海外の職場に転職すること

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日経のオンライン版に20代の4割「外国で働くことに関心」 内閣府調査という記事が掲載されていました.20歳代の4割が海外で働くことに関心があるんだとか.実際に踏み切るかどうかは別な話ですが,それにしても4割とは高い.言葉のハードルは低くなったのか.

自分も「海外で働く」一人ですが,20代で海外で就職とは違い,子連れで海外転職と言うのはあまり簡単な話ではありません.以下一般論ですが,取り敢えず損することが多い.

  • 年金は掛け損.海外からでも日本の国民年金を払い続けることはできます.でも手続きが少々面倒.
  • 払った保険金等は,ほぼ戻ってこない.生命保険を解約したら,スズメの涙ほどの払い戻し金.
  • 家具や電化製品,車などの大型家財は処分せざるを得ない.家具ごと海外引越しも不可能じゃないですが,サイズの問題,電圧の問題,引越代金etc.うちにあった家具は全部親戚にあげました.
  • 親の問題.これを言う人が意外と多い.アメリカの場合だと,就労ビザでは親を呼び寄せることはできません.
  • 子供の転校.現地学校にすぐに慣れるとは言いますが,最初はやっぱりストレスです.

もちろん,引越し前後の生活のあれこれの面倒は,日本国内での引越しの比ではありません.中年になっての海外転職はそれなりに覚悟が必要.

今日は同時多発テロから9年目の9/11.丁度あの頃,アメリカに来ないかという話が内々あったので,このニュースはテレビに齧り付きながら見ていました.被害者の方々には失礼ながらも,咄嗟に思ったのは,これで渡米時期が遅くなるなということ.

実際に転職の手続を始めたのは翌年だったので,直接の影響はさほど無かったのですが,それでも微妙な時期の大事件です.随分とやきもきさせられました.

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「海外の職場に転職すること」への18件のフィードバック

  1. ウチは、ちょうどビザが出るのが今日か、明日かというまさにそのときでした。
    思い出すのも悲惨だった日々。もう会社も辞めて社宅も追い出されて、いるところがなくて、オーストラリアへ転がり込ませてもらって、そこであのニュースを見たんです。リアルタイムで。急いで日本へ戻って、とりあえずビザなしのままアメリカ入りしたのが空爆開始の翌日でした。ああ、あんなドラマはもう要りません。
    世帯ごとの海外移住、ほんとによくやったなあ、と思う反面、これで本当によかったのか、その答えはまだ出ていません。(あああ、お笑いコメント道場に何書いてんだ、私)

  2. 海外での仕事に関心がある人という統計を、私もつい最近
    何か別のものでチラと見ましたが、私が見たのではもう少し低くなっていました。
    20%程度だったかな… どうもはっきりと思い出せないでいますが。

    海外で生活するにあたって不安に思うことは、1位が治安、2位が言葉に
    なっていたと思います。

    私だったらいちばんの不安はやっぱり言葉かなぁ。
    仮に夫が海外での仕事になって、自分もついていくとなったら、
    夫が仕事に行っている間にストレスが沸騰してしまいそうです。

    9年前の9月11日 あの日から時間が止まってしまったままの人も多いでしょうね。
     

  3. 日本に銀行口座を置いていて、年金はそこから引き落としされてます。
    老後は日本に帰るかもしれないし・・・ま、その頃もらえないかもしれませんが。。
    ほんと、海外で住むのは、考えていたより大変ですよねー。

    9・11、当時は某旅行会社に勤務していて、いろいろと処理が大変でした。
    処理が済んだ後は、予約がサッパリ入らず(みんな怖がって。。)・・・
    あの頃、自分がアメリカに住むなんてちっとも考えてませんでした。笑

  4. あの日、ニュース速報を見て大変な恐怖を感じました。
    あの頃、アメリカは私にとって全く無縁な国でしたが、人生何が起こるか判りませんね。色々な偶然が物語のように重なって今に至ります。

