画面の真っ赤な英単語たち

昔の英作文,文章をちょっと書いたらスペルチェックの繰り返しでした。パソコン画面上でどんなにじっとりと綴を確認しても,必ずどっか間違いがあります。困るのはweekとweakみたいなどっちも正しいもの。これはAIでもなければ間違い検出できません。

それが今じゃ,文章を書きながら同時にスペルチェックしてくれます。某ソフトの,勝手に間違い認定して勝手に書き直すやつは本当に頭にきますが,普通は「これ違うんじゃないの?こうじゃないの?」と赤線引っ張ってくれる程度。重宝しています。

先日のこと。フランス人が書いた英文をオンライン共有し,さて僕が手を入れようとして驚きました。

全画面が真っ赤

ほぼ全ての単語にスペル間違いの赤線が表示されています。少々間違ってるなら修正してから共有するようなもんですが,流石に全部間違いってのは見たことありません。じ〜っと画面を見つめて,変なことに気づきました。

フランスの町の名前は赤くない

こりゃアレだ,言語環境がフランス語になってる。設定を探し出し,言語をEnglish(USA)に変更したら,霧が晴れたたのように赤が消えました。それにしてもよくまあこんなので作業してたなと呆れます。

6 thoughts on “画面の真っ赤な英単語たち”

  1. たまに何かの加減で自分の書いた文章がフランス語やドイツ語と認識されて画面が真っ赤になることがあります。どこをどういじれば治るのかよくわかってないんですけどね。そちらの場合はフランス語環境で英語辞書で作業したファイルを英語のパソコンが、こりゃフランス語だ、と勝手に解釈したんだと思います。それはさておき、ここ数ヶ月くらいのOSのアップグレードで日本語のプロセッサが前世紀並みの頭の悪さに逆戻りした感じです。漢字とかでてくるのがよく使う順じゃなくておそらくJISコード順かなにかで、そして全然学習しません。設定がうまくいっていないのかな。全く、あのひあのときあの場所であったように、お会いしましょうと結ぶメールを必ずお愛しましょうと変換した漢字トーク、ことえりの世界です。

    1. missssyさん,この場合は元の文章を書き出したのがフランス語設定のパソコンだったからだと思うのですが,よくまああの状態で作文してたもんです。日本語入力でしたら,Google日本語入力が強力ですよ。悪名高いことえり健忘症のトラブルもありません。ちょっと変なネットスラングが出がちなのがちょっと困りますが,誰彼構わずに愛を語ることもなくなると思います。

  2. そのフランスの方が、英文書くときとフランス語書くときでスペルチェック設定をいちいち変えるのが面倒くさくて、頑なにフランス語環境のままで作業してたんですかね。統一するなら外国語のほうがスペルミスしやすいので英語仕様の設定にするほうが理にはかなってますけど、母国語の文章が赤線だらけになるのはそれはそれで煩わしそうです。
    まあ、そもそも何も気にしていなかった可能性も大ですが、フランス人の場合。

    1. Hiroさん,いや面倒くさいとかそんなんじゃなくて,単に何も考えてなかった可能性大です。あっちではよくあることです。よくまああの赤線状態で作業してたもんだと感心しますが,もしかしたら罫線なのかなこれ,くらい思ってたのかもしれません。あっちではよくあることです。

  3. そのダメ出しするのは誰(何)なんですか?
    例えば日本語環境で日本語口語文をいま書いたら、
    間違ってないはずなのにSNS言葉のせいで赤が入ると思えます。
    自分をふりかえっても相当ひどいです。
    でも、正しい文章を話し言葉にすると気分が出ない。
    「こわーっ」が「恐い」だとリズムが違うって言うか。
    すっかり悪に染まってしまいました。
    てへっ ←赤

    1. Chieさん,最近ではダメ出ししてくれるのはAIですかねえ。少々の今どき言葉だったら対応してると思うのですが,正しい日本とと認識されるまでまだ時間がかかるのかも。しらんけど。てへぺろ

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