新しい調律師

いつも頼んでいるピアノ調律師,たまたま休暇で時間が合わなかったため,今回はSanta Feの楽器屋を通じて別の人にお願いしました.週に一度,Los Alamosまで上ってくるそうです.今までの人は,わざわざAlbuquerqueから来てもらっていたので,頼む方も気が楽です.

新しい調律師は,ちょっと年配のおじさん.見た目はカウボーイ.実際,ピアノを弾くイメージとはおよそかけ離れたタイプでした.調律してもらうときにいつも気になるのが,機械を使うかどうかなんですが,このカウボーイ,音叉で真ん中のAを合わせただけで,後は全部耳でやってしまいました.

ちょっと驚いたのがその早さ.音のうなりを聞いただけで,どれくらいピンを回せば良いのかぴたりと分かるようです.かなり年季の入った職人さんのようです.それでも全部調整し終わるまでは小一時間かかりましたので,丁寧にやっているのでしょう.

調律したてのピアノって,音が澄んでいて気持ちが良いものです.でも少しのっぺりした感じになるので,ちょっと狂ってる方が音に厚みがでるのかも.

大抵の調律師の方,仕事が終わるとちょろっと曲を弾いて仕上がりを確認されます.普通はクラシック.でもこのおじさんが弾いたのは,なんとJazz.ジャズで調律するなんて,まさにアメリカ.でもブルース•カントリーだったら,もっと雰囲気出てたと思う.

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22 thoughts on “新しい調律師”

  1. わたしも、調律の人が機械を使うかどうか、気になります。
    使われると、ちょっとがっかりします。
    ウチのピアノもそろそろ調律しなくちゃ…

  2.  何かいい感じのおじさんですよね。
     機会が発達するから皆手に何かをつけることを怠けてしまう場合が多いようでですね。おろし大根とか、にんにくのみじん切りとか、わさびとか、料理も器具が多くなって来て実際包丁を使わなくてもできないことも多いですけど、やはり手でしっかり包丁を持って、すりばちをつかっての料理は味も違いますよね。
     その方はきっとその手を大切にして今までやって来たんでしょうね。流されないその芯の強さとしなやかさ、いいですよね。
     四季がはっきりするというのはいいことですよね。でもまた短いからこそもっと大切に思うのかも知れませんね。また写真楽しみにしてます。
     帰国を考えてちょっとしみじみしてます。来ようと思えば来れるけど、仕事などで関係がなければそう簡単に時間を割ることができないかも知れないですよね。
     管理人さんはそちにずっとおられるんですか?知り合いはNYの証券会社に転職して行きましたけど、結局は韓国に戻ると言ってました。
     私は自然に囲まれて仕事して戻って来てってそう悪くはないと思うのですが。何より愛する人がいればそれでいいですけどね。欲の無さ過ぎですかね。
     UTADA HIKARUの新曲を買いました。彼女の寂しさや気持ちのもろさ、でも強く立ち上がれるPOWERをよく感じ取れます。曲いいです。
     ドビッシュのCDも2枚買いました。月の光は秋の夜、月見するとき最適です。

  3. うちは友人のKlavierbaumeisterに来てもらうんですが、彼は最初Aを機械でとります。そのあとは、耳で。
    二週に一度のお稽古でSteinwayを弾くんですが、弾くたび、欲しいなー、Fazioliもいいけどこっちもいいよなー、って思っています。夢のまた夢。
    オルガン、調律されまして、嬉しいです。オルガンは音が狂っているとほんと、悲しくなっちゃいますよ。

  4. 今にトライコーダーでピコピコとやると調律できるようになるんでしょうね。

  5. カウボーイスタイルでジャズなんて素敵です〜♪ノリが良さそうでリクエストすれば何曲も弾いてくれそうですね。
    我が家の調律師さん、現役ピアニストも兼ねて活動されてます。調律後ノクターンを弾いて頂き母娘感動でした。「急に上手くなった?!」とご近所さんに思われたかも。。。

  6. Jazzで調律というか仕上げを確認するのなら私の好みとしてはEvans辺りでしょうか?
    我家に見える調律師さんは、なかなか美人のお嬢さんです。初めて彼女が我家に見えた時、娘は最初から最後まで約2時間、興味深げに傍で作業を見ていました。あれって結構、力仕事ですよね。あんなに分解して作業をするとは思ってもいませんでした。

  7. 現在お世話になっている調律師さんは、自転車に乗ってやって来るさわやか〜な好青年です。体育会系で調律師には見えませんが、耳を使って丁寧な仕事をします。記憶をたどってみると、うちに来る調律師は耳で仕事をする人ばかりでした。一度、ガイド・ドッグを連れた調律師さんが来たことがあって、彼は音叉さえ使わずに絶対音感で調律していました。仕上がりは上手かったです。

    調律師って大切ですよね。上手い人が調律した後のピアノを弾くと、「これがマジック・タッチというものか〜」と思います。

  8. cembalopianoさん,機械を使わずにやると,職人技を見た気分になりますよね.なんかプロの仕事というか.もっとも出来上がり具合は,さして変わらなかったりするんですが.

  9. Hyunaさん,感だけをたよりに仕事をするのって,プロの仕事っぽくていいですよね.見ているだけで得した気分になります.もちろん,道具をたくさん揃えた上での仕事も,見ているとすごいなと思いますけど.
    今の時代,どこで就職先が見つかるか全く分かりませんね.今,日本にいて,自国に戻り,将来はアメリカかもしれない.選択肢が広がるのは良い事だと思いますが,外国に根ざして生活するなら,外国人であることを意識せざるを得ません.それに耐えられずに帰国してしまう人もいますよ.
    「月の光」,僕も好きな曲です.中学生の頃初めて聴き,それ以来のドビュッシーファンです.

  10. nyf1403さん,Steinway,ちょっと弾かさせてもらったことがありますが,表現の多彩さに驚きました.ちょっとしたタッチの差に凄く敏感で,弾いていて怖いほどでした.こんなのが家にあったら,何時間でもぶっとおしで弾いてしまいそうです.
    オルガンも調律するんですね.って,楽器なんだからあたりまえか.でもなんか感動です.パイプオルガンの調律,手間がかかりそうですね.

  11. わんこさん,まさに何曲でも弾いていきそうなおやじさんでした.鍵盤に乗せた指のぶっといこと.
    調律師さん,一曲まるごと弾かれていったんですか.それは大サービス.
    あれ?調律の後にノクターンって,某音楽マンガに出てきたような...

  12. Sallyさん,まあJazzっつうか,ちゃんとした曲じゃなくて,ありがちなコード進行にちょこっと旋律入れただけっぽかったです.
    カウボーイがピアノ弾きに来るよりは,美人のお嬢さんの方がいいですよね.で,仕上げにショパンのノクターン...って話じゃなかったですね.

  13. Yukiさん,色んな調律師がいるもんですね.体育会系ですか.ピアノのメインテナンスってたまにアクションを外したりしますけど,あれ,重たいんですよね.体力要りそうです.
    絶対音感だけでやる調律師は,今まで一度も会ったことありません.昨日のカウボーイは音叉使ってたので,多分A=442Hzで調律したんだと思います.学生の頃はあの微妙な周波数の差が聞き取れたはずなんですが,いまじゃさっぱり.

    ピアノのコンディション,調律師によって変わりますね.残念ながら超カントリーサイドなここでは,きらりと光る調律師に出会えそうもなく,きちんと調律してもらうのがやっとです.

  14. 我が家にはよく喋り、よく笑うおっちゃんが来てくれますよ〜。
    めちゃめちゃ気が合います!!
    バンバン弦を切る為しょっちゅうお会いしていましたが、最近弦が切れない為調律も放置です。
    やはり高い音が狂いやすいので、生徒を指導している際にずっこける程の狂った音を鳴らしてしまった時には、「頼む・・・突っ込まないでくれ・・・」とビクビクしますが、生徒はそんなこと何とも思ってないみたいですねぇ。
    ビクビクする前に早く調律してもらいますわ。。。それで、フォーレを弾きたい♪

  15. Mimi☆Kiraさんもバンバン切るですか.きみーさん並みの怪力ですか.って,切れないから調律しないのは,なんか違う.
    高い音と低音は少々狂ってても気づきにくいので,大丈夫でしょ.ピアノだけをしてると,音程の狂いに気付きにくいですね.そういう意味では,弦楽器を一緒に習うのが良いと思います.
    フォーレって,絶対音感狂ってたと思うんですよ.あの和音は普通無いでしょう.

  16. ドビュッシーファンですか?!私もです。なかなかドビュッシーファンが見つからなくて、妙に嬉しいです。
     そうですよね、日本人になろうと頑張りすぎてちょっと疲れた時期もありました。私は外国人ですとしっかり自分でも認識してなっかたです。最初うまくて日本に住んでるから日本人にならないとしんどい思いました。その無理が今出たような感じです。
     就職は簡単ではなさそうです。韓国はまだ男性、女性差別が激しいですし、色々と苦労は伴うと思います。見つからないうちは近所でバイトでもしながらこれからのことを考えます。歳とった親のすねをかじるわけにはいかないですよね。
     親といっても母一人ですけど、先生をやってましてもう来年は退職です。
     彼女に豊かな生活を保障するとかは別にしてもせめて心配させないように、できるだけ明るく、はきはきと働きます。
     で、趣味で歌詞を書いてますけど、UTADAのFoozay Musicに送ってみようと思ってます。歌詞を買いますと言われたら一応小銭は入りますよね。
     来年は厄年だそうで、緊張してます。けど、頑張ります。
     管理人さんのメッセージ大きな励ましになります。
     何よりドビュッシーファンだということ、嬉しいです。

  17. 訂正:最初うまくて日本に住んでるから日本人にならないとしんどい思いました。
       −>最初うまく行かなくて、日本に住んでるから日本人らしくならないと精神的にしんどくなると思いました。
    です。^^
    安部総理辞任表明です。
    もっとしたたかな人じゃないと総理は務まらないですよね。
    残念です、でも逆に新しいチャンスかも知れません。
    私も安部総理もガッツです。^^

  18. 私のような怪力の方がいらっしゃったのですね(^o^)
    ・・・って怪力ちゃいますよ(-_-メ)
    弦が切れるのはタイミングとかでしょう。モーツァルトの弱いところでも切れたことありますもん(@_@)

    私のピアノを長く見て下さっている調律師のおじさんは絶対音感で調律していますね。何も言わなくても私が最も弾き易いように調律してくれます。よく弦を切るので、何も言わずに普通より1番手太い弦を張ってくださっています。
    それでも切る私って・・・???

  19. Hyunaさん,確かに日本は,アメリカほど外国人にとって住みやすい国では無いでしょうね.アメリカに住むアジア人でも,アメリカ人らしくなろうと無意識に努力している人はいるようですよ.逆に自分の国の習慣を全く曲げずにやり通す人たちもいます.両極端にいるのは,疲れると思うんですよね.何事もほどほどにやるのが,外国で生活するコツなんじゃないでしょうか.
    就職,難しいように見えても案外何かあるかもしれませんよ.理由は,親を心配させないように明るく働こうという前向きな考え方.そういうのって,物事をまじめに考えて生きている証拠です.

  20. きみーさん....こっそり書いてたのに,読んでしまいましたね,怪力説.Mozartの弱い所でも切れたのは,きっとその前のffで既に切れる直前だったのでしょう.
    何も言わずに分かってくれる調律師の方っていいですね.まるで散髪に言って「いつものように」で終わってしまうような.で,太めの弦ですら切ってるきみーさんって,やっぱり怪力だと思われます.

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