Seattleの本屋で見つけたピアノ譜.Simon Jeffes率いるPenguin Cafe Orchestra (PCO) はもともとはギターを中心とした小編成アンサンブルです.なんだかよく分からないのですが,PCOの曲から8曲選んでそれをバレエ用に編曲し,さらにそれらをピアノソロに編曲したもののようです.
曲はミニマル系環境系.E.Satieの家具の音楽を「いーじぃりすにんぐ」っぽくしたもの,という感じか.とにかく同じパターンを延々延々延々と繰り返しますので,ピアノのような単音色の楽器で弾き続けていると「まだ終わらないのー」という非難めいた声が聞こえてきます.
不思議なのは,こういう単調な繰り返しの音楽がはたしてバレエ音楽として成り立つのかということ.楽譜に書かれた解説によれば,実際にLondonのCovent Gardenで1988年に上演されているようです.いったいどんな振り付けだったのか興味あります.DVDとか出てればいいんですけどね.ざっと調べた限りではCDしかないようです.
真剣に聴くような音楽ではなくて,夜遅く仕事から戻って来て,棚のウィスキーをグラスに注ぎ,CDのスイッチを入れると自然と流れ出してくるような音楽.なによりもPenguin Cafeという名前が秀逸です.もしバーとかカフェを自分で経営するなら,是非この名前をパクりたい.とりあえずその前段階として,酒瓶の入ったキャビネットの周り半径1mを,Penguin Cafeと呼ぶことにしよう.今度Santa Feに行ったら,マスコットになるペンギンを買ってきます.








Penguin Cafe Orchestra って誰が考えた名前なんでしょうねぇ。。。
どう考えてもペンギンってのとカフェってのが繋がらないですよね(笑)
繰り返しの多いやつって本当に困りますよね〜。
客席からも「早く終われや!」ってのが聞こえてきそうですが、結構弾いている本人も思ってたりしますし(失笑)
このところ、タイミングが悪かったのか、
コチラへ伺おうとするとき、いつも繫がらなくて…
久し振りにクリックしてパッと繫がりましたよ。気持ちいぃ!
往復12時間の道中にたったの3時間の会議ですか。
お疲れ様でした〜
でも、そんな中でもしっかり楽譜チェックをしていらしたんですね。
「Penguin Cafe Orchestra 」って、ネーミングの由来は
見当がつきませんが、でもちょっとユーモラスで
可愛い響きでいいですね。
単調に繰り返される曲につけられたバレエの振り付けって
どんなのか興味が有りますね。踊りも単調だったら
観客のお目めに幕が下りることは必至のような気がしますが…
Mimi☆Kiraさん,ペンギンカフェっておもしろい名前でしょ.考えたのはSimon Jeffesだと思います.
そうそう,繰り返しが多い曲を聴かされると,まだ終わらんのかいなと思ってしまいます.
あ,Schubert …
ポージィさん,ご迷惑をおかけしております.先日大嵐があって,その後なんだか不安定になってしまったんですよね.でももう大丈夫だと思います.まったく今年はこんなんばっかりで嫌になります.
会議が3時間で終わってしまい,飛行機まで時間があったので,ワシントン大学の付近をウロウロしてました.ちょっと学生街みたいな雰囲気でしたよ.あたりまえですけど.
こういう曲の振り付けって難しいでしょうね.そもそもストーリーもなさそうな音楽だし.この楽譜の表示のペンギン君が,そのときの衣装だそうです.かわいいでしょ.
はじめまして。昔の日記に突然失礼します。
Penguin Cafe Orchestraの楽譜を探し続け、ないんじゃないかと思っていたところ、このblogをみました。
シアトルで買った、とのことですが日本では出版されていないのでしょうか、、?
こんな個人的な事を通りすがりに尋ねてしまいすみません、、
Shuさん,初めまして.これはピアノ譜ですが,オケ譜も探せばあるかもしれませんね.出版社はEdition Peters (http://www.edition-peters.com)なので,日本で売られてるとしても輸入譜になると思います.一応ISBN番号を書いておくと,
ISBN 0-9542720-0-5
で,2002年出版となっています.少なくともPetersのwebサイトでは,まだ売られているようです.あと,上の番号で検索すると,国立音大図書館が...
ありがとうございます!結局Edition Petersで買う事にしました。
送料が、、、、、ですが。
けどこれで念願の楽譜が、と思い我慢。繰り返しに屈せず弾いてみたいと思います、、
ではでは、失礼しました。本当にありがとうございました!
どういたしまして!お役に立ててよかったです.到着が待ち遠しいですね.