倉庫に押し込まれた段ボールを整理していると,昔観た映画のチラシが出てきました.Quay兄弟のストップモーションアニメーション Street of Crocodiles.福岡天神の小さな映画館で観て強烈な印象を残し,もう一度観てみたいと長らく願っていたもの.
薄暗く不気味な世界,廃墟,頽廃,その美しさ,そして印象的なチェロの旋律.でもタイトルと作者を忘れてしまい,長年心の片隅にずっと引っかかったまま.
前衛的な映画を主に上映していた小さな映画館で,買い物ついでにふらりと立ち寄って観ていくというスタイル.「なんだこりゃ」な映画が多い中でも,特別に心に残ったものでした.思えば屈折した青春でした,というのはさておき.
タイトルさえ分かれば,便利なネット生活.探してみれば案の定YouTubeにしっかりuploadされています.画質最悪ですけど.それどころか,昨年DVDで発売されてるじゃないですか.視聴者の評価も上々.もっとも,かなりマニアックな人々の評価だと思われます.とりあえずショッピングカートに…って,これもAmazonの罠か.








?!…と画像にドッキリ!
パッと見、ティム・バートン監督&ジョニー・ディップの新しい映画に見えてしまいました。(そちらはストで表彰式がないとか・・・?)面白そう~YouTube見ます!
そろそろ先生が選曲される頃なんですが、もじゃもじゃ…良いですよね♪
『おなら体操』はさすがに厳しいでしょうが。。。♪
クエイ兄弟の「ワニ通り」動画を見ました。
(。-ω-)_θ☆(ノ・⊿・)ノ
確かに頽廃の中の屈折した美しさ。「なんじゃこりゃ!」な場面もありましたが(汗)、胸をえぐるような衝撃がありました。忘れたくてもあとに残る作品ですね。
BGMのチェロは是非ぱぶりーとさんの演奏で聴きたいものです。
屈折したのもちゃんと認められる芸術にたいする寛容が世間的にできてきて嬉しいです。まだまだ私までたどりつきませんけどね、その寛容は。
わんこさんと同じ反応をしました。
この写真を見た瞬間、スウィーニー・ドットが思い浮かびましたよ。
抑えられた色調のせいでしょうね~
LILAさんご紹介のこちらは私は全然知らないのですが、
大事にチラシをとっていらっしゃったこと一つとっても
深い感銘を受けられたことが分かります。
YouTubeにもアップロードされて、DVDも発売されているということは
ファンも大勢いるってことですね。
わんこさん,実はティム・バートン,好きなんです.Nightmare before Christmasとか,Corpse Brideみたいな雰囲気ですが,このワニ通りはストーリらしいストーリは無いので退屈かもしれませんよ.
先生の選曲,はたして何になるでしょうね.
縞猫さん,そういや日本で公開されたときは「大鰐通り」だったかも.薄暗くモノトーンな世界に,突然,内臓を持った時計が出てきてドキっとさせられます.Youtubeの小さな画面ではみづらいので,機会があったら実際の映画を見てみてください.
とくさん,この小さな映画館,いかにも常連っちゅう人が多かったです.ソラリスやった時なんて,満員で椅子に座れず,床に座って観ましたよ.
ポージィさん,Sweeney Todd,まだ観てないんですよ.Santa Feではやってるみたいなんですけど.それにR15指定なので,もしかしたらここでは上映されないかも.
好きだった映画のパンフレットは後生大事に持ってたりしますが,チラシを残してたのは,多分もう一度機会があれば観たいと思ってたんでしょうね.Googleで検索するt,この映画を紹介しているサイトがたくさん見つかります.
貴記事を拙ブログにリンクさせていただきました。
ありがとうございました。
いつか大画面で見たいと思います。
「この小さな映画館」って親孝行通りの地下にあったあの映画館ですか?そこでしたら1度だけ行ったことがあります。福岡を知らない私でしたので(今も変わりませんが。。。)入るのにもの凄く勇気がいりました。下見を何度かしたくらい。マニアックな映画を上映していましたね。懐かしいぃ〜。
縞猫さん,拙記事をご紹介くださり,ありがとうございます.
そちらで思う存分,現代芸術論議をお楽しみくださいませ(スパコーン)
いたずらリスさん,親不孝の地下は,確かシネテリエですよね.あっちもかなりマニアックな映画館ですが,この映画を観たのは西通りのキノという所で,かなり昔に無くなってしまいました.採算合わないんでしょうね.
あの,変な映画ばっかり観てたわけじゃないですよ.誤解を招くかもしれないので,一応.