
先週末より少しずつ雨が降り始め,ようやくトレイル散歩が解禁となりました。日曜午後,久しぶりにメサの上の岩場を歩いてみました。

かなり柔らかい堆積岩。カルデラの外輪山に広がった岩が侵食され,こんな不思議な形を見せています。

ゴツゴツ岩が小さな山になったところ。ちょっと怖いけれど,ここをよじ登ります。その向こう側はまた平らな台地。遠くSanta Feの山々を望む。

背後にはPajaritoの山々。あちらから次第に雲が広がってきています。雨になる前に早々撤退。
それにしてもこのトレイル,昨晩雨が降ったはずなのに,その痕跡は全くありません。またたく間に染み込んだのか,谷へと流れてしまったのか。午後の雨が降るのをここで眺めているのもおもしろいかも。谷に降りなければ,水に溺れることもないでしょう。
中学の地理で習った微かに記憶に残るワジみたいなものですかね。最初は人も流されるくらいの流れなのがあっという間に水がなくなってしまうという。そちら方面ではアロヨと呼ばれてるみたいですね。
missssyさん,ワジ,そういう呼び名ありましたね。涸れ川は山の下の平野部にはあちこちあります。飛行機で空の上からみると,葉脈のように広がってますよ。ここのキャニオンの底は,ちょろちょろと雪解け水が流れてたりするので,まあ普通の小川でしょうか。
かなり柔らかそうな岩に見えますが、人が乗って歩くのは
大丈夫なんですね。
それにしても、ほんとに雨が降ったのかしら?な、乾きよう。
ここまで痕跡無しだと、一気に谷底へと流れ下る分もあるで
しょうけれど、大半はあっという間に吸い込まれて、表面に
わずかに残ったものも、これまたあっという間に蒸発して
しまうのかしらと思えます。
はるか地下には水を通しにくい地層もあって、地下水が流れて
いて、どこかから滝になって流れ出ているとか?
ポージィさん,歩いてると少しずつ削れていくようで,次第に階段のようになった部分もありますよ。地下に染み込んでどこからか湧き出すというような感じでもないようです。この岩が地下ずーっと続いてるみたいなので。やっぱり一気に谷へ流れ込むんでしょうね。そのままリオ・グランデへ流れ,やがてメキシコへ。