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疑問にくわえてさらなる疑問

「且つ」という単語をさてどう英訳したものかと,ふと考え込みました。in additionというのは「それに加えて」。まあそうかもしれませんが,ちょっと違うっぽい。辞書を引いたら英訳はなんと単純に and。

「且つ」ってなにか複数のことが並んであるようなものですよね。この本は面白く且つ有益だ,みたいな。in additionだと,最初の面白いがまずあって,それに加えて有益みないな感じになりますので,ちょっと違和感。

そんなことをつらつら考えつつ,さらにふと「且」の漢字ってなんだこれ?

「且つ」以外で見たこと無い気がします。なんか熟語は無いかと調べてみると(暇だねえ),びっくりするものが。

苟且

「こうしょ」と読むそうなんですが,且つ「かりそめ」とも読む。

「かりそめの恋」のあの仮初めです。というか,この単語以外に使いみちが思いつかない。苟且をなぜ「かりそめ」と読むのか。再びネットの辞書を。。。。以下無限ループ。

画面の真っ赤な英単語たち

昔の英作文,文章をちょっと書いたらスペルチェックの繰り返しでした。パソコン画面上でどんなにじっとりと綴を確認しても,必ずどっか間違いがあります。困るのはweekとweakみたいなどっちも正しいもの。これはAIでもなければ間違い検出できません。

それが今じゃ,文章を書きながら同時にスペルチェックしてくれます。某ソフトの,勝手に間違い認定して勝手に書き直すやつは本当に頭にきますが,普通は「これ違うんじゃないの?こうじゃないの?」と赤線引っ張ってくれる程度。重宝しています。

先日のこと。フランス人が書いた英文をオンライン共有し,さて僕が手を入れようとして驚きました。

全画面が真っ赤

ほぼ全ての単語にスペル間違いの赤線が表示されています。少々間違ってるなら修正してから共有するようなもんですが,流石に全部間違いってのは見たことありません。じ〜っと画面を見つめて,変なことに気づきました。

フランスの町の名前は赤くない

こりゃアレだ,言語環境がフランス語になってる。設定を探し出し,言語をEnglish(USA)に変更したら,霧が晴れたたのように赤が消えました。それにしてもよくまあこんなので作業してたなと呆れます。

読めるぞぉ,書けるぞぉ

英語の不可欠さを半ば押し付けられる最初が,大学4年生で研究室配属になってから。辞書と首ったけになりながら論文なるものを読み始めます。英語は不得意ではなかったものの,出てくる英単語は技術的に特別なものが多く,暫くは悪戦苦闘が続きます。

その頃いつも思ってたこと。それは「英語さえスラスラ読めて書ければ,研究効率よくなるはず」

読んで理解するほうはそれなりにできるものの,やはり書くとなると a, the の難関はシビア。冠詞に関する本を読むものの,頭で理解するようなもんじゃないとなるばかりです。

そんな過去をふと思い出したのが,昨日ウッドデッキに置かれたブランコに寝そべって英作文してたときのこと。たらたらとパソコンで文章を書きつつ,そういや昔,こうなることを夢見てたんだと。

今でも冠詞の微妙なところはまだはっきり分かりません。ので,そういう文章はじもっちぃ同僚に確認して貰いますが,今では英語修正されることはまずなくなったのが自慢です。長い道のりでした。

予想外の反応に対応すること

夕方散歩中,見知らぬ人とすれ違いました。知らぬ相手とはいえ軽く挨拶するのがアメリカ流。

How are you?

Good, thank you. How’s going?

Pretty well. thanks

まあこんな感じの定番会話。「どう?」「いいよ」みたいな意味はほぼありません。声をかけることが目的みたいな会話です。

普通なら一期一会の会話もこれでお終い。でもこの日は続きがあって油断していました。突然,

Have a nice evening!

これを咄嗟に乗り切ってこそアメリカ生活の達人です。

You too!

これが瞬間的に出てきた自分を褒めてあげたいと思います。ちなみにこの会話時点で二人はすでにすれ違い完了し,お互い背面会話状態となってました。

外交的な執筆をします

誰かが出した研究成果を否定するような報告することは,たまにあります。何年か前のこと,?マークな論文が出版され,普段ならそんなのスルーするのですが,ちょっと気になりすぎたので東海岸と西海岸の大学教授二人と共著でその結果を全否定する論文を出版したことがあります。

そして今また似たような状況に。同僚が書き上げた原稿は既に出版された論文に疑問を呈するものですが,内容が微妙なだけに,書き方にも最新の注意を要します。でないと喧嘩になっちゃう。

それでも,ざっと原稿を読み通して,もうちょっと強く打って出てもいいんじゃないかなあという印象。同僚が「書き方が優しすぎた?」って聞くので,

Well… too diplomatic

diplomaticは「外交的な」とかそういう意味。転じて,そつないとか,如才ないとか,まあいい塩梅にバランス取ったねと,自分では褒めたつもりです。

サイズの違いが名前の違い

何かで軍艦の種類が書かれたのがあって,巡洋艦(クルーザー),駆逐艦(デストロイヤー),フリゲート,コルベットとか種類がややこしい。大体サイズの違いらしいんですが,あまり厳密な定義はないようです。

で,フリゲート。ずっと漠然とfree -gateなのかと思ってたらfrigateと知ったのが今日。戦争ニュースを英文で毎日読んでない限り,あまりお目にかかる機会のない単語ですので致し方ない。

そしていかにもフランス語起源に聞こえるCorvetteはもちろんフランス語。この名前は風の谷のナウシカで知ったんじゃなかったっけ。絶対に空を飛びそうにないずんぐり機体。あれから巨大戦艦のイメージでしたが,実際はフリゲートより小さいものだそうです。

軍艦の歴史や名前の由来,一生知らなくても困らないムダ知識ながら,調べ始めるとついつい際限なくWikipediaやらを読み始めてしまうのが悪い癖です。残念なことに,そんな薀蓄を熱く,いや暑く語るような飲み会がまだ無いのは,若手連中には朗報かも。