図書館所有のちょっと変わったCD

Los Alamosの図書館,小さな町に似合わず立派です.日本語の本もちょっとだけありますが,中国語の本なんかは本棚一面あったり.人口配分を考慮してるのかもしれません.CDもあるんですが,以前借りようと棚を眺めていて結局何も借りませんでした.配置方法がいまひとつ理解できなかったのと,これと言った掘り出し物が無かったため.

クラシック系に限った話なんですが,そもそもここの図書館のCDの品揃えがちょっとアレゲです.Mozart,Beethovenの交響曲はそこそこあるものの,全部揃っているようには見えない.一方で,Shostakovichの交響曲がずらりと並び,Prokofievの3番の交響曲みたいにあまり演奏されることの無いマイナーな曲も.

Bernsteinの交響曲があったり,とどめはメシアン(Messiaen)の,そのタイトル故にクラオタの間でしばしばジョークネタにされる「世の終わりのための四重奏曲」が二枚もあったり.そう,全体的に近代に偏っているんです.

今日借りて来たCDは,Nielsenの交響曲全集.Denmarkの,後期ロマン派-近代の作曲家です.この人の音楽って,4番の交響曲「不滅」しか聴いたことなかったので,ちょっと好奇心.

置いてあるCDの偏りについてですが,一部のクラシックマニアが,自分で買うには気が引けるというCDを図書館にリクエストしたんじゃないか,と家内に話しました.すると…

「自分で買ったけどとても聴けたもんじゃなかった音楽を,図書館に寄付したんじゃない?きっと,ガレージセールでも売れなかったのよ」

一瞬,自分の家の,おそらくは100枚以上はあろう近代現代音楽のCDに心を馳せました.

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4 thoughts on “図書館所有のちょっと変わったCD”

  1. うーん、オクサマ、思わぬツボをついたご発言・・・。

    うちもCDの整理をしたほうがいいかねー、とたまに話すんです。でも、数年に一度でも聴く事があったりで。数年に一度しか着ない服はちゃっちゃとフリマ行きなのに、なぜか、CDは「勿体ない」と思うんですよね。

  2. 私も時々ここでCDを借りますが、最近マイブーム(←死語?)はラフマニノフ。こんなに情熱的な作曲家だったんだと再確認しているというか、いかにも映画音楽に使われそうな叙情的なものが多くて、今も3枚借りています。一枚はラフマニノフがラフマニノフを弾くというものでまだ聞いていませんが楽しみです。クラッシックセクションには寄贈CDがたくさんあることから、やはりガレージセール売り残りかと思われるものが見られます(笑)。

  3. nyf1403さん,なんかありがちな話でしょ.メシアン,買ってみたけど耐えきれずに手放したって.メシアンは全然前衛じゃないと思うんですけどね.

    買ったCDは手放せませんよ.いくら全部パソコンに取り込んで聴いているとはいえ,やはり実物をコレクションすることに意義があるんですから.

  4. エスペランザの住人さん,ラフマニノフって有名な曲は少ないですよね.ピアノ協奏曲の2と3とパガニーニ,交響曲第二番,ヴォーカリーズ,CMなんかでよく耳にする「濃い」旋律は,このあたりでしょうか.前奏曲集の中には,しゃれた小品が多いです.
    本人が異常に幅広い手をしていたせいか,普通サイズの人の事を無視した曲が多いですね.

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