増えたラウンドアバウト

Roundabout,所謂ロータリー交差点ですが,この単語はアメリカに来て初めて知りました。今ではラウンドアバウトとちゃんとカタカナ変換してくれるようですね。ということは日本でもそう呼ばれるようになってきたのか。日本じゃ殆ど見かけませんけど。

なにか正式な日本語名があるのかと調べてみたら,環状交差点らしい。

以前からLos Alamosにひとつありましたが,あまり縁の無い場所だったので滅多に使いません。それが最近,町のかなり交通量の多い幹線にできたのです。

その通りに左折で出る場合,僕はよく信号機のあるところまで遠回りしてました。こんな田舎でも通勤時は車が途切れなくなるので。それが新しいラウンドアバウトのおかげで,流れが一瞬途切れたところに割り込めるので楽です。

でもそれは車側の事情。普段のジョギング時にこのラウンドアバウトのある交差点で道路反対側に渡るのですが,それが怖い。横断歩道は付いていますので,僕が横切ってるときは車は止まるはず。でもたまに歩行者お構いなしに突っ込んでくる車がちらほら。そのうち事故が起こるんじゃないかと思うんですが,そもそも歩行者少ないのでいいのかな。

6 thoughts on “増えたラウンドアバウト”

  1. これねー、この辺りも増えています。行政側のメリットは信号機がいらない、ですかね。それなりのサイズならいいのですが、普通の交差点を無理やりらんだばうとにすると、事故多発となります。相手の動きを予測する時間がないので。それから、冬は直進でもカーブを曲がることになりますのでスピンアウト、事故、というケースも増えます。高速の出口がこれになって、下の道は流れが切れない幹線道路、そうなると出れない車が高速の本線に何キロも渋滞します。いいこと一つもありません。まあでも、このあたりにはミシガンターンとか、ミシガンレフトと呼ばれるさらにむくつけげなものも存在します。

    1. missssyさん,アメリカ国内でも増えてるんですか。ヨーロッパではよく見かけるんですけどね。4方向STOPは住宅地ではよくありますが,こちらはそれなりの交通量のところなので,絶対に事故ありますよね。何と言っても一番やばいのは,交通ルールがよくわかって無い人々が運転してることでしょうか。どっちが優先なのか,全く考えてない人が大勢おりますもん。

  2. ラウンドアバウト 環状交差点 っていうんですね。
    ずーっと前に海外旅行した時一度お目にかかったほか、
    何かのTV番組でも見たことがありますが、日本では
    いちども遭遇していなくて、構造がパッと頭に浮かびません~
    実は100ヶ所以上あるようですが。
    実のところ安全面や渋滞緩和ではメリットの方が大きい
    のでしょうか。あちら立てればこちら立たぬ、になって
    いないと良いんですけど。
    うちの近くにある、ごく普通の、信号機付き横断歩道2ヶ所
    ほどでは、赤信号無視(気付かず)して突っ込んでくる車が
    ちょくちょくあるので、青信号になっても用心して渡って
    いますし、大きな交差点でも、右左折して横断歩道上を
    突っ切っていく車が、横断歩道を渡っている歩行者にお構い
    なく突っ込んでくることがあるため、こちらも用心して
    渡っています~ おっかないです。

    1. ポージィさん,直線したいだけでも,ラウンドアバウトがあると一旦減速して中を半周しないといけないので,スピード制限の効果はあるっぽいです。実際イタリアで大量のラウンドアバウトに遭遇しました。日本だと歩行者の立場が弱いですもんね。僕も帰国したときは,注意して横断歩道を渡っております。車のみならず,自転車が突っ込んでくることもありますし。とくに例の食品宅配サービス。

  3. パリの凱旋門を取り巻く巨大ラウンドアバウト(仏語ではrond-pointと言うみたいですが)、慣れないドライバーが彷徨いこんだら怖くて二度と脱出できないブラックホールとして有名ですよね。本物のブラックホールもガスが回転しながら流れ込んでいくので似たようなものかも。あちこちにブラックホールが出現しているようなので、宇宙の終わりも近そうです。

    1. Hiroさん,あの巨大るぽんは,下手に入ると内周部へと押し込まれて絶対に抜けられないそうです。そのうち凱旋門地下トンネルからホワイトホールへと抜ける道ができるのかもしれません。フランスでは美しいラウンドアバウト投票ってのがあるそうですよ。

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