    個人的には、老若男女を問わず、一度日本の外に出て働く事をお勧めしたいのですが、殆どの日本人にとっては難しいようですね。(お前は変わっているからとよく言われます。)
    ・国外に居る期間が空白部分として25年ルールに加算されるので、年金を納めていた期間と海外滞在期間のトータルが25年を越せば、支給額は減りますが年金の掛け損にはならないですよ。
    ・生保、私も解約して来ました・・・。こっちには、良い商品があるようなので、考え中です。
    ・家財は殆ど(マンションも含む)処分でしたね。
    ・親は確かにとても心配です。元気にしてくれているからこそ、渡米できました。
    ・娘達もカミサンも相当なストレスだったようです。上手く行かずに家族だけ帰国される例もあるそうなので、我が家はラッキーだと思っています。

  5. 私はその時新宿で飲んでいました。
    日本は12日の夜、誰かの携帯に「TVをつけて!」
    何処からか持って来たらしい小さいTVに皆が集まりました。

    あれから9年かー、
    ずっと東京に居たって人生は大きくかわりますもんねー。

  6. 私が見たニュースでは、海外で働くことに興味のある若者はこんなにも少ない(減ってる)って言い方でした。昔はもっと憧れを持っていたみたいなんですけどねぇ~、現実を見るようになってきたのでしょうか!?
    私自身は漠然とそんな憧れを持っていますが、やっぱり実際問題となると親の心配やら生活の心配で踏み切れないんだろうなーなんて思います。意外に小心者なので冒険出来ないんですよね~・・・人生損してるか!?

    あれから9年ですか。リアルタイムで2機目か何かが突っ込んだのを見た場面を鮮明に覚えています。平和な世界になれば良いのに。。。
    アメリカも最近色々危ういらしいですね。アメリカンが嘆いていました。世界が消滅するという勢いで、ちょっと大げさすぎて引いたけど・・・

  7. TAMAさん,オーストラリア転出の背景にはそんなストーリーがあったとは.
    てっきり渡米前のしばらくの間,オーストラリアで海外生活の慣らし運転なのかと思っていました.
    世帯ごとの海外移住は,本当に大仕事ですよね.これでよかったのか...でもおそらく,そのチャンスを逃していたら,きっと今頃日本で後悔しています.答えなんて気にせず,前向きに行きましょう.取り敢えず,子供らが巣立までは.

  8. ポージィさん,そちらの数字は低かったんですね.もしかしたら,世代別の統計と,全体の数字なのかも.若いうちは高いんじゃないでしょうか.
    治安は僕も気になりましたが,幸い,この土地は全米でもトップクラスの治安の良さなので安心です.言葉はね,まあ仕方ないんです.
    でもいざ海外赴任となったら,案外と何とかなるもんですよ.僕は英語以外の国にも住んだことがありますが,あちらでは言葉がさっぱりでした.でもスーパーで買い物するのに,会話する必要ありませんもん.

  9. あーにゃさん,国民年金はかけ続けておられるんですね.こちらの職場の年金システムがあまりに良いので,僕は日本の方はやめてしまいました.国民年金の将来に不安なところもありますし.
    旅行会社にお勤めでしたか.そりゃ大変だったでしょうね.次々と押し寄せるキャンセルや予定変更,職場がパニックになっているのが想像されます.あの後,日本でちょっと大きな会議があったのですが,アメリカからの参加者が次々とキャンセルしていきました.おまけにベルギーの飛行機会社が倒産したりするし...

  10. lce2さん,あのニュースは本当に衝撃的でしたね.今でも鮮明に覚えています.二機目の衝突のシーンとか.
    日本の年金は,多分続けるつもりなら払い続けたほうが良かったのかもしれません.金額もそこそこありますし.ただ,こちらの職場の年金システムの方がはるかに有利だったので,払い損承知でやめてしまったんですよ.後で後悔するかもしれませんけど.
    そちらはマンションもあったんですか.渡米された時期の不動産価格は如何でしたか.家財はどうしようもないですよね.うちは,掃除機と電子ピアノ,それにオーディオ機器を少々持ってきました.
    一度日本の外に出て生活する,これ本当に良い経験になると思います.もちろん外国生活で箔を付ける時代じゃないですが,考え方が柔軟になりますね.何事も経験.

  11. Chieさん,あの映像の衝撃は忘れられないです.災害の後の映像ではなく,二機目の衝突から,まるで砂の城が崩れていくような崩壊まで,リアルタイムで中継されましたからね.
    あれから9年かあ.社宅の六畳間は狭かったなあ.

  12. Mimi☆Kiraさん,過去のデータとの比較は無かったのですが,昔はもっと多かったのかもしれませんね.今じゃ,一旦海外に出ちゃうと,逆に戻るのが大変というのもあります.
    MimiKiraさんは,しばらくドイツに滞在してましたよね.そういう体験があるなら,再びの海外生活は,比較的ハードルが低いかもしれませんよ.一つ言っておくなら,やるなら若いうちです.僕も最初に海外に出たときは,丁度Kiraさんくらいの歳でした.あれは勉強になりましたね.
    危ないようで,あまり実感が無いというところでしょうか.些細な緊張はいつの時代にもありますが,問題はその小さな振れが不安定になって,一気に大きく振りきれる可能性ですよね.

  13. 家族総出で海外移住にあこがれて(私のみが)はや6年・・・・・。主人は言葉の壁に慄いております。
    9・11同時多発テロのニュースを、長男が生まれてくる前駆陣痛に耐えながら視ていました。映画じゃないのか??と安易に信じられませんでした。毎年、長男の誕生日が近づくと同時多発テロのニュースを耳にします。

  14. 先日新聞の記事で、留学フェアをした時の学生の質問が「帰国後の就職はできますか?」等が多く志願者も減少しているとありました。
    まわりにも大卒でフリーターしながら公務員試験を受け続けている子がかなりいます。
    日本の環境もあって海外に職を求めるのは当然なことかもしれないと思いました。

  15. PNH Member #2さん、試しに一年、いや半年だけというのもありますよ。海外生活、大体半年住めば色んなことが見えてきます。言葉の壁なんて、海外に来てしまったら何とかなるもんですって。
    あの9年前が、丁度息子さんの誕生の時だったんですね。あの映像は、本当にまるで映画のようでした。こんなことが現実に起こるなんて信じられなかった。

  16. Rockyさん、今の時代、海外留学が実質的に国内就職に不利になりますもんね。同じアジアでも、他の国々からの留学生は、初めっから国に戻る意志が薄くこちらでずっと仕事をしようと思ってるみたいで、渡米への抵抗は少ないみたいです。
    日本での新卒の就職の厳しさ、本当に心が痛みます。4月就職でなければならないとか、大学卒業後の人生にギャップがあることをマイナスとして捉える風潮が改善すれば、少しはよいのかもしれません。

  17. 2機目、3機目の存在が報道された時、そして巨大なビルが崩れ去る様子を絶望感と共に見ました。

    年金は、現状を語っても恐らく意味ないんですよねぇ。私も、日本の年金は払っていませんよ。
    売ったマンションは買値の大体半分。渡米当初はバブルの真っ盛りで、2ベッドのアパートに住む事を覚悟した位でした。何かがおかしいと感じていましたが、リーマンが破綻してやっぱりねと思った次第です。
    実は、箔を付けて日本に帰国するつもりでした。でも、日本で身に付けた事がとても役に立つという事を実感してからは、アメリカに残る方が絶対に良いと思うようになりました。日本では当たり前が、こっちだとExcellent!と賞賛されることは多々ありますからね。就労ビザがもっと取り易ければ、渡米を勧めたいです。

  18. lce2さん,マンションの価値が半分になってしまい,しかも渡米当時はこっちのバブルだったなんて,なんとまあタイミングが悪かったですね.でもマンション価格はしばらく戻らなかったみたいだし,それを気にしていてはチャンスも逃してしまいますからね.
    lce2さんは,最初から帰国されるつもりだったんですか.そう言いつつ永住してしまう人が居るかと思えば,ずっと居るつもりだったのに帰国してしまう人もおり,先のことは本当に分かりません.カナダあたりだと,渡航はちょっと楽かもしれませんね.あとは,ひたすらGCくじに応募するか.

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