Los Alamos Concert Associationという所が、年数回、町中でコンサートを開きます。 3月にはPRAZAK QUARTET、そして今月は、五嶋みどりのリサイタル。とても人口2万人足らずの町としては思えないほどのレベルの高さです。しかも入場料はたったの3000円程、しかもしかも子供は無料です。
五嶋みどりと言えば、かつて天才少女と呼ばれ、今でも世界の第一線で活躍されいるヴァイオリニスト。そんな名手の演奏を地元高校の講堂で聴けるなんて、このコサート協会に本当に感謝…って、いいのかな、講堂で?
このコンサートシリーズ、大体一人かあるいは友人と行くのですが、今回は家族全員で行くことに。問題は始まりが夜8時で、子供達が起きていられるかということ。彼らの就寝時間は8時半です。
7時半に会場に行ってみると、すでに行列ができています。こんなの、このコンサートシリーズで見たことありません。最後部に並んであたりを見回すと、前方20mに友人の姿。娘を派遣して席の確保を依頼。
満員だったものの、友人の尽力で前方の席を押さえることができました。前方も前方、最前列です。この友人の奥さんは「ステージの楽譜が読めますよ」とおっしゃってましたが、さすがにそこまで目は良くないです。
演奏家まですぐの距離での音楽会、感動ものでした。でも膝に乗せた6歳の息子は夜更かしできず、結局寝てしまいます。みどりさん、ごめんなさい。立ち上がって拍手したくても、こいつが邪魔でできなかったんですよ。
ところで、プログラムとかの名前は全部 Midori になってます。名字は出さないんですかね、イチローみたいに。
会場で後の席に座っていたおじさんが、
「みどりッテ、ドウイウ意味?」
と聞いてきたので、
「ソレハぐりーんッテイウ意味ダ」
と答えたところ、このオヤジ、自分の奥さんに、
「みどりハ、どりーむトイウ意味ダソウダ」
と説明。言ってねーよ、そんなこと。








ブログ開始ですか.しかも自前.さすがです.
それにしても最前列でMidoriとは.うらやましい限りで.彼女の独特の雰囲気すごく好きです.こっちは大都会に近いので探せばよいコンサートあるはずなので近いうちに行きたいですね.
LiLA管理人さま、はじめまして。私のブログへいらっしゃってくださって、ありがとうございました。
MIDORI・・私も数年前に聴きました。あの細い腕で、とよくよく見ると、筋肉がすっげ〜。
彼女は日本では名字つきですよね。ヨーロッパでもMIDORIです。なんでだろ。
管理人さんこんにちは。以前ちょっとメールさせていただいたコロラド在住のものです。
地元で五嶋みどりのコンサートが聞けるなんて・・・・。デンバーにも来ないのに。
彼女の(欧米での?)正式名を苗字抜きのMidoriにしたという話を
随分前に聞いたことがあります。あと、彼女は普段クラシックを聞ける
機会の少ない地方の子供たちを支援する演奏活動を
積極的にしているんですよね。子供は無料のコンサートを高校の講堂で
やるというのは、彼女にとってはその一環なのかも。
でも年に数回そのレベルのコンサートが開かれているってことは、ロスアラモスって
文化的には「地方」とも言えなさそうですな。
> hsさん
いやぁ、なんでも思い通りにできないと、気が済まないたちなんで。。。
まだカスタマイズ中です。そのうち、そっちにトラックバックできるようにします。
Midoriさんのコンサートスケジュールを公式ページで見てたんですけど、
昨日はフロリダ、次はアリゾナ、とすごいです。ちなみに今日はサラトガですよ。
>nyf1403さん
懐かしい南西ドイツの話を見つけられてラッキーでした。東の方でautobahnが
交差するあたりというと。。ふむふむ。
hiroさん、お久しぶり。web siteがあるのを知りませんでした。
この町にもヴァイオリンやピアノを習っている子供はたくさん居るので、
プロの音楽を子供達に聴かせてあげるというのは、良い経験ですね。
星の数程の小さな町の中からここが選ばれたのは、幸運としか言いようがありません。
少なくともサイエンスに関しては「地方」では無いので、ある意味文化も
その環境に付いてくるのかも。