昼食時,車で自宅に戻る途中,ぽかぽかと暖かかったので窓全開で走ってました.今日の気温は高いなと,温度計を見たら3℃.うーむ,プラスではあるんだが...
Sateliteが受信できなかった数日間,久しぶりにWagnerの Der Ring Des Nibelungen「ニーベルングの指輪」のDVDを引っ張り出してきました.仕事中,何かBGMが欲しくなるときは,こういう大作が便利.次の選曲に悩む必要もないし.でもオペラはあまり好きじゃないんですよね.
さて「神々の黄昏」の最終場面,Siegfriedが倒れ,葬送行進曲.
この曲を聞くたびに思い出すのが,昭和64年のこと.そう,昭和64年は一週間しかありませんでした.その昭和最後の日,偶然用事があって福岡天神に出ると,どこもかしこも照明が落とされ,聞こえてくるBGMは葬送行進曲.
Classic音楽には葬送行進曲が沢山あります.一番有名なのはChopinのピアノソナタ.Beethovenのソナタにも葬送行進曲があります.その他,交響曲「英雄」の二楽章,Mendelssohnの無言歌や夏の夜の夢,Mahlerの交響曲のどれもこれも.こういう音楽が粛々と流れる繁華街,なんとも不思議な光景です.葬送行進曲全集というCDでもあるんでしょうか(誰が買うんだ?).
暗くて悲しくあるべき葬送行進曲ですが,その中でもダントツにカッコいいのが,この「神々の黄昏」に出てくるSiegfriedのもの,いわゆる「ジークフリートの葬送行進曲」.この曲を昭和天皇崩御の際に聞いた時は,かなりの違和感を感じました.これ,最初は暗く始まりますが,基本的にそんなに悲しい曲じゃないですよ.
福岡の繁華街は葬送行進曲をBGMに流したんですか。
やっぱ「神々の黄昏」いや人間宣言されたんですし・・・
雅楽の葬送曲は駄目だったんですかね(あるのか?)
しかし仕事のBGMにもワーグナーは選ばないです私。
なんとも粋な福岡繁華街(爆)!!
想像しただけでも、足取りが重くなりますなぁ。。。
私は自分のお葬式にはフォーレのレクイエムのアニュスディをお願いしています。(誰に・・・!?)
Chieさん,雅楽を演奏すると,どうしても正月気分になってしまうと思われます.あの葬送行進曲に気付いた人は少なかったかもしれませんね.普通は繁華街のBGMなんて気にしないし.
仕事のBGM,ほんっとに曲選びが面倒なときは,バッハのマタイ受難曲とか聴いてます.これ,かなり落ち込みますよ.
Mimi☆Kiraさん,あれ,思うんですが,その日のために音楽を準備してたんじゃないかなーって.あんまり押し付けがましいのは嫌です.
フォーレはいいですね.うんうん,心安らぎます.あの曲,合唱練習用のためのピアノ伴奏譜があるんですが,独奏するのもいいですよ.生前に録音しておいて,お葬式に使いますか?
詳しくないクラッシックですが
葬送曲って元気になるような曲が多いって思うのは私だけかしらね。
でも何か怖い映画に使われそうな感じも受けちゃうなぁ~
Joniさん,それはある意味,すばらしい感性かも.でも葬送曲の中にはヒロイックに盛り上がるものがありますね.あるいはショパンの葬送行進曲,例の有名な部分が終わって中間部になると,ノクターンのような叙情曲が出てきたり.