段お手頃な変わった鉱物です。

日本語ではビスマスと呼ばれますが,そのまま英会話で言ってもまず通じません。綴はbismuth,日本人に苦手なthサウンドθが入っております。カタカナで書くとすると,ビスムートのほうが近いかも。

ドイツ語で書くともっと発音に近くて,bismut, もしくは wismut。でもこっちにはヴィが入るという別の困難も。

話変わってムース。デザートのムースはmousse,フランス語です。ヘアムース hair mousse も同じですが食べられません。

mooseはヘラジカ。多分発音は同じ。ヘラジカの角を頭に乗せて,俺のムースだぜというギャグはムース塗りたくった髪の毛のように確実に滑ります。

実効的な人物の紹介

書類の下書きしたので確認してくれと友人頼まれました。見るのは本文内容のみ。彼はnativeなので,英文にケチつけることはありません。まあちょっとした文法ミスは誰にでもあるので,そういうのは修正します。

さて,たらたらと読み進め,途中で目が停止しました。とある人のことを書いたその部分,おそらくは非常に有能なリーダーだと書いてあるんだと思うのですが,その表現が

S/He is an effective leader

この表現が分からない。

effectiveは「効率的な」とかそういう意味ですが,自分のような non-native の理解じゃ「実効的リーダー」と読めてしまいます。つまり名目上はリーダーじゃないけど,実際にはリーダーを務めている,みたいな。

さてどうしたものか。自分の英語の理解度不足で違和感あるのか。でもひとりの読者がこういう疑問を持つなら,やはりそれは別の人にもあり得ることなのか。

ちょっと重要な書類だったので,読み間違えられるのも困ります。友人に「自分の英語の問題だと思うんだけど〜」と修正お願いしました。nativeに楯突くなんざあ10年早いかもしれませんが,既に渡米ほぼ20年,ま,ええんでないかい。