ロビン,巣立ちしたヒナと巣落ちしたヒナ

fledgling robin

きれいな色をしたタマゴから孵った二羽のロビンたち.暫くの間,親鳥がせっせと(ちょっとおぇっとなるような)餌を運んでおりましたが...

写真,木の二股の間から顔をのぞかせている二つの嘴,見えるでしょうか.もうかなり大きくなっているようです.

そして昨日.帰宅すると,玄関のドア前に不思議な小動物が二体.何だこいつら?と,じっと見つめておりました.相手も動きません.

と突然二羽は飛び去り,「あっ,ロビンのヒナ」.巣立ちの瞬間だったようです.巣を出て暫くの間,近くをウロウロしていたのでしょう.巣立った彼ら,いつかはここに巣をかけるかな.

そして今日の出来事.花壇の掃除をしていると,草の陰に小鳥を発見.逃げようとしません.ケガでもしてるのかな?よく見るとロビンのヒナです.それもまだ小さい.どうやら巣落ちしたらしい.

このままじゃ野生動物の餌食です.手のひらにそっと乗せて,巣を探す.やがて親鳥がやって来て騒ぎ始めました.玄関前の巣では無いはず.あそこの二羽のヒナたちは巣立っていきました.

親鳥たちは僕を遠巻きに眺めるものの,何処に巣があるのかは教えてくれません.イライラしながら「おい,おまえたちの巣はどこだよ」.意味もなく日本語で尋ねながら木々を探しまわりました.でも見つからない.

その時のこと.右手に軽く握ったヒナが,僕の手のひらを蹴ったのです.

脱出したヒナは,でも飛べるわけでもなく,そのままコンクリートの地面へと墜落.

慌ててもう一度手のひらに乗せるも,打ち所が悪かったのか,しばらく足を痙攣させ,やがて僕の手の中で動かなくなりました.

玄関脇の花壇に深い穴を掘って埋めました.ここなら野生動物が掘り返したりしないでしょう.

巣を探すときヒナを家の中に置いておけばよかったのかな.あるいは飛べるようになるまで育ててやればよかったか.今になってそんなことを考えると,なんとも遣る瀬無い気分になってきました.

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20 thoughts on “ロビン,巣立ちしたヒナと巣落ちしたヒナ”

  1. 巣から蹴落とされたヒナだったのかもしれませんよ。

  2. 晴れない気持ちわかります。
    私は巣から落ちたスズメのヒナを保護したことがあります。
    見上げると木はかなり高く巣を見つけても入れてやれそうもない。
    箱にいれて育てることにしました。
    でも翌朝、箱の底で硬くなっているいるヒナをみつけました。
    野生のヒナを人間が育てるのは難しいそうです。
    わかっていても手の中にいた暖かさを思い出すと・・ですね。

  3. ロビンと言うのは卵もキレイですが親鳥もきれいな色ですね。
    うちは3年前にベランダのエアコンの室外機の後ろにセキレイが巣を作りまして
    ヒナが孵ったのですが私が当初、巣の存在を知らなくてエアコンを指導してしまい死なせた事があります。「こんなとこに巣を作るなー」と思いました。

    昨年はまた同じ場所に巣を作りにきたので、仕方なく梅雨で蒸し暑いけどエアコン無しで我慢しました。そして7月になってからようやく5羽が巣立って行きました。
    毎日、親鳥は卵が孵ったあとも長い期間、ヒナの体温保持のために上に乗って温め続けているもんなんですね。おかげで私は暑くて暑くて死にそうでした。早く巣だって欲しかったですよ。
    今年もセキレイの夫婦がやってきましたが、さすがにエアコンつけられないのが我慢できないのでお断りして入れないようにしました。

    きっとそのロビンのヒナ、まだ巣立ちじゃないのに落ちてきたのかも知れませんね。(カッコーに落とされたとか)だとしたら温めて無ければ自力で生きられなかったかも。

  4. 私もイスラエルで借りていた家の前に鳩のヒナが佇んでいたのを発見したのですが、親が周りで騒いでいたのでそのままにしておいたら、次の日羽毛が散乱して血が何箇所かに残っていたのを発見しました。

    猫にでも襲われたんだと思いますが、正直巣から落ちたヒナはどうしようも無いですね。 戻しても人の匂いの付いたヒナは親が殺してしまうという話もあるし。

    自分で育てるので無ければ、そのままにしておくのが自然の摂理かと・・・。

    自然の近くに住んでいると、そういった事を良く見る事が多いですね~。

  5. 普段から鳥達の事を愛おしく見ているから、脱落したヒナに気付いてしまったんだと思います。興味を持てば持つ程、見なきゃ良かった事、知らなきゃ良かった事って増えて来ますよね。できれば、この手の経験はしたくないんですけどね・・・。

  6. そんなことがあったのですか。。。
    でも優しい管理人さんの目に留まり、そのヒナはきっと感謝していると思いますよ。
    うちで飼っている野鳥のピーちゃんも言ってます。
    「イタチやタヌキに食べられるのはまっぴらごめんだピー!」と。
    数年前自分の過失でインコを死なせてしまった私。
    昨年山で保護した飛べないピーちゃんを一生お世話することでせめてもの供養になれば…と思っています。
    管理人さんにはまた生まれ変わったヒナを保護するときがきっとやってくるでしょう。

  7. 無事巣立った雛をご覧になってほのぼの気分の後には
    野生の生き物の厳しさを身をもって経験なさってしまいましたね。
    お気持ちお察しします。
    野鳥の雛がこんなふうに巣落ちしているのを見かけても
    手出しはせずにそっとしておくように、と書かれているものを
    読んだことがありますが、実際目の当たりにしたら
    心は大揺れに揺れますね。
    巣落ちの雛に限らず、人間が傷ついた野鳥を回復させ無事野生に
    返すのは専門家がやってもとても難しいとも聞きます。
    手の中で息を引き取られたショックは大きいと思いますが、
    いずれ生き延びられない運命だった可能性もかなり大きいかと…。
    でもやっぱりやるせないですね。

  8. Chieさん,野生のヒナを育てる難しさ,それは僕も真っ先に思いました.巣は見つかりそうもないし,このまま育ててみようかとも.でもそれは無理だと思ったんです.きっとChieさんが経験されたようになっていたことでしょう.とても小さな命でしたが,その灯火が手の中で消えて行くのを見るのは辛かったですね.

  9. ちろこさん,セキレイの雛のために,冷房を我慢されてたんですか.いい話ですねえ.梅雨時にエアコン無しはさぞや辛かったでしょうが,雛たちの成長が見られるのは,ちょっとした体験じゃなかったですか?
    ロビンの雛,このNew Mexicoの土地で一度落ちてしまったら多分もう助からない運命だったと思います.なんとか助けてあげたかったのですが.
    American Robinのオレンジ色の胸,あざやかですね.雛にはあのオレンジが無いんですよ.いつくらいから,色が変わるんだろ.

  10. Mooseさん,人の匂いがついたヒナは親が殺してしまう!驚くような話ですが,さもありなんですね.うちで見つけたヒナも,放置していればコヨーテとかの餌食になっていたでしょうね.でもそれが自然の摂理ですもんね.
    たまに交通事故にあったリスを見かけますが,ちょっとすると死体が消えてしまうんです.あれ,食べられてしまったんでしょうね.

  11. lce2さん,実際の話,Mooseさんのようにそのままにしておいた方が良かったのかもしれません.どの道,助かる可能性は低かったんだと思うんです.
    昨年はロビンの巣が雹でずたずたになりました.自然の小さな厳しさは,あちこちにありますね.

  12. わんこさん,野鳥を保護されておられるでしたよね.名前はピーちゃんなんですか.
    「ひよこじゃ無いっぴー」
    って...それ,なんか違いましたね.
    わんこさん,小鳥がお好きなんですね.きっとそのインコの分まで可愛がってあげてるんでしょうね.僕はオウムを肩に乗せて海賊やるのが夢です.

  13. ポージィさん,今になってみると,そのままそっとしておくのが正しい対処方だったと思います.どうしようも無かったんでしょうね.もちろんもし巣が見つかって,そこに戻せば親鳥が今まで通り育ててくれるという,一縷の望みもあったのですが...
    今でもあの温かさが手の中に残っています.思わず「おい,死ぬな」って声をかけてしまいました.英語じゃないとダメだったのかな.

  14. 私も何度かあります。失敗したこと。ホントに難しい。かなり温めてあげないとダメらしいですね。
    そして、この前は凍死したらしい子ウサギを箱に入れ、お花を詰めて庭の隅に埋めました。しかし数日後…穴は四角く掘り返され、箱の残骸が散乱しておりました。たぶんコヨーテでしょうね。
    リスもアライグマもオポッサムもシカも、身近にいるだけに、無惨な姿を目にすることも多いですね。

  15. うちにも鳥さんの巣があったりして時々小鳥さんたちが落ちてますね。
    でも私たちが見つけるより先にえっちゃんが見つけたら大変な事になってしまうんです。

    ぎゃ~~~ッ゛ 
    えっちゃん! 駄目ぇ~~~って叫んでる私です。

  16. TAMAさん,ご経験ありましたか.野鳥のヒナを育てて自然に戻すのは,本当に難しいんでしょうね.かといって放置するのも残酷な気がします.
    うちもリスなんかのお墓を作ると,野生動物に掘り返されます.匂いで分かるんでしょうね.彼らも生きていくために当然の行動なんでしょうけど.

  17. Joniさん,それ,うちでも同じですよ.バックヤードにゴーファーでも出没しようもんなら,
    「あーっ,クゥ,それだめーーー」
    って.

  18. ☆ 雛のまま生を終えた小鳥たち

    1) 高校一年のとき、 郊外の木造学校建物の天井から授業中にスズメの雛が落ちて来てビックリ
     家に持ち帰って、懸命に世話をしましたがダメでした
    2)築40数年の私家が解体されたとき、瓦屋根から生まれたてのスズメの雛の巣が3個も出て来ました
     7月中旬でした まだ目も開かない、いたいけない雛達で心が締め付けられました
    3)2週間前に家近くの路上に、毛が生えていない一羽のスズメの雛が倒れていました
     そっと手に取って観るとカラスに殺られたようでした 内蔵が一カ所、鋭く突つかれていました

  19. カエルさん,小さな生命が失われる瞬間に出会うのは辛いことですよね.その三つの事件を今でも覚えておられるということは,さぞやショックな出来事だったんでしょうね.
    巣落ちした雛を育てるのは,おそらくとても難しいんでしょう.それでも奇跡を求めて努力することは,決して悪いことじゃないですよね.

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