太鼓煎餅

二日前の記事の写真に写っていたピーナッツ入りの煎餅,太鼓煎餅という名前です.美味しいので,似たような商品は沢山あるんだと思いますが,これは正真正銘,七尾製菓の太鼓煎餅.本社は福岡の隣町,北九州にあり,まさかNew Mexicoでお会いできるとは夢にも思っていませんでした.

福岡で住んでいたアパートのすぐ近くにあった,小さなタバコ屋.昔よく見かけた,おばあちゃんがいつも一人座っているような店です.なんせ「こらっ!鉄矢」のお膝元ですもんねぇ.

タバコは吸わないので,この店にはとんと縁が無かったのですが,いつも気になっていた事があります.それは店の前に時々出ている「われせん,あります」の張り紙.

ハリセンなら知ってます(バキッ).でもワレセンってなんや?

気になって気になって,夜も眠れなくなり,ついに意を決しておばあちゃんに尋ねました.「われせんって,なん?」

おばあちゃんが出してきたものは,割れた煎餅.そう割れ煎です… orz.

おそらく製造途中で割れてしまって売り物にならなくなった煎餅を,安く売っているんでしょう.製造元とか一切書いていない透明ビニール袋入り.賞味期限すら書いてませんが,すぐに売り切れてしまうほどの人気.割れているとは言え,味はそのまんま太鼓煎餅です.

もちろん七尾製菓から流れてきたものかどうかなんて分かりません.単に類似品にご注意をの類かもしれません.それはともかく.超お買い得なので,張り紙が出ていると,つい買ってしまうようになりました.

そのタバコ屋さんですが,コンビニと自販機に負けたのか,いつしかシャッターは閉じたままになり,われせんとも疎遠になってしまいました.Albuquerqueのスーパーでこの太鼓煎餅を見つけたとき,咄嗟に口を出た言葉が「あっ,われせん」.割れてないんですけどね,これは.

美味しい煎餅との再会とともに,あのおばあちゃんのことをふと思い出しました.

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「太鼓煎餅」への6件のフィードバック

  1. わぁ、懐かしい思い出とセットになった太鼓煎餅なんですね。
    スーパーで見つけられたとき、思わず「われせん」と口をついて出たのも
    すかさずカゴに入れられただろうことも無理もないですね。
    「われせん」! はいはい、私の地元にもありましたよ。
    太鼓煎餅の割れたのじゃなくて、醤油味のふつーのお煎餅の割れたのでしたけど。
    大きな袋に入っていて、黒い太文字で「われせん」と印刷されていました。
    子供のときにおやつによく食べていました〜。
    太鼓煎餅の「われせん」お安く食べられたなんて、いいですねー。
    やっぱ出所ははっきりしないと言えども、地元ならではの特権だったのかも。

  2. 割れせん大好き〜!以前働いていた会社で、パートさんがよく、割れせんの詰め合わせを買って持ってきてくれました。安くていろいろな味のおせんべいが食べられるからお得感いっぱいですよね!福岡とおせんべいといえば、私はもち吉を思い出します。

  3. 楽貧まこさん,ぬれ煎餅ってちょっと柔らかい煎餅ですよね.食べたことありますよ.煎餅って,アメリカで入手困難品の一つですよね.

  4. ポージィさん,そう,懐かしい煎餅だったんです.もうすかさずカゴに入れてしまいましたよ.おまけに,帰りの車の中で開けて食べてしまいました.
    われせんって,普通の名前だったんですね.割れた煎餅を安く卸すのはよくあることなんでしょうね.もったいないし.僕は醤油味の煎餅も大好きです.

  5. Sanaeさん,詰め合わせになってるのはお買い得ですね.割れてたって,味は変わりませんもんね.
    もち吉って,餅と言う割には売ってるものは煎餅と米なんですよね.不思議です.米はその場で精米してくれるので,時々買ってました.でも煎餅は人から貰う以外は,自分で買うことは無かったですね.

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