ここにアクセスした瞬間,ブラウザを閉じた人もかなりおられると思いますが,はい,数学の話です.
以前読んだ小川洋子の「やさしい訴え」がおもしろく,同じ作者の「博士の愛した数式」の文庫本も買っていました.一昨日この映画版がテレビで放映されていたのですが,「博士が愛したのは,この数式」と出て来たEulerの等式.あれ,原作ではこれって限定していたっけ?と思ったものの,本を読んだのは1年程前だし,肝心の文庫本が行方不明なので,確認しようがありません.
映画の中でルート君が説明する,e=2.71828…のNapier数,純虚数i,それに円周率πが組合わさると,あら不思議や-1になる.深く考えたこと無かったです.そういうもんだと長年思い込んで使ってきましたが,改めて言われると不思議な式です.これを不思議と考えるか,天下り的に暗記してしまうかが,数学者への分かれ道なのかも.
数秘術のような整数の不思議は色々あっておもしろいんですが,小説の二番煎じをやってもつまらないので,僕がパソコンを最初に手にして遊んだ事の一つ.
赤い曲線は正弦波sin(x).これを色々と組み合わせて行くと,不思議なことに緑の曲線のように角張った形に変わって行きます.もっとたくさんの項を加えていくと完全な長方形に.
曲線の組み合わせで直線ができる.組み合わせ方を変えると,三角形にもなります.Fourier級数展開を知っていればあたりまえの話なんですが,自分としては実際に目でみないと納得し難く,計算プログラムを書いてしまいます.これもまた人生の岐路なのかも.
数学を選んだ理由に「町を歩くとき,常に最短距離をとる事を考えていたから」と自己紹介した,高校の数学教師がいました.この人の場合は,何の役にも立たない数式の美しさに魅せられたわけではなく,もっと実利的な理由だったようです(この先生,多分まだ現役なので,匿名希望).








うげー、げろげろ・・・・・
…と活字中毒のせいで最後までこの本を読み通してしまったフーが申しておりました。
> うげー、げろげろ・・・・・
絶対来ると思った.
閉じたくなったけど、閉じなかった結果コメントを書いてます。
途中の、もろ数学的なお話の部分はすっとばしましたが(^^;
「博士の愛した数式」は読みましたし観ましたが、
やはり数学的な内容には耳に蓋して見ぬ振りしてやりすごし、
人間関係の部分に注目して楽しみました。
数学的な頭ゼロの私です…
久々PC開きましたら…頭に?マークがいっぱいです。
我が家文系家族なのでさっぱりですが、理系の方は数式に美を見出せるのですね~!
ピアノ五重奏お疲れ様でした♪いつかTouTubeで拝見したいです♪
そんな管理人さんの演奏が真下で聴けるクウちゃん、小屋からはみ出しても幸せ者ですね。寝姿に癒されました~!
ポージィさん,よくぞ最後まで読んでくださったです.一つ上のコメント以外は,絶対にコメント貰えないと思っていました.
数学はあくまで状況設定であって,あの小説は人間関係のドラマですよね.なんだか心温まります.でも映画に出て来る数学者って,変わった人たちが多いですね.というか,博士一般がそうなのかもしれませんけど.
わんこさん,理系だからって数式に美を見出せるかどかはちょっと...自分的には,五線譜に美を見出して,スコアを眺めながらニヤニヤしたりするんですが,これもかなり変な人かもしれません.
クゥ,なんでこんな場所が好きなんでしょうね.シューマンはとても子守唄にはならないと思うんですが.シューベルトなら眠れるかも.