南仏の旅,その2

Aix-en-Provenceを観光したのはほんの数時間.再びレンタカーを北へと走らせました.普通ならハイウェイを30分走って到着する距離なんですが,なぜかここの道路は一方通行が多くて分かりにくい.標識も見辛い所にあったりして,結局Aixの町から外に出るだけで30分かかってしまいました.

行く先は日本とITER建設を巡って誘致合戦を繰り広げた町,Cadarache.町と書きましたが,はたして町と言えるのか….とにかく判断はこの写真を見てから.


写真だけ見せたら,「南仏なんて言っておいて,実は九州に帰ってたんだろ」と言われそうな田舎です.べつに何も無い方向を狙って撮影したわけではなく,あたり一帯がこういう風景.

困ったのが日曜の夕食で,まさかこんなに何も無いところだとは想像だにせず,近くのレストランにでも行って食事しようなんて思っていたのが大間違い.結局,再び車を30分ほど走らせ,近郊の温泉保養の町まで行ってなんとか晩飯にありつけました.


ここで泊まったのは,なんとシャトーですよ,「しゃとー」.

古い石造りのシャトーは,中世の建造らしく,城というよりは要塞です.内部が宿泊施設と会議場に改造されていますが,そこかしこから数百年の歴史の香りが立ち上ってきます.

泊まった部屋はというと…実は写真を撮るほどでもないもので,田舎の民宿といったところ.ちょっと寒々しい.テレビは付いてますが,3つくらいしかチャンネルが無い!もっとも宿泊費はたったの58Euroなので我慢.

日曜以外は夕食も出ます.車が無いと餓死するような所なので.メニューはいわゆるmenu,フレンチ定食で選択の余地無し.でもワインも出てくる本格的な物.夜は飯を食う以外にはする事も無いので,友人らとシャトーのレストランで飲んだくれてました(また飲んだくれですか,のつっこみ禁止).


シャトーのはずれの高台には,古いチャペルが建っています.残念ながら内部を見る事はできませんでしたが,おそらくは中世の建造物でしょう.

夜中の10時頃,こっそりとこのチャペルまで来てひっそりとフルートの練習をしてました.どうせあたりには家なんて無いんだし,誰も聞いていないだろうと思って.

ところが暇人は何処にでも居るもんで,10時過ぎだというのに夕食後散歩をしていたイギリス人にしっかり目撃されてしまいました.

ちなみに古い教会の前で笛を吹くのはかなり恐いです.なんだか変な霊どもを召喚しそう.ホテルの部屋に戻るとき,後ろから付いて来てたかも.

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4 thoughts on “南仏の旅,その2”

  1. 南仏にも温泉があるのですね〜。ますます九州みたい?!定食の中身が気になる食い気のわたしです。

  2. 硫黄によるセラピーのような所だと誰かが言ってました.九州にもそんな所がありますね.定食の中身は,本日エントリー分でご堪能ください.

  3. 古いチャペルの前でフルートの練習だなんて・・・勇気ありますねっ!
    しかも夜ーっ?!
    怖がりなので絶対に近づけませんわ〜
    目撃したイギリス人はある意味勇者かも……。(笑)

  4. MINさん,どうやらアメリカまで連れて帰ってしまったみたいで,最近,夜中に突然「パキッ」とかいう物音が聞こえるんですよ...
    もしかすると土着の霊と毎晩戦っているのかもしれません.
    そういえば,最近フルートが異様に重たく感じるんですが,祟られてしまったんでしょうか.

